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怪々呪殺  作者: ヨウ
第三章ー弍 許嫁編
27/58

27話

お見合いして次の日


「ふわぁ〜…もう、5時か…」


目を醒めて俺はふいと起き上がると葵が俺の横でスヤスヤと寝ている。


可愛い、さすが俺の娘だな。


そんな言葉を毎日心の中で言っているのはどうかと思うが葵が可愛いから仕方ない。


最初に来た時と比べて大分、顔色も良く、髪質も少し変わったのかサラサラになっている。


「よしよし」


頭を撫ぜる。


「外でも出てみようか」


撫ぜるのをやめて、立ち上がる。


俺は部屋に出ようとしたら腕を掴まれた。


いや、掴まれていた。


葵ではない。彼女はまだ寝ている。


もう1人によって掴まれていた。


「…ふっ…いい顔じゃないか」


いい顔をして寝ているのは白ーいや、今は東雲か。


唯が俺の腕を抱き枕のように掴んで寝ていた。


葵と同じくらいに可愛い女の子が俺を逃さないように掴んでいるのはなんとも面白い。


まさか腕を掴んでいたとは思わなかった…なんで俺立ち上がれたの?


意外に自分の力があることにびっくり…まさか、女の子に腕を掴まれても立ち上がることができるなんて俺ってすごいな…


「これでは、脱出できないな」


部屋の外で日向ぼっこをしたかったがこりゃ、無理だな。まあ、2人の寝顔を堪能して時間を潰すとしよう。


と思ったのだが残念ながら予想外なことが起きた。


「……ふわぁ〜…零?」


まさか起き上がるとは…早いな。


唯が起きてしまった。


2人の寝顔を堪能しようとしていたが残念ながらそれが出来なくなった。


実に残念…


「早いな。まだ、5時だぞ。」


「もう一回寝たらどうだ?」


そしたら、まだ寝顔を堪能できる時間が…


「…そんな時間なんだ…」


俺に抱きつく。


「へへ〜零〜」


こんなに距離近いもんだっけ?


葵より早く距離感が一気に縮んだことに驚きを隠せませんよ。


俺でもびっくりだわ。


「大好き…大好き…」


俺の目を見る唯。彼女の目にはハートマークがあった。


アレ?ハートマークあるように見えるんだが…疲れているのか俺?


目を擦ってもハートマークが見える。


やはり、疲労かもしれない。もう一度寝た方がいいかな。


「零〜」


「よしよし」


頭を撫ぜるとさらに距離を詰めてきた。これ以上距離を詰めても意味がないが密着が高くなるくらいか


「大好き(ずっとずっと愛するからね。だから、私を愛して)」


何かとんでもねえオーラが唯から溢れているがこれはなんだ?


なんかやべえなのは分かるがこれはなんだろうか?幸せオーラとか?


紫色のオーラが幸せオーラなのか分からないな…


「俺も大好きだよ」


そう言っていると


「パパ?」


いつの間にか起きていた葵が俺たちを見ていた。


お前も起きていたのかよ。驚きだわ


なんで2人とも起きるタイミングがいいの?


「葵も起きたか」


「うん、起きた!」


うん、可愛い。寝ても起きても可愛いな。


「パパはママとイチャイチャしてるの?」


イチャ…?イチャイチャ?なんだそれ?


どこかの国の言葉か?


「…イチャイチャ?」


「イチャイチャって何?」


イチャイチャとはなんだろうか?


分からないが今やっていることがイチャイチャとやらなんだろう。


「分かんない!」


「分からないのかい」


今の知らない言葉を使っているのか


しかし…唯をママ呼びとはあの葵がすぐに懐くとはな。


俺が数日かけて頑張ったことを僅か数時間で攻略するとは…末恐ろしい子。


羨ましい…だが、俺の方が懐いている!俺の方が勝っている!


「ママ〜」


「よしよし」


同い年なのにまるで親子と言える関係に見える。


この二人が会ったのは昨日なんだぜ?


信じられねえよ全く…


同性だと距離感近くなりやすいのかな?


「パパ〜」


「よしよし」


葵の頭を撫ぜて唯と一緒にしばらく、葵を甘やかした。


_____


その後、俺たちは飯を食べて3人で遊んでいると長身の男が俺たちの前に現れた。


「零、久しぶりだな」


「あっ兄者」


凶星兄さんが現れた。


ちなみに兄者呼びは彰兄さんと分けるために変えた。

姉さん呼びをそれぞれ変えると言っても3人もいるから流石に無理だが二人なら問題ない。


あいからず、背が高い。


190どころか200センチを超えている。


父さんも同じくらい背があるが最終的に俺も同じように背が高く…いや、彰兄さんが170ないからどうだろ?


俺が兄者ほどに大きくなるのか分からないな。


「そこの女が零の許嫁か」


その瞬間、とんでもないオーラが兄者から出てきた。


殺気とは別のやべえオーラが出ているんだが…まさか、唯に対して怒っている?なんで?


「貴様のようなガキが我が弟の嫁になるとは…」


兄者から死神が出てきた…なんだあれ?


兄者の背後にとんでもねえ力を持っている死神が見えるんだけど…


「ふふっ…よろしくお願いします。義兄様」


唯が紫色のオーラ…さっきと同じ色の謎のオーラを出して、唯の背後から鬼神が現れた。


…何か具現化してない?


知らない奴が増えているんだけど…


「……」


この2人は仲悪いと判断したほうがいいだろうか?


背筋が凍るほどに怖い…どうしたんだ2人とも…初対面なのにここまで悪くなるの?


「ふふっ…」


「ふふふ…」


「……」


どうしよ…

どうも、ヨウです。

ここまで読んでくださりありがとうございます!


少しでも面白いと思っていただけたら、評価(☆☆☆☆☆)やブックマークをしてもらえると励みになります。


感想も大歓迎です! いただいた声が、今後の創作の大きな力になります。


次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!


それではまた次回で!

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