50話 染まる色は赤か黒か
次の日
キャンプから帰ってきた俺は乃江流のことを唯に話すと
「むう〜!」
頬を膨らませていた。なぜか嫉妬している
「乃江流がいたなら私も行きたかった!」
「いや、あれ例外」
あんな方法をするなよ唯
「……だって零と一緒にいたいもん!」
「毎日いる定期」
「それに!優もいたんだし!私は!」
「弟を連れたら駄目とかないだろ」
「私とか葵は駄目なの!?むう〜」
俺に抱きついて顔を俺の胸に当てる唯。嫉妬深い女の子だがこれくらいならいいかな。よしよし
「むう〜……」
唯は俺の手を触っては自分の頬ですりすりする。可愛いかよ
「次は私も行きたい…」
「次あったらな…」
いつになるのか分からないけど
「約束だよ!」
「ああ、約束」
この時の俺は夢にも思わなかった
あんなことになるなんてー
_______
その頃、
「はっ!まさか面倒なことが起きているとはな!」
藤原魔斗はニヤリと笑って死神の大鎌を持って京都にいる謎の覆面男たちを倒していた。謎の覆面男たちは京都にいる人々を襲っていた。
まるで計画的に動いているような…無差別に人を襲う姿はあるで薬に依存して薬を手に入れられなかった異常者のよう…
「変な組織の組員だぜ、なんだこいつら?」
藤原は倒した謎の覆面男たちを蹴る。8歳の男の子の蹴りは大したことがなく、痛みが走る程度。それだけでも痛いほどに藤原は力強く蹴ったのだ。
「雑魚は群れるが…変人は群れて欲しくねえな」
大鎌を振ってまだいる変な奴ら、謎の覆面男たちに向ける。
大鎌に黒色のオーラを纏わせてニヤリと笑う。まるで死神が現れたように周りの人々を恐怖に誘い込んだ。
背筋が凍るほどの恐怖はどんな人間でも冷や汗をかかせる
「貴様のような群れる馬鹿どもが個人に勝てるわけねえよ」
大鎌を振って次々と謎の覆面男たちを倒していく。謎の覆面男たちは能力を使用するもまるで能力があっても無意味のように蹂躙する藤原。
その姿はまるで死神のよう
謎の覆面男たちは恐怖を覚えて何人か逃げていた
「群れない強者こそが真の強者だ」
ニヤリと笑って謎の覆面男たちは固まる
「こいつ…!」
「餓鬼のくせに…!!!」
「やべえよ…!?」
「餓鬼もクソもねえだろ。餓鬼に対して群れているテメェらが餓鬼だわ」
大鎌を振る藤原は笑いながら次々と倒していく。容赦無く、慈悲もない一撃で仲間がやられる姿は謎の覆面男たちを震わせる。
「テメェらはこんな餓鬼に負けているんだぜ!!」
大鎌は血の色に染まる。謎の覆面男たちは全員倒された
「なんだ雑魚じゃん」
藤原はつまらないなと言って大鎌を振って血を飛ばす
「魔斗様…」
藤原家の使用人が来ると藤原は言う
「こいつら。京都の隠れもんだ。どこかの家の人間どもだ。調べろ」
「はっ!」
藤原は大鎌を持って移動していく
「面倒な外道がこれから起きるのかぁ」
何か嫌な予感を感じて去った。
「気色悪い…」
_____
「ぐはっ…」
病室で寝込んでいた老人は吐血する
「4年でこの身が限界とは…!」
老人。過去に東雲家や大門寺家など多くの家に手を出してきた洗脳が得意元凶
彼は4年前の東雲零の斬撃を喰らった以降、歳を重ねれば重ねるほどに自身の肉体の機能が落ちてきた。すでに体は限界を迎え、あと数日で死亡してしまうほど
人工呼吸器を使わないといけないほど
「あの奴らも始末されるとは…」
自身の配下たちに適当に京都で暴れろと命令したはずが10もいかない子供によって葬られた。年はあの男と同じ
「あの世代はどこも怪物しかいないのか?」
東雲零、大門寺治、妹子天獄。この三人でも危険対象なのにまた1人増えた。死神のような気配を出せる子供。異常を超える異常者。殺すことに躊躇いのない怪物。
東雲零や大門寺治とは比べ物にならないほどの狂気の怪物。躊躇いもなく、殺しに選択できる覚悟を持つ八歳児なんて老人の経験上ない話だった。
死神を彷彿させるほどの怪物が京都にいる。その事実だけでも老人の計画が思い通りにならないほどの力を持つ男だと分かる。
老人の"視界"に見えたのは藤原魔斗による蹂躙の姿。
その姿はかつての東雲零を思い出してしまうほどの恐怖を老人に与えるほどに強烈だった
恐ろしく、恐怖によってトラウマを呼び起こすほどに老人の背筋が冷える。たださえ、体の機能は働いていなく、体温調整ができないのに脳に焼き付かれた悪魔のような光景のせいで体が冷えてしまった。
「限界…人間の……私の…」
吐血して視界が霞んでいた。何十年の計画は終わりを迎えていく。
『この世の論理。万里結晶は終わりを迎える。』
『この世界は永劫回帰でできる』
『その意味が分かるか?支配人』
あの日に聞いた言葉通りの末路の道に辿ってしまう。だが、もう運命を帰る方法はない。
ならばー
「そろそろ動くか
私の残された時間という限りのある力で平和を破壊する」
それはもう今しかできないこと。自分の死がもう目の前ならば誰かを巻き込もうと考える。
それはー
この先未来で地獄を生み出す大事件となる
「やってやろう……じゃないか…」
因縁を
全てを
終わらせるために老人はニヤリと不気味で無理に動かした顔は決意が込められていた。
数日後
あの事件を起こす
どうも、ヨウです。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
少しでも面白いと思っていただけたら、評価(☆☆☆☆☆)やブックマークをしてもらえると励みになります。
感想も大歓迎です! いただいた声が、今後の創作の大きな力になります。
次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
それではまた次回で!




