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第39話「公園でびう!」

切れ芸公爵夫人ルイミア、今日は赤ちゃん連れて公園でびう!そして今日も戦う。


公爵様系転生系聖女系…な気もするコメディーです。超短編。

心からくだらなくても微笑んでいただける方、脱力にめげない方、お時間ありましたらぜひ。

 そろそろ、公園でびうを考えねばならん。まだろくに遊べないけど顔見せだな~。


マルセルちゃんが公園でお友達に恵まれますように。



 しかし、仮にもアタシは公爵夫人


しかも、美貌で名高い…んんんん…まぁいいか。


しっかりと振舞わねば、マキアス様のお顔に泥をぬってしまう。


頑張れ、アタシ。


ーーーーーーーーーー


 さて、公爵家に一番近い公園はここかー。


公爵家が広いから結構遠いなぁ。


どれどれ、ひつじ公園。へむへむ。水場、スナバ、ジャングルジム。すべり台、シーソー。


一通り揃ってるな。良し!行ってみよう!



 「…なんか、イキの良いのが来たぜエ。」赤毛パーマの女が言った。青い服の赤ちゃんを抱いている。


「おう、公園の使い方をレクチャーしてやっか。あれ、アイツどっかで見たような…。」背の高い、青い髪の女が言った。ピンクの服の赤ちゃんを抱いている。


「こんにちは!初めまして。ルイミアと申します。この公園には初めて来るの。皆さま、宜しくね。色々教えてくださいね。きらーん。」


アタシは、マルセルをあやしながら笑顔で言った。ふ、決まったぜ。



 「はい、マルセルもご挨拶して~。」


「あ!アンタは誹謗で有名な公爵夫人ルイミア!」


「美貌だコラァ!」


「随分と着飾ってキレイキレイしてるじゃん?」


「泡ソープか!」


「くくっ!<泡ソープ>だなんて!泡とソープでカブってんじゃん?それじゃ石鹸石鹸じゃん?」


「しま……泡はバブルだコラァ!」


「ふ、そう言うことにしてあげる…。公園デビュー?どれどれ、アタシがまず礼儀を教えてやるわ。」(赤髪のひと


「むか。何でエラそうなの?」


「偉そうって、ププ、古。こう言うの、カウント取るって言うのよ。」


「レスラーだったか…。」


「ちがた…。」


「だろうな…いつもの事だ。」


「マウンド取るのよ…。」


「球児が泣くぞ。」


「と、とにかく!まずは、この公園の主、ヒツジ様に挨拶なさい。」


公園の中央には、まるっこいヒツジの像が在った。


「なんでかしらホホホホ?」(怒


「え、アタシしたし…」


「ホントだったー!?」



 まぁいいや、無視無視。マルセルちゃん遊ばせてあげよ。どれにすっかな。


滑り台か…いやまだ早い。スナバ…洗うの大変だな…まぁいっか。それともシーソーを押さえて…。



 「ちょっと待ちなさいよ。0歳児は、まずはそこのスタバから」


「なんで注文が先!」


「特別にシーツ―でも良いわ。」


「シーツ―可愛いからな!」


「は!?アンタ何そのネックレスとか首輪とか!」


「指輪だコラァ。」


「そ、それはマナーとしてどうなの!」


ギク!まずかった?


「そんなアクセ付けて!子供が転売したらどうすんお!」


「怖れるのはそこか!?」


「ま!しかも貴女ヒールじゃないの!?」


ギク!まずかった?


「…さすが悪役!」


「ほっとけ!」



 赤毛の人、もう一人のママを呼ぶ。


「ちょっと、キャミ―さん!この新人やばい~!」


キャミーさんと呼ばれた青い髪のママが来た。


あたしの前に立つ。結構背が高い。アタシと同じくらい。


火花が散る。



 「…アンタ、砂場に行くときにはルールが在んのよ。」


「なんだと?」


「…ツルハシ有るんでしょうね!?」


「何を破壊するん!」


「他の砂場グッズ!バケツ!フォークみたいヤツ!スコップ!ズゴ●ク!」


「水陸両用だと!」


「はぁ?アナタに水陸両用の何が判るの!?」


「犯人が言い返す時のセリフ来たー!」


「で!?誰が半魚人ですって!」


「ぎょぴー!」


「く!ここで聖女パワー使うとは!!」


「使ってねえよ!」


「…むうう、アナタ、新人の癖にやるわね…」


「元悪役令嬢としては引けねえなぁ!」



 「なら、最期の勝負よ。赤ちゃん対決よ。ウチのリリカルちゃんはハッキリ言ってカワイイのよ。勝てるかしら。」


「そう言う勝負はお断りだナ。マルセルちゃんもそっちもカワイイでイイじゃん。」


「…言うわね…ち。乗るかと思ったけどその通りね。認めてやるわ。」


「ふ。」


「まぁそれはそうとして、リリカルちゃん、お友達に挨拶なさい。ハイ。」



 まぁ、そう言うことならイイか。


意外とこういう時、赤ちゃん同士は楽しそうにしてたりするし。


「ハイ、マルセルちゃん。ご挨拶。ニコだよ。」


じーーーー。にこ。


じーーー。にこにこ。


ぽっ



 あ、リリカルちゃん照れてる!


「な!その子は一体何者!赤ちゃんモデルのリリカルちゃんをデレさせるとは!?」


「何者って、うちの子のマルセルちゃんだよ。かわいいだろ。」


「くっ!!カワイイ!!お、覚えてろー!」



 何だろう。2人組は去って行った。


と、入れ替わりで数人のママさんたちが。


あ、初めまして~!


公爵夫人!?こちらの公園へ!?私達よく来るんですよ!


あらカワイイお子様!仲良くしてね!


「よく来る?あれ?さっきの2人組は?」


「え?さっきの人達?初めて見ましたけど~」



 …ヤロー。お前らもデビューだったんじゃねえか!


まぁいい。今度来たら、歓迎してやる。ママ同士は仲良くだからな!


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