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無限ストレージ

作者: piqpiqton

趣味の一つとして、日常の一こまを画像で保存しているんです。


画像って知らない間に結構貯まりますよね。

動画なんかもあるから、無料のストレージ容量ではすぐに容量がオーバーしてしまいます。


そう思いながら、友人と会っていたとき

無料ストレージ容量の不足を嘆いていたら

友人が

「無制限のストレージ、欲しいならあげるよ。」

と言ってくれました。


私は、何も考えずに、すぐに

「ほしい!!」

と言ってしまったのです。


すると友人は、

「ほら。これ使って。」


と渡してきたのは、

友人が背中に背負っていた、ボディバッグでした。


「???、これどうするの??」

と聞くと

「それが、無制限ストレージだよ。なんでも、どれだけでも入るから入れてみて。」

と言うんです。


こいつは何を言っているんだと思いながら

内心は

「これって、異世界もののアイテムボックスとか、収納バッグ、とでもいうつもりかな」

と思いながら

宇宙が入ったらおもしろいなぁ。

なんて考えたんです。


そのとたん、

私以外の存在がすべて消えてしまいました。

私の周りには虚無がひろがっているんです。


自分で言っていながらも、この周りの状況をそれ以外、何と表現してよいかわかりません。

ただただ、「無」が広がっているのです。


「ああ、確かにこれは無制限ストレージだな。ついでに、私自身も収納できるのかな。」


そう思ったときに、私の意識は途絶えました。


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