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カトゥオール シアンティフク 11  作者: 双鶴


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13/14

13話

病室の窓から、午後の光が差し込んでいた。

結菜は、目を閉じていたが、湊斗の気配に気づいていた。


「来てくれて、ありがとう」

結菜の声は、風のように細かった。


「君の声を、録音したい」

湊斗が、そっとマイクを差し出した。


「何を話せばいい?」

「君の“今”を、残してほしい」


結菜は、ゆっくりと頷いた。

そして、静かに語り始めた。


「命って、思ってたより柔らかい。

でも、思ってたより強い。

私は、怖くないよ。

だって、あなたたちが、私の中にいるから」


湊斗は、何も言わなかった。

ただ、録音ボタンを押した。

その沈黙が、すべてを語っていた。


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