42話
今回は短いです
由紀が目覚めて数日後。
「数ヶ月の間に色々ありすぎだな…」
俺はカレンダーを見て苦笑する。三月がそろそろ終わりが見えてきたが12月から色々とたくさんあり過ぎた。
葵との出会いに唯とのお見合いに師匠との出会いとかった三ヶ月の間にたくさんのことがあった。
「まさか姉ちゃんまで目覚めるなんてな」
由紀姉ちゃんが4年ぶりに復活。たくさんのことがあってこれから何が起きるのか怖く感じる。何も起きないと思ってやっていくしかないか
「ふわぁ〜…」
眠くなった…もう夜だし…
「寝るか」
この時、俺は思わなかった
まさかあんなことが起きるなんて…
_____
"2年後"
御影凶星サイド
「……何を…言っているんだ…?」
俺の耳に聞こえた言葉は信じられなかった
「……亡くなったわあの人は…」
母さんから聞いた言葉はあまりにも信じれなかった…
死んだような顔をして遠くにいて表情のない零の顔を見て涙を溢す母さんの涙が信じられなかった。
家族が…恨んでいたあいつが…!
見たくなった…こんな涙を見て自分が何もできなかった…!嘘だ!
「そんなことが…零が……いや、そんなわけが…!」
こんな現実が…妄想が最悪な方向に行ってしまった。俺が果たすべき宿命は果たすことができなかったと言うのか…?俺はなんとために兄弟に守ると誓ったんだ?
「ははっ…」
頬を伝わった涙が開いた口の中に入る。何も感じなかった。涙が口の中に入っても俺は無視した。
「信じたくない…」
「……現実」
「信じられるわけがない…!」
守ると言ったことを行動にすらできなかった。恐れていたんだ自分がやった時の重荷が…弟に移ってしまった。
「守る言葉なんて…言葉だけなんて…!」
死んだ顔をした彰。弟に誓った誓いすら…!何度も自分を責任を…
「俺のせいだ…!俺が結婚なんてせずにそばにいたら…!俺が全部間違っていたんだ…!…何もかも…!」
「…貴方のせいじゃない……私が何もできなかったせい…」
「……」
何もできなかった自分を庇ってくれる言葉には吐き気した。それは自分ができないと分かっていたように自分のせいだと言う他者の言葉は信じられなかった。
「…ごめんなさい」
たくさん泣いている母さんの顔はぐちゃぐちゃになっていた。
美しいとか思わなかった。
哀れと思わなかった。
単に感じたのは
無力感
家族を守ると言う言葉は吐いたただのかっこうつけの言葉。吐いた言葉が現実になるなんて甘くないとは知っていた。
だけど、俺はそう信じてしまった。信じて傲慢になった。
その時点で約束なんて守れなかった。
_____
最悪な出来事は突如起きる
起きてほしくないもしもの未来は現実になる
願う愛は壊れる
そこにあるのは
希望へ向かう道か絶望に堕ちる道か
それはもう誰も知らない…
どうも、ヨウです。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
次回は番外編になります!
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それではまた次回で!




