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怪々呪殺  作者: ヨウ
第四章 鎖の崩壊
55/58

55話 狩られる獲物

病院に着いた5人


「遅かったか」


病院に着いた5人

友禅院雷人、陽香、藤原、萩、大門寺は病院の中に入る


「遅れたが騒がしいな」

「ここにも事件があったのか?」

「みたいだな。他の場所か」


医師たちが急いで何かしている様子。


5人は走って見にいくと斬撃で斬られた遺体が廊下に倒れていた。看護師だろうか。痛々しい切り口があった。誰からの攻撃なのかは不明、だが、遠距離からの斬撃なのは分かる。真犯人が殺したのかあるいは別の人が殺したのかはわからない。


分かることは誰かに殺害されたこと。今はその犯人を探し当てる余裕はない。真犯人がやったにしては怪しいので真犯人に何か関係ある人が真犯人に向けて能力を使用したが身代わりにされたってところだろう。


「身代わりか」


萩はそう呟くと陽香は舌打ちする。萩の言葉は陽香と同じ考えだった。身代わりに看護師を使う真犯人。相手は厄介な狡猾さがあると分かる。


「なら、真犯人は別の場所に移動しているわけか」

「行くぞ。陽香」


5人は再び走る


「さて、やるか!」

「俺に作戦がある」

「何?」


雷人は萩を見る。萩は春香を見てとある物が欲しいと答える


「○○○○あるか?」

「は?必要なのか?」


春香は困惑していた。なぜ必要なのかわからないからだ。そして、萩が必要だと考えているならばそれは誰かと協力していることになる。


「必要だ。」


萩の言葉は強く、春香に圧をかける


「分かったぜ。○○○○持ってきてやる」


藤原は首を傾げ、大門寺は無表情になった。萩の作戦に雷人はニヤリと笑った。


______


その頃、安座間は


「くくっ…着いたか」


安座間は自身の屋敷に到着した


「ここに来ると思ったよ」

「!」


いたのは長い銀髪の男の子。目は赤色だった。


「ワッハッハ!天獄で〜す!!」

「妹子天獄…!」


安座間は驚愕する。自分の屋敷を特定されることは今までなかったからだ。まさか自分の配下が暴露したのか?と考え込むが天獄は安座間を見下ろしていた


冷や汗をかいている安座間。


「お前が今回の件の真犯人だね。特定するの大変だったよ。でも、俺の人脈がお前の予想を超えた」

「貴様…だが何をしようも俺に勝つことはない」

「冷や汗をかいているくせに強がりだね。強がって何ができるのかな?」

「ふん!我が家族たちに手を出したのか?」

「"手駒"たちなんだろう?」

「!」

「図星。正解だね」


天獄はその場から降りて安座間の前に歩き、見る。天獄から感じる圧は安座間を滝汗をかかせるほど。流れていく汗。安座間の様子を見て天獄は笑っていた。


食う側食われる側が決まった。天獄は安座間を獲物として見ている。その顔は笑っているだけだが目は笑っていない。安座間を確実にここで終わらせようとしていた。


「…貴様…」

「お前は自分が強く、頭がいいと思っているようだが全くもって違うよ。全然違う。自分という存在が特定されないように長い間計画していたようだけど今回は駄目だった。」

「何がだ?」

「自分の目的をバレるわけにはいかないと自身の兵を送ったことだよ。特定しないように自分のことを隠していたが看護師殺人事件が起きた。それと巻物を病院で使ったせいで本名バレしてしまったこともね」

「!」


事実、巻き物で若返った。それを知ってるのは友禅院家だけだろう。だが、自分の本名で入院していたせいで特定が早くなってしまった。天獄は病院の入院している患者を調べて特定した。


若返りという現象、さらに死亡した看護師に何か干渉していたと考え、名前を特定

そして、家も特定した。


「簡単な作業だよ。安座間家。白銀院家…親友(ブラザー)の許嫁。姉御の実家と相当因縁があったらしいね」


服から紙を出す天獄。安座間は不味いと考える。特定されてしまうのは予想できる話だ。だが、あまりにも早すぎた。この家を捨てて海外に移動するのは頭の中であったが決断できなかった。


判断が遅いせいで妹子天獄に特定されてしまった。これは最悪な状況。天獄を相手に勝てるのかと言われたら勝てないと考えるほど実力差はある。


謎の能力もある中で相手するのは危険だった。


「罪を償う刻だよ。安座間四郎」

「罪を償う?断ると言ったら?」

「拒否権はないよ」



天獄は無表情で安座間を見る


「お前が犯した罪を裁くのは俺じゃない」

「は?」


すると心臓部を狙撃された


「グハッ…!馬鹿なぁ…!」


心臓部を抑える安座間


「誰がぁ…!撃ったぁ…!!」

「俺の親友の1人さ」


安座間は膝をつく。あり得ないと驚き、少しずつ顔色が悪くなっていき、吐血した。安座間は今の状況を受け入れられなかった。ここに狙撃した者。そして、そうさせた者妹子天獄。自分は時間稼ぎ役と働いていたのだ。


(誰が協力者だ!あり得ないぞ…!妹子家に狙撃手はいないはずだ!この俺が把握していないだと!?いや、外からの協力者。親友?ならば零と天獄以外…!)


後ろを振り向く。そこには誰もいないーいや、ここから離れている建物


そこにはスナイパーライフルが見えた


(馬鹿な!?ここから300メートル離れているぞ…!いや、あり得るが…まだ餓鬼なはずだ…!)



スナイパーライフルを使ったのは


萩裕司だった。


「心臓部……狙撃成功」

どうも、ヨウです。

ここまで読んでくださりありがとうございます!


少しでも面白いと思っていただけたら、評価(☆☆☆☆☆)やブックマークをしてもらえると励みになります。


感想も大歓迎です! いただいた声が、今後の創作の大きな力になります。


次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!


それではまた次回で!

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