2.秋〜あき〜
遅れて申し訳ありません。
今回は『秋』についてです。
秋と言えば、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋…等々。「〜の秋」とつくものは多いですよね。
秋を辞典で引いてみると、夏と冬の間の季節、立秋から立冬の前日まで。現在では9月〜11月、旧暦では7月〜9月となっています。どちらにせよ、9月は被ってるみたいです。9月といえば私はRADWIMPSさんの「セプテンバーさん」が好きです。
まあ、そんなことは置いといて。
秋は様々なことを始めるのに向いている季節と言われているのを聞いたことがあります。夏が終わって涼しくなり始め、過ごしやすい季節。そう考えると春も、冬が終わって暖かくなり始め過ごしやすい季節と言えます。
では何故、『秋』なのでしょうか。
日本には四季があり、夏は気温と湿気が高く、冬はその逆。春は寒い冬から気温が段々と上がり夏になる変わり目、秋は逆で段々と気温が下がる変わり目。気温が上がるか下がるかというのが春と秋の違いです。
ということは、段々と気温が下がる環境の方が何かを始めやすい?ということでしょうか。暑いと汗をかきやすい人には大変になってきますし、段々と汗をかきにくくなる方が過ごしやすいということも含まれるのでしょうか。夏は少し歩いただけでも汗止まりませんし。それが秋になると、夏のような汗をかくことは少なくなり、色々な意味で動きやすくなる、ということでしょうか。
『秋』という漢字は、禾偏に火という構成にはってます。禾という字は、穀物の種類や状態・生長に関わる文字です。秋に使われる禾も、イネという意味で使われているようです。
では、「火」は?
これは音符として組み込まれたようです。火という漢字は訓読みとして、「ひ」や「ほ」があり、音読みとして、「カ」や「コ」があります。
ここからは完全な想像になりますけど、訓読みの「ひ 」と音読みの「カ」が混ざって、秋の音符として入ったのではないのかな。と考えています。本当のこと知ってる方いたら教えてください。
秋という漢字は、実った稲を取り入れるとき、という意味があるそうです。他にも、舞う、三ヶ月の時間、という意味もあります。
「舞う」というのは、収穫祭から来たのでしょうか。その年無事収穫できたことを祝い、田や畑の端で踊ったり、村の神社で踊ったり、というのを何かの本で読んだ覚えがあります。
「三ヶ月の時間」というのは、上述したように、現在でいう9月から11月、旧暦でいう7月から9月の三ヶ月から来た意味だと思います。
こう考えると、「食欲の秋」というのが一番しっくり来るような気がします。食欲というよりは、「実りの秋」でしょうか。
実った作物とそれを育てる助けとなった自然に感謝し、それを祭りや踊りという形で表現する。なぜ作物に対する感謝が秋なのかというと、稲の収穫が秋、というのが大きな理由だと思いますが、次の季節、冬になると作物がとれにくくなります。動物によっては冬眠に入る種類もいます。しかし、人間は冬眠をしません。冬の間を乗り切るためにも作物、つまりは食料が必要です。その食料が無事に調達できたことに対する感謝、というのも作物に対する感謝に入ってそうですね。
秋の食べ物というと、わたし的にはサツマイモや柿、栗などが思いつきます。栗の炊き込みご飯美味しいですよね。その他にも秋には魅力的な食べ物がたくさんかると思います。自分の知っている美味しい食べ物ももちろんですが、まだ知らない美味しい食べ物や料理もあると思いますし、食わず嫌いしているものもあると思います。せっかくの食欲の秋ですから、そういうものを食べる季節にしてみても良いのではないでしょうか。
今回はここまで。
いかがだったでしょうか。
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