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怪々呪殺  作者: ヨウ
第三章ー弍 許嫁編
24/58

24話

初投稿から3週間!

12月が過ぎて1月になった。


「……」


俺はいつものように日向ごっこ…とやりたかったがまだ、雪が降っているためできない。ここ数ヶ月ほどやっていない。実に残念


「スヤスヤ…」


暇だから葵の寝顔でも見ている。可愛い寝顔を見ていると後ろから俺を抱きつく小さな子供がいた。


「にぃに〜なにしているの?」


絵里がいつの間にか俺の部屋にいた。俺の横でスヤスヤと寝ている葵の寝顔を見ていたところで入ってきたのは分かったが…いつの間にか侵入していた。


お前いつの間にいたんだ…


「…絵里、何か用か?」


「ん?にぃに〜とあそびたい!」


おいおい…まだ、7時だぞ……もう遊びたいのか。元気だな…起きるのが早いんだろうな…


「そうか…分かったーん?」


扉を開けて父さんが現れた。なんでお前まで来るんだよ


「む?なんだ起きていたのか…土曜日というのに早く起きるのはいいことだな」


「何しに来た?」


絵里が俺の後ろに抱きついてきた。


どうやら、父さんのことを怖がっているようだ。


恐怖で怖がっている感じだが、実の父親に対する態度ではないが、父さんを嫌ってもおかしくないから何も言わないでおくとするか。


まあ、そんな関わり持っていないからな絵里と父さんは


っで、何か用なのか?まさか、勉強の難易度を上げるとかとんでもねえことを言い出さないよな?


「勉強の難易度を上げるとかとんでもないことを言うんじゃねえよ?」


「…こんな時間にそんなことを言うわけがないだろう…」


そりゃそうか。


「なら、なんだよ。用事って…」


何やら、疲れている顔をしているが重要なことでもあるのか?


「お前のお見合いが今日行われることになった」


お見合い?


「……お見合い?」


お見合いとはなんだ?よく分からないことを言っているが重要なことなんだろう。多分


「お見合い…分かりやすく言えば結婚相手との会談みたいなものだな」


「……は?」


結婚?なぜ?


「…俺が…?」


へえ〜6歳でも結婚ってできるんだ。知らんかった。


「俺でも結婚できるんだな〜」


「できん」


できないのかよ。


「結婚できる年齢は18だ。まだ、12年早い」


「へえ〜そうなんだ」


「他人事のように言っているが零、お前に対しての話だからな」


なら、なんで結婚話になってんだよ


「こんなことになるのは普通はない。というより、お前はいくらなんでも若すぎるから相手の家に反対していたんだ…」


「3年前からな」


「頑固すぎだろその家」


3年もやっていたのかよ。


「3歳にいくらなんでも結婚させるわけにはいかなかったんだが…相手もお前と同じ歳の子でな。」


俺と同い年ってことか


「流石にそれはどうかと拒否していたがどうもうるさいからな。3年くらい拒否していたところ、今日突然来てやるように言われたんだ」


負けてんじゃないか父さん。


「それでいいのかよ…」


実の息子の結婚に対する対応はいいが負けたら意味ねえじゃん。


「…まあ、会ってみて話してみろ。嫌なら嫌でいいんだからな。俺はエリーの相手をする」


なんで母さんの相手をするんだ?まさか、母さんが反対していたから3年も断る羽目になったのか?


「あいつ、反対していたからな。半殺しされる覚悟を持って止めるから安心しろ」


「安心できんわ」


半殺しされる覚悟で止めるとか命かけすぎだろ。半殺しされる覚悟なのに笑っているとか父さん、母さんに過去何をされたんだ?


「……結婚ね〜」


普通に嫌なんだが、相手がどんな奴かにつよって変わるが俺と気の合う人がいいな。


_____


ってわけでお見合いという結婚前の対談?とやらを行うことになった。


父さんは母さんを止めるために向かって見事、半殺しと呼べるほどの重傷で生還した。


回復権能ですぐに治したがまさか本当とは思わなかった。


半殺しとか母さん怖過ぎだろ


なんで父さんは半殺しされるのに覚悟が決まってんだ…理解できない…


「では俺はまた止めに行く」


「行くなよ」


あの状態から助かったとは言え、また行くのかよ。


内臓、骨ボロボロをまたやられるというのに息子の結婚に命かけすぎだろこいつ。


ってことがあったがとりあえず、許嫁?嫁?どっちか分からないがそんな予定になる相手がいる部屋に着いた。部屋の扉を開けると


光り輝く黒髪美少女が座っていた。赤と白の色が入った着物を着ていて美しい…


見惚れるほどに…


「……来られましたか」


少女は俺を見る。澄んだ青色の目が俺を見ていた。


「私の名前は白銀院唯。よろしくお願いします」


ペコリと俺にお辞儀する彼女。彼女の美しさに思わず、見惚れそうになった。


危ない危ない、大門寺と同じ末路になるところだった。


「…東雲零だ。よろしく」


「零さんですね。本日はよろしくお願いします」


「…ああ」


淡々と言っているの怖い。こんなもんなの?萩と話しているような冷静な会話になっている…


萩と同じ冷静常識人タイプの人なんだろうか?


「突然のことで話すが…お見合いって何を話せばいいの?」


何を話したらいいのか分からん。適当に話するとしてもな…


「……普段の生活や自分の性格などの話をしたらいいと思います」


そんなもんなのか?


「…そうか…なら、何か話そうか…」


何から話そう…さっき、言われたばかりで何も知らなかったからなんて話を言えばいいのか分からん。なら、一回これを聞いてみるか


「なあ、どうして俺とお見合いすることになったんだ?今日言われて初めて知ったんだが…何か知っている?」


「…いえ、私もそこまで詳しく説明されていません」


知らないのか。ある程度説明されていると思ったけど違ったようだ。親の都合ってやつなのか?


子供に説明くらいしておけよ。俺も何をしたらいいのか正直分からんぞ。


「……なんか大変だな。そっちも」


「……大変でもないです…」


何やら、顔が暗い。


3歳からお見合いするように親のせいでこうなった少女にとって重い話。どうして、俺の家に娘を嫁入りさせようとしているんだ?


この家との関係にメリットがあってやっているんだ?どんなメリットがあるのかは分からない。


「……他に何か聞きたいことはありますか?」


「ん?う〜ん…好きなカレーとか?」


「…好きなカレー?カレー?えっと…甘口カレーです」


適当に言ったのに返してくれるとは思わなかった。


「そうか…カレーは好き?」


「あんまり食べないですね…」


あんまりカレーを食べないだと…!月に1回くらいは食べないのか?


「なんでだ?カレーくらい食べるだろ」


カレーが嫌いな人でもいるのか彼女の家族に…


「家では"呪いの子"扱いをされていたので…」


は?呪いの子?


何やら、闇深いことを言っているが彼女の家に何があったんだ?


呪いの子って…


その言葉に込められたものが、想像以上に重たいことだけは分かった。

どうも、ヨウです。

ここまで読んでくださりありがとうございます!


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感想も大歓迎です! いただいた声が、今後の創作の大きな力になります。


次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!


それではまた次回で!

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