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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

百合ゴリラの百合短編集

おねえちゃんといっしょ

作者: 百合ゴリラ

 百合です。誰がなんと言おうと!

 あとついでにゾンビでグロいです。

 百合かグロ苦手な人はブラウザバックしてね。

 付けっ放しにしているテレビからニュース番組の音が流れている。最近広がりつつあるウイルスの話だろう。

 最近はどこのチャンネルをつけてもこのニュースばかりだ。ホント嫌になる。

 中学校から帰った私は荷物を玄関に置くと、冷蔵庫から買い溜めしている近所のスーパーのお肉(二九八円)を取り出して、それをそのままお皿の上に乗せた。

 塩も胡椒も何もかけず、買ったままの状態の真っ赤なお肉。

 私はそれを持って二階へ上がる。

 階段を上っていくと、床をドンドンっと叩く音、壁をガリガリ引っ掻く音。騒音とも呼べる音が鳴り響く。

 周りを畑と田んぼに囲まれたこの一軒家でなければすぐにでも苦情が来るだろう。

 私は騒音の出所である部屋の前に立つとコンコンっとノックした。


「お姉ちゃん入るよ」


 返事を待たずドアを開ける。

 ツーンとした、物が腐っているような匂いが私の鼻を刺激した。

 あぁ、お姉ちゃん。また身体に虫が(たか)ってるよ。

 クーラーを限界まで稼働させてヒンヤリとしたその部屋の奥。

 ベッドに手錠で繋がれた私のお姉ちゃん。

 身体は一部が黒く変色し、眼から生気が抜けている。壁を引っ掻いたせいなのか指先がボロボロになっていた。そんなお姉ちゃんの身体の周りを小蝿が(たか)っている。

 それが鬱陶しいのか壁に手を叩きつけたり、言葉になってない呻き声を漏らす。


「お姉ちゃんただいま。これご飯」


 そう言いながら私はお姉ちゃんの前にお肉の乗ったお皿を置く。

 お姉ちゃんはそれに気づくと「あぁ……ぐぁ……」と声を漏らしながら手錠で拘束されてない方の手でお肉を掴む。

 それをゆったりと自らの口に近づけ、噛みちぎる。噛みちぎる、噛みちぎる、飲み込む、食いちぎる、咀嚼する。

 あっという間にそれを食べ干す。

 空腹が解消されたのかお姉ちゃんの目に生気が戻る。


「…………む……つき? わ、たし……」

「お姉ちゃん、ただいま。今日は何もなかった? トイレは大丈夫? もっとお肉いるなら買ってくるよ。あっ、今日はお姉ちゃんのお友達から学校のプリント貰ってきたからここに置いとくね」


 ベッドの横にある質素な丸型の机の上に私はプリントを置く。

 いつかまたお姉ちゃんが学校に行く時に必要になるだろうから分かりやすいところに置いておかなくちゃね。

 あっ、買ってきた小蝿取りもここに置いとこーっと。


「……む、つき。ごめ……んっね」

「大丈夫だよ、お姉ちゃん。きっと治るって」


 最近流行っているウイルス。

 感染すると映画や小説に出てくる『ある』生き物みたいになることからこう呼ばれる。

 『Zウイルス』。

 ゾンビのように身体が朽ちて行き、精神が狂い始める。

 南米の方で発見されたこのウイルスは緩やかに世界中に拡散されている。

 そしてこのウイルスにかかった人間は世界保健機関の職員に連れて行かれる。そして人知れず焼却処分されるという噂だ。


 もしお姉ちゃんがそのウイルスにかかってることがバレたらお姉ちゃんは殺されてしまう。そんなのは絶対に嫌だ。


「お姉ちゃんは私が守るよ」


 もう何度目になるかわからない決意を私は口にした。



   ■■■



 お姉ちゃんがウイルスに感染したのは五日前。

 隣町まで遊びに行ってきたお姉ちゃんは何かの動物に噛まれたのか足にガーゼを貼っていた。お姉ちゃんは特に痛そうなそぶりもなく平然としていたので、私は何ともないだろうと思っていた

 しかし、その次の日にはお姉ちゃんは高い熱をだし学校を休んだ。この時は傷口からバイキンが入ったのかもしれないと思い、朝に一緒に病院に行った。その後お姉ちゃんを家で寝かせて、私はいつも通り中学校へ登校。

 放課後、熱で休んだお姉ちゃんが気になって私は中学校から急いで帰宅することにした。帰り道にスーパーに寄って今晩のおかずと、お姉ちゃんのためのゼリーを買って行った。

 そして私が家に帰り着き、玄関のドアを開けると。


 お姉ちゃんは気が狂ったように暴れていた。そこには温厚で優しいいつものお姉ちゃんの姿はなかった。

 けもの。

 そう例えるのがふさわしい姿だった。

 お姉ちゃんは私を見つけると、獲物を見つけた肉食獣のように迫ってきた。

 何がなんだかわからない私は一歩も動けないまま押し倒された。

 お姉ちゃんの綺麗な黒髪が私の顔に少しかかる。ふわっとしたお姉ちゃんの匂いが鼻腔をくすぐる。

 お姉ちゃんが口を開き、私の首筋に噛みつこうとする。犬歯がチクリと食い込む。

 しかしそれ以上の痛みはなかった。

 お姉ちゃんはプルプルと体を震わせ、静止していた。「ぁあ……うぁ……」と声にならない呻き声を漏らしながら体を離していく。

 お姉ちゃんは私の腰の位置に乗ったまま口を押さえて涙を流し始めた。


「む、つき……逃げ、てぇ」


 小さな声だったが、その言葉はしっかりと私の耳に届いた。

 私はこの時に理解してしまった。

 お姉ちゃんが例のウイルスに感染してしまったことに。

 私は手に持っていたレジ袋から今晩の夕食にするはずだったお肉(二九八円)を取り出しお姉ちゃんの顔にぶつけた。


 ウイルス感染者は空腹になると精神が狂い出す。対処方法は生肉を食べさせる。今日のツイッターのタイムラインで流し見したツイートだが、私はそれを思い出したのだ。


 お姉ちゃんが肉を咀嚼するしていることが発泡トレー越しに私の手に伝わる。

 何分そうしていただろうか。

 長い時間夢中になってトレーを押し付けていた私の腕をお姉ちゃんが掴む。

 ビクッとしたが、トレーが取れていつも通りの優しいお姉ちゃんの顔が見えてホッとする。


「睦月、保健所に連絡して」

「! やだっ! お姉ちゃんが連れて行かれちゃう」


 大好きなお姉ちゃんが連れて行かれる。

 嫌だ嫌だ嫌だ。

 大好きなお姉ちゃんが殺される。

 嫌だ嫌だ嫌だ。


「言う通りにして睦月。私は睦月を傷つけたくない。迷惑かけたくない。さっき睦月を襲った時、私は睦月のことなんて思ったと思う! …………美味しそう……よ。私は可愛い妹を、大好きな妹をただのご馳走にしか見えなかったのよ! 私は睦月を食べたくない! だから早くっ!」


 大粒の涙を流し、顔を俯かせお姉ちゃんは叫ぶ。悲痛な叫び。私への愛情が感じられる言葉一つ一つ。私のことが大切なんだってわかる。お姉ちゃんも私が好きなんだって。

 私もお姉ちゃんが好き。

 だからお姉ちゃんの言うことは聞きたくない。


「お姉ちゃんは私が守るよ」


 この時、私は初めてその決意を口にした。



   ■■■



 二階の奥の部屋。

 元々は私の部屋だった場所にお姉ちゃんを閉じ込めた。おもちゃの手錠でベッドに固定し、保険で片方の足もタオルで縛る。

 ネットで調べるとウイルスに感染した人は腐敗が進むと書いてあったので少しでもそれを送らせるためにクーラーを最低温度まで下げる。


「睦月……こ、れは……」


 お姉ちゃんはまた正気を失い始めていた。

 空腹が満たされたほんの少しの間だけ正気に戻るようだ。

 とはいえまだ会話できる。


「大丈夫だよ、お姉ちゃん。私に全部任せてよ」


 私はお姉ちゃんに満面の笑みを浮かべる。

 私がお姉ちゃんを守る。

 保健所だか世界保健機関だか知らないけど、絶対にお姉ちゃんは渡さない。


 それから私は情報収集を開始した。

 とは言っても中学生の私にはテレビやネットなどメディアを通した情報しか手に入れられない。友達や親戚に相談するなどもってのほかだ。絶対にお姉ちゃんの事を通報されるに決まってる。

 お姉ちゃんの高校にはインフルエンザを引いたことにして長期的に休んでも怪しまれないようにした。それでも二、三週間が限度だろう。

 私はいつも通り学校に行く。

 お姉ちゃんの面倒を見れないのはもどかしいけど、姉妹揃って家に引きこもっていると親戚が心配して家に来かねない。

 学校にいる間はいつもお姉ちゃんのことを考えていた。家で一人で大丈夫かな。ベッドに固定してるから暇じゃないかな。トイレは……今日はオムツ買って帰ろっと。

 お昼休みには毎日家に帰りお姉ちゃんの様子を見る。一度委員会の仕事でお昼休みに帰れなかった日は酷かった。

 夕方に急いで帰宅すると、空腹で気が狂ったお姉ちゃんはベッドの上で暴れていた。呻き声や叫び声も家の外まで聞こえてきた。ホント田舎でよかった。


 お姉ちゃんに触れてお世話できるのは食事を取った後のほんの少しの時間だけ。

 その間は理性が戻っているので、襲われることはない。それでも身体はうまく動かせないのか、着替えさせて体を拭くのは私の仕事。

 お姉ちゃんの身体は日に日に朽ちていく。

 3日目くらいからは腐敗臭が強くなり、匂いが鼻につくようになってきた。それでもお姉ちゃんの匂いだと思えばいくらでも我慢できる。


 そんな生活が一週間続いた。

 私はお姉ちゃんを治すために色々な方法を試した。ネットやニュースの情報はデマが多いが、それでも藁にもすがる思いで実行に移す。市販の薬を混ぜたモノを飲ませてみたり、熱いお湯で体を拭いた後に氷で冷やしてみたり。

 しかしそれらは全て無駄に終わる。

 そして私がそんな無駄な努力をしているうちにお姉ちゃんの容体はどんどん深刻なものとなっていった。

 ご飯を食べさせても理性がしっかり戻ることはほとんどなくなり、うっすらと言葉を紡ぐ程度しか出来なくなった。

 気性も荒くなり、もう服を交換することすらままならない。


 お姉ちゃん……私どうしたらいいの。

 私は一人で悩みを抱え込んでしまっていた。

 誰にも相談できない、一人で解決することもできない。お姉ちゃんの手入れに夢中で自分の手入れがおろそかになり栗色の髪はボサボサにはねている。過度なストレスから私はろくに食べ物が喉を通らなくなる。

 そして今日私は学校を休んでしまった。無断欠席だ。学校は休んでもお姉ちゃんのお世話はしっかりやる。何度も噛みつかれそうになった。何度も蹴られ叩かれ突き飛ばされた。

 それでも私はお姉ちゃんの側にいる。

 お姉ちゃんのことが好きなんだもん。



「…………ぁあ、むぢゅき」


 ■■日目。

 久しぶりにお姉ちゃんの声を聞いた。

 久しぶりに聞いたその声は掠れていて私以外が聞いてもお姉ちゃんの声とは気づかないと思う。


「えへへ、お姉ちゃんおはよ」


 久しぶりのお姉ちゃんとの会話。

 私ちゃんと笑っているかな。


「……むぢゅ、ぎ。もう……いい、から……」

「どうして? 私まだ元気だよ。私はお姉ちゃんを助けるためならなんだってするよ。だから私に任せてお姉ちゃんはここで待ってるだけでいいからね」


 お姉ちゃんの体からは虫が湧いていた。左手は肩のあたりから骨が露出している。誰が見ても、もうどうしようもないことが分かる。


 だから何。


 私はお姉ちゃんを助けるんだ。

 助けて見せるんだ。


「……むぢゅぎ。いだ……いの……。ぎも、ぢわるい……の。…………ころして」

「えぇなんで? 私大好きなお姉ちゃんを殺したくたいもん。まだ大丈夫だって。わかった、お姉ちゃんは今ちょっと気分が落ち込んでるからそんなこと言ってるんでしょ。ダメだよー、前向きに生きなくちゃ」


 妹に殺してって言うなんてダメなお姉ちゃんだなー。早くなんとかしないと。

 お姉ちゃんの精神がイカれちゃったら治っても昔みたいにおしゃべりできないもんね。



 私は久しぶりにネットを立ち上げる。

 最近ウイルスについての情報に触れてなかったから新鮮な情報がいっぱいだ。

 なんか東京がパニックになってたり、世界中でウイルスが蔓延してるらしいけどそんなものどうでもいいよ。お姉ちゃんを治す方法さえ見つかればいい。


 しばらくニュースサイトを探して回っても良い情報はなかったから、ツイッターやまとめサイトを見て回る。そこで私はある記事を見つけた。ウイルスを治すとある方法についての記事だった。画期的で信憑性も高そうだ。アハっ。


 さっそく私は実行に移す。

 いや、その前にちゃんと身体くらいは綺麗にしとかないとね。お姉ちゃんも汚いのは嫌だろうしー。


 何日ぶりかのシャワーを浴びる。

 何故かお湯が出なかったけど、まぁ夏も近づいてきて暑いし冷たい方がいいや。そう言えばエアコンも止まっちゃったんだよね。そのせいで虫が発生しやすくなったからお姉ちゃんもあんな感じになっちゃったし。電気代とガス代が口座から落とされてないのかなあ?


 シャンプーで髪を洗う。

 美容院にも行ってないから髪が随分伸びてしまった。肩の上くらいまでのショートカットだった私の栗毛の髪は、今は肩より少し下くらいまで伸びていた。むぅ、自分で髪は切れないし髪はこのままでいいや。

 身体を洗うついでにムダ毛も処理する。だいぶ手入れしてなかったから大変だよぉ。



「うん、微妙!」


 お風呂から上がった私は姿見の前に立った。鏡には私の身体が映っている。一糸まとわぬ自分の貧相な身体。もうちょっと成長したらお姉ちゃんみたいになれたのだろうか。

 私はそのままの姿で二階へ上がる。

 お姉ちゃん、今いくよ。

 軽い足取りで私はお姉ちゃんの所へ行く。


「ぁああ! うぅう……」


 さっきまで理性のあったお姉ちゃんはそこにはもういなかった。お姉ちゃんはベッドの上でひたすら暴れている。あーぁ、おもちゃの手錠壊れそうだよ。

 でもまあ、お姉ちゃんの理性ない方がいいよね。たぶんまともなお姉ちゃんだと


 私のこと食べてくれないし。


 私が見つけたウイルスを治す方法。

 『肉親を患者に食べさせる』

 私がお姉ちゃんに食べられればお姉ちゃんは元に戻る! 見つけた人はすごいよ。

 私はゆっくりとお姉ちゃんに近づく。

 衣服をまとってない私の身体はいつも食べているお肉(二九八円)より美味しそうでしょ、お姉ちゃん。

 お姉ちゃんは私を襲おうと、身体を前へ動かそうとするが手錠が邪魔してこっちへ来れない。

 あはっ、そんな焦らなくてもいいよお姉ちゃん。今そっち行くからね。

 一歩、また一歩。

 お姉ちゃんが手の届く所まで私は近づいた。

 グッと二の腕を掴まれベッドに押し倒される。

 お姉ちゃんは私に馬乗りになり身動きを取れなくする。口元から長く成長した犬歯が除き見えた。

 あはっ、私は今からお姉ちゃんに食べられるんだね。しかし……。

 ポタッポタッ。

 何故かお姉ちゃんの眼からは涙が流れていた。まるで私を食べるのを拒否してるみたいに。嫌だなぁ、そんなの。


「お姉ちゃん、早く食べて♥」


 私はお姉ちゃんの首元に抱きつく。

 お姉ちゃんの鼻に私の匂いが充満したと思う。どう、新鮮な生きたお肉の匂いだよお姉ちゃん。


 ――――ッ!


 首元を噛まれた。

 激痛が走る。お姉ちゃんに噛まれた。

 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……気持ちい気持ちい気持ちい気持ちい。

 私! 今! お姉ちゃんに食べられてる!

 ベッドに叩きつけられ、私は姉によって咀嚼される。噛みちぎられる。


 途中から痛みは感じなかった。

 ただ、お姉ちゃんに食べられる幸福感だけがあった。

 意識が薄れ視界が暗転し始める。


 最後にお姉ちゃんと目があった。

 お姉ちゃんは泣きそうな顔をしていた。






   ■■■





 意識が戻る。

 あれ、私お姉ちゃんに食べられたよね。

 目を開ける。何故か右眼がまったく見え無い。

 見える左眼だけで辺りを見回す。


 お姉ちゃんがいた。


 普通のお姉ちゃんがいた。

 可愛いお姉ちゃん。美しいお姉ちゃん。大好きなお姉ちゃんがこっちを見て微笑んでいた。


「――――――――」


 お姉ちゃんが私に呼びかけた。

 あぁお姉ちゃんと普通に会話できる。

 寝起きの私は喉が少し乾いていて声を出すのが辛かったけど、振り絞ってお姉ちゃんに話しかける。


「ああぁぁあ! ぐうぅう……」


 おもったよりちゃんとしゃべれた。

 おねえちゃんは、にこっとわらってわたしをだきしめてくれた。

 あはは、またおねえちゃんにあまえれるひがくるなんて、ゆめみたいだ。

 ……あれおねえちゃん、ひだりてどうしたの?

 そっか、とれちゃったのか。

 でも、だいじょうぶ。わたしがおねえちゃんのひだりてのぶんがんばるから。

 だから、だからね。



 ずっといっしょにいてね、おねえちゃん。

書いてて睦月がキチガイになっていきました。こんなはずでは。


【登場人物】


《睦月》

妹。名前はこれを書きながらやってた百合ゲーの主人公から。栗毛のショートカットで背は150センチくらい。お姉ちゃんのこと大好きで、子供の頃は本気で結婚したいと思ってた。


《お姉ちゃん》

名前つけてない。黒髪ロングで背は160センチくらい。妹のことは普通に大好き。妹よりはふくよかだけど平均よりは下。

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[一言] 妹が狂ってる点がよかった 姉の自我が崩壊していく過程をもっと読んでみたかった
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