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第28話 「がらがら、ポン!」

切れ芸ルイミア、今回の敵?はガラポン!引け!辛福!


公爵様系?超短編コメディーです。最近聖女系の要素が強くなってきました。すごくお時間のある方、くだらなくても許せる方、ぜひ。第28話(意外と続く)

第28話 「がらがら、ポン!」



バザールが来てるのですよ。

てかこの国は良くデカい市が開かれるなぁ。


「いっぱい買っちゃったね、マキアス様~」

「ああ、珍しいものが多かったしなぁ。」

マキアス様のカバンもパンパン。

侍女たちの荷物もいっぱい。


そして。

買うたびに貰った福引券補助券がけっこう貯まった!


行くぜ、運試し!


ーーーーーーーー

てわけで、バザーの端っこ、福引コーナーだ!

うあ、けっこうみんな引きに来てるのね!よし!頑張ろう!


<つかめ辛福!運ダメし!ワクワク、福引コーナー!>

1等=金 常夏<バカンす島>でバカん巣!やっぱ旅行じゃん?(2名1組、7日間) 

     どこまでも飛べ!熱気球放り出しツアー(4名1組、目的地不明)

     どちらか1つ。

2等=銀 男も女も大チャンス?玉の輿狙っちゃう?

     お城の舞踏会、無料参加券(協賛:城)

3等=赤 奥様大喜び!干し肉500kg(協賛:冒険者ギルド)

4等=青 心までホット! サウナ無料券5枚(協賛:温泉協会)

5等=黄 BOXティッシュ やわらかセレブ羊皮紙 1箱

6等=白 ハズレ。スカ。己を呪え。 慰めの言葉1回。


「ルイミア…」

「ハイ。」

「やめる?」

「1等しか意味ねえ…ですわね」

「1等も、<バカん巣>って絶対、カップルに恨みしか無いような」

「ん!?よく見ると幸じゃなくて辛!うは~!漢字書かせてえ~!」

「3等の干し肉も何の肉だかわからんな…」

「よく見ると4等だけマトモですわねー」

「じゃぁ、1等と4等狙ってみるか?キミの方が運良さそうだ。任せたぞルイミア!」


「よし!行きまーす!」


「お、引きますかいネェサン!?おお!何と8回も引けちゃうぜ!?」

「おらぁ!アタシの運を見ろ!」

ガラガラガラ…ぽん。


「ハイ!白!ハズレー! <あんたじゃ、そんなモンじゃね?>」

「ムカつく―!待てコラ!慰めの言葉って書いてあったぞ!?」

「今のがそうに決まってんじゃねえか…悔しかったら当ててみな…クックック…」

「てめこの!見てろよー!おりゃああ!」


ガラガラガラ…ぽん。

「やっぱ白!ハズレ―!<普段からいい気になってるからじゃね?>ハイ次どうぞ!」

「きぃぃぃぃ!」

ガラガラガラ…ポン!

「白~!<いや、もう前世で悪いことしたでしょ?>ハイ次行ってみよう!」


「うがぁああ***!」

「ハイ、またまたまた白!<居るんだわ~自分は報われると思ってる奴> ハイ、次~!」


「わーん、マキアス様ぁ!くやしいいい~!!」

「ルイミア!たかがハズレ続きで何だ。オレが居るだろう。ルイミア…」

「ま、マキアスさまぁん…」


「早よ引けや!バカップルがぁ!いやもう、アンタらの為にあるような1等!当ててみればぁ!?うひひ!」


「気を取り直して!みろお!無いけど聖女パワー!!」

!? 不思議と何かが舞い降りて来たような気がする!

なんだろう!竜の気配!幸運のドラゴンの覇気…!(な気がする)


「…!? 何故だ!? 青! 4等だ! 何故だ、1枚しかごにょごにょ…」

「今何ツったぁコラァ~!?」

「いえ~?4等あたりい!サウナ券どうぞー!」


「おおお!白以外当たった人が居るぞ!」

「おお~!ルイミア様だ!」

「さ、さすが聖女様~!」


「おい!どんだけブラックだこの福引い!?」

「ち、タダもんじゃねえとは思ったが!まさか噂の聖女様とはな!」

「むう、有名になってしまった…」

「誤字だらけでアホな美人で有名だぜ…」

「それアタシちゃうからー!」

「くす……」(まきあす

くすじゃねえ夫よ!


「次を引くぜ!」

「来やがれ聖女ぉぉー!」

ガラガラ…ぽんっ


「な!?赤だと!ま。マジか!1個…げふげふ…アタリいいい!」

「ふっ。」

「ほ、干し肉500kgだ持ってけ!」

「ほい。皆っさん。分けてもってってー!(何か判らんし)」

うわー!どどど!ありがとう聖女サマー!!


「オヤジ、次、ポンだ…!」

「き、来やがれラスト2回だ!」

ガラガラ…ぽん!

「うっわあああ!うそだろう!銀だ!?あり得ない!あり得ないー!」

「ふ、あんた背中が…」

「スケスケてる?やだ~。」

「違う!オヤジのセクシーは要らん!」


「ち!ダンパ券だ持ってけ!」

「要らん!そこのお嬢さんあげる!」

「きゃー!やったー!!」(おぜうさん


「次、ポンだ…。」

「だから!ポンで何じゃい!?」

「ガラポンの略だ…ふ…。」

「初めて聞いたよ!」

「カン!!」

「回すだ!アホ聖女!」


ぴかー!光を放つ!ガラポン!

竜の覇気! 色々な意味で竜の覇気―!


ころころころ…


金!!


「ツモだ…。終わったナ。」

「す、すごいぞルイミア―!!」

「ま、負けたぁ、哭きの聖女…。1等は、アンタのモンだ。どっちにする?」


「マキアス様ん、どっちにする?」

「バカの巣だな…」

「やめろ。」


「ん~、でも、お腹大きいもん水着きれないもん。」

「何を言っている。それでもキミは美しいに決まっている。」

「まきあすうう」

「るいみあ…」

「ハイ、バカの巣、1組様、御案なーい!」

「うるせー!!」



とは言え、券には有効期限がしばらくあったので。

赤ちゃんが生まれてから、行くことになったのだった。

自費足して、2人1組に赤ちゃん、侍女たちもGOだ!


まだちょい先だけどなー!!


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