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Nations Of War Players  作者: トロピカルサンド
第5章  大陸国家間競争
86/106

第81話  降伏勧告

今日もよろしくお願いします

昨日はすいませんでした





コン  コン  ガチャ


「失礼します・・・・・


 陛下・・・・・賊が返答してきました・・・・」


「わかった で? どうだったんだ?」


「・・・はい 元クロスト帝国内で


 両方ともに武装兵を5名まで連れた状態で


 クロスト帝国の都市 リルで会うとのことです」


「なるほど・・・・


 わかった なら 軍に召集をかけといてくれないか?」


「はい・・・・


 では 私はこれで・・・」 ガチャ



へぇ そうか 交渉に応じたのか・・・・


でもなぁ 油断はまだできないかなぁ・・・・


まぁ 気を楽にしてやっていこうかな?




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




ふぅ〜〜〜


やっと! やっとついたよ!


遅すぎない?


まぁ 文句言っても仕方無いが・・・


さっさと交渉のためにリルにいこうか・・・・


しっかし 少し前まで


魔王国領だったのになぁ


こんなに発展してんだなぁ ここ


まぁ いいか・・・・


さて そろそろ行くかぁ


「陛下 こちらですよ」


「ああ わかった」


「では 行きましょうか」


「ああ 頼んだ」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ここがリルか・・・


やっぱり ここらへんは


我が国の軍の攻撃もあって


結構ひどいことになってるなぁ


さて 気をとりなおして


交渉だね


今回は女王との交渉だからね


これが終わったら


そろそろ準備もできたはずだから・・・


「陛下 ここのようですね」


「そうか・・・


 奇襲には気をつけろよ」


「はい」


「よし じゃあ いこうか」


「はい わかりました では」 ガチャ


「やー やー って まだ来てないのか?」


「・・・・・そ そうみたいですね・・・」


「まぁ いいか ここらへんで待ってみるか・・・」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ガチャ


「・・・・・・驚いた 本当に来てるなんて」


「ああ 来てやったぞ?


 お前が巷で有名な女王って奴か?」


「いや 違う


 ちょっと待ってて・・・・」


「ふぅ〜〜〜 なんか疲れたんだけど」


「そうですか・・・・


 ・・・・っあ 来たみたいですよ?」


「ああ わかった


 やー やー よっ!?」


なんでお前がここにいるんだ!?

お前は死んでないだろ?


「・・・・・どう・・・も・・・・」


「お前 なんでこんなとこにいるんだ?」


「・・・?・・・どういう・・・・こと?」


「? 覚えて無いのか?


 俺のこと」


「・・・・知ら・・・ない・・・


 ・・・まずは・・・・


 自己・・・紹介・・・・する


 私は・・・・女王と・・・・呼ばれているもの・・・・」


「ああ 知っているが・・・・」


なんでだ? 本当に覚えて無いのか?


「・・・どう・・・した?・・・・」


「・・・・いや なんでもない


 俺の名前は三島 幸徳


 大アマテ帝国兼元クロスト帝国領皇帝だ」


「・・・そう・・・・


 じゃあ・・・始めよ?・・・・」


「・・・ああ そうだな


 だがその前に 質問を二つほどしたい」


「・・・いいよ?・・・


 でも・・・その分・・・譲ってね・・・」


「わかった いいだろう」


「陛下!?」


「落ち着け お前 如月高校って覚えはあるか?」


「・・・ある・・・私の・・・高校・・・」


「じゃあ 2年B組38番ってわかるか?」


「・・・・わからない・・・しらない」


ん? どういうことだ


よくある周辺情報が記憶にないっていうのは


だいたいそうだが 高校は消されてないのに


自分のクラス 番号なんかは消えてる?


おかしい・・・・


「じゃあ もう一ついいか」


「・・・いいよ」


「ありがとう お前名前は?」


「・・・・わからない・・・・・」


「そうか・・・・


 なら 俺が言おうか・・・」


「・・・頼んだ・・・・」


「お前の名前は・・・・・」


「?・・・・どう・・・・したの?」


「ちょっと待ってくれ・・・・」


おかしい なぜ出てこない?


なんでだ?


「・・・・記憶は?・・・・」


「たしかに俺もわからないことはあったが・・・・」


おかしい・・・・クラクラする・・・・


こんなことは・・・・二回目か・・・・


これは・・・・倒れる・・・・



「陛下! くっ この会議延期してくださいませんか!?」


「・・・分かった・・・・・


 じゃあ・・・・・準備・・・・できたら・・・言って・・・」


「はい!! 陛下!!」


ああ・・・・


もう無理だな・・・・











〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜??〜〜〜〜〜〜〜



『出会ったか・・・・


 まぁ いい これから頑張ってね・・・・』






『ふふ・・・』







次話は日曜日です

ここまで読んでいただきありがとうございます

よければブクマ 評価などよろしくお願いします

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