第27話 「お名前選考会」
公爵夫人、切れ芸ルイミア様、今日は子供の名前の選考会。
超短編、公爵様系コメディーです、勿論くだらないのでご容赦を。お時間のある方、脱力好きな方、ぜひ。
第27話 「お名前選考会」
いえーい!
第一回、赤ちゃん名前選考会!
「メガロドンは?」
「パス!」
「マーカス様、マキアス様だから、<マ>から行ってみよう!」
さて、5人の侍女とアタシ、マキアス様で名前選考会スタート!
「ハイ! <マー君!>」
「君抜くと、<マー>じゃん?」
「ハイ! <マッキー!>」
「極細?」
「ハイ!<マるコメ!>」
「今日もいい味でてるう!」
「マるちゃん!」
「焼き弁!?」
「マルだイ」
「ハム?」
「てかアンタら!食いもん離れろ?」
「<マイ●ル!>」
「ふぉー!」
「<マッスルMAN!>」
「GO FIGHT?」
「<マイル!>」
「溜めとけ?」
「<まじんがー!>」
「ずええええっと!」
「<マイ・スイート!>」
「ハニー!」
「<マイコプラズマ!>」
「肺炎!?」
「やめろおおおお!すでに連想ゲームだからやめろおお!」
「さらに子供に病気の名前付けんな!」
「何で、マルシェとか!マルシアとか!マリアンとか!ステキ名前出て来ないのー!?」
「えー。おもろない。」
「人の子の名前で遊ぶんじゃありません。」
「メガロドン…」
「パス。」
「わかりました。そろそろまじめにやりましょう。」
「ルイミア様。マキアス様。それぞれ単語を書いて下さい。意外と、繋ぐと名前っぽいのです。小説の名前考えるのに私よくやってます。」
書いてんだ。へえ。
「私とミランダでやってみますねー。せーの。」
「レッド」「キング!」
「怪獣じゃねえかああ!」
「しかも、<マ>使って無いし!」
「じゃぁもっかい。せ~の!」
「マシュー!」「子!」
「摩周湖か!!」
「マックス!」「ばりゅうう!」
「大手キター!?」
「ボツ!そのやりかたボツ!!」
「えー。じゃあ、公募で。」
「公募!? この国の住人だと絶対アホなのしか来ないよ? パンダの名前で<ンまい棒>とか付けるレべるよ?」
「ダメだったら、該当なしで、参加賞。」
「うーん、それならいいか? どう? マキアス様ん?」
「う~ん。まぁ試しにやってみよう。」
「よーし!じゃぁ、城下の皆さんにお知らせを出して~!参加賞付き!」
―――――――――
…さて、意外と沢山来たな…。
「くーねる ちゃん」
「絶対、食う・寝るだな?」
「婚約破棄 ちゃん 」
「なぜ不幸予告?」
「ンまい棒ちゃん」
「予想通りかよ!!」
「控えさせていただく ちゃん」
「捕まれ。」
「1万PV記念 ちゃん」
「ハイ盛りすぎ~!約半分でーす!」
「我が生姜ウニ一片の悔い無し ちゃん」
「名セリフ誤字るな!」
「あ、裏に正しいのが…わが生涯に一片の意味なし!」
「悪化しとる!」
「7辛が限界 ちゃん」
「こっちが限界じゃー!!誰か真面目に考えてええ!!」
「あのー。ルイミア様?」
「なに~?」
「最初に、ご自分で マルシェ、マルシア、マリアン、って候補叫んでましたよね?」
「……は!!」
「まぁ、女の子の場合でしょうけど~。」
「うひゃ~!そうかも~!」
と、その時。
皆で楽しく話していた大きな部屋の暖炉に。
「うわあああああ~!」
という叫びと共に、黒装束の男が落ちて来た。
どすーん。 モクモク煙。火は入ってなかったけど、立ち上る灰。
「うがあ、いってえ!」
キラン。
一瞬で武器を向けられ、取り囲まれる泥棒さん。?
ん?何?うち、狙われる月間?
しかし、ココには超武闘派の侍女5人。達人から剣を教わった公爵マキアス様。
「くっ!夜まで煙突で粘ろうと思ったが…筋トレが足りなかったぜ…!」
「その努力他に向けろや!で、アンタは?」
「ドロボーです。」
まぁだろうな!
ドロボーは、ポケットからティッシュを取り出すと、鶴を折って見せた。
「…今は、これが精一杯。」
「その器用さも他で活かせコラァ!」
と、言うところで、ドロボーは改めて、自分に6方向から武器が向けられているのを見た。
「ち、ここまでか。…斬れ」
あぐらをかいて座るドロボーを見て、みんなピーン!と来た!
一斉に叫んだ!
「クラリス―!」
「クラリス―!」
「クラリス―!」
「クラリス―!」
「クラリス―!」
「父つぁんー!」
「なんで父つぁん出てくんだコラァー!?」
「だって最後のセリフ好きなんだもん!」
「わかるけどパス!」
と、盛り上がっていたら、ドロボーがコソコソ逃げ始めた。
一瞬で、ドロボーをロープで巻く侍女軍団。
「な、なんだこいつらー!こ、公爵邸に潜ったら、とんでもない奴らに会ってしまった~!どうしよう!」
「素直に捕まっとけコラァー!」
さて、こうして公爵家には再びまったりした時間が帰って来た。
クラリスちゃんか~。
女の子だったら決まりかな~? てへ~。




