第二話
とてつもない気持ち悪さにしゃがみこんでいると、なんと彼女の身体はドロドロと溶けだし人型のゼリーみたいになった!「え?え!?ちょっとどうなってるの?誰か助けて」そういっている間にも彼女の身体は変化していった。まずテニスでスポーツ焼けしている健康的な小麦色の肌は徐々に汚い黄ばんだ色になり、つぎに小さく可愛かった足がどんどんとむくんでいきすべすべだった太ももも二倍近く膨張し、シミまでも出てきた。そして股間にはまたもやあれがムクムクと出て、腹がたるみワキ毛がはえ肩幅もひろくなっていく。あごは二重あごになり顔全体でかく醜く姿を変えて最後にさらさらのショートヘアーがばさばさの整ってない髪になったかと思うとその姿はまるで明日香の制服を着ている敬志にしか見えなくなっていた!「はぁ、はぁ、気持ち悪かった、なんだったの一体!?・・・え?声がおかしい!?男みたい・・・きゃあ!!?」そういって明日香は鏡を見るとそこにいるのはもう敬志そのものだった!!「い、嫌・・・河原君になってるどうして?」明日香はどうしていいかわからず泣きそうになりその場で立ち尽くす、その時トイレに誰か入ってきた。やだ、どうしよ!あわてて見つからないように個室に隠れた。「聞いた〜?河原の奴昨日明日香に告白しようとしたらしいよ。」え? 「マジで!?で?どうなったの?」「う〜ん、なんか失敗したらしいよ、まぁ私ならあんなキモい奴すぐにでもふっちゃうけど」「あはは〜いえてる〜見た感じオタクだよね〜」何言ってるの?河原君が私の事を好き?嘘・・・まさかあの時の話って・・・・・・!!