第77話 上陸
今日もよろしくお願いします
ふぅ〜 そろそろ着くのかぁ
どうするかぁ
レジスタンスの人たちにどう説明しようか・・・・
どうやって属国化するか・・・
大臣2名の死はどうやってごまかすか・・・
難しい・・・
演説の時にすることになってるが・・・
これはどうすればいいんだ?
「陛下 そろそろ着きます
演説の内容は考えましたか?」
「いや まだだ」
「そうですか・・・
頑張ってくださいね?」
「ああ わかってる
・・・・わかってるんだがなぁ・・・」
どうしようかなぁ はぁ〜〜
まぁ いい
とりあえずは手を振るか
敬礼するかの2択から選ばないとな
まぁ 最初の反応で決めるか・・・・
よし そろそろか?
「では 陛下 お願いします
まずは 歓迎からなので・・・」
「ああ わかっている」
外にでないと・・・
『『わぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』』
『『大アマテ帝国ばんざ〜〜〜い!!!!』』
お〜 すごいな
お 手を振ってるな
では 俺も手を振っとこう
最近習得した技なんだが
こういった 手を振り返す時は
別のことを考えていることが大切なんだ
無駄に 無心に思ってると
時間が全然すぎていかないんだよなぁ
あぁ しんど・・・・
え〜と 今考えるべきことは・・・
演説の内容と? あとは・・・
ああ 特別訓練小隊の恩賞か・・・
どうしようか・・・
称号だけだと不十分だよな・・・
まぁ 帰ってから・・・
いや・・・あいつらには 駐屯してもらうことになるのか・・・
仕方ない あそこでやるか
次は 演説かぁ・・・
どういうふうーーー
「陛下 もう 終わりましたよ」
「・・・ん? あ ああ
すまない・・・・
演説について考えてた」
「それは後です
次は 結果報告です
戦争の・・・」
「ああ わかった ありがとう」
「では 行きましょう」
「ああ」
ガチャ
「ノックしろとーーー
陛下!? 申し訳ありません・・・」
「いい それより
結果を聞かせてくれ」
「はい では
これが 結果の資料です」
対魔王国戦争
大アマテ帝国 VS 魔王国
兵数
陸軍 約7373万人 魔人・魔物 約4700万 人/匹
海軍 7200隻 0隻
空軍 空軍に該当すると思われるもの
戦闘機 2万7000機 魔物 約4万匹
爆撃機 9000機
被害
陸軍 300万人 4000万 人/匹
海軍 7隻 0隻
空軍
戦闘機 1200機 魔物 3万2864匹
爆撃機 300機
「・・・・・なるほど
しかし なぜ 海戦もないのに
沈められたんだ?
相手側にそこまでの空軍力もないだろう」
「いえ 相手側には3隻だけ沈められました
そして 海賊を名乗るものに残りを沈められました」
「そうか・・・
人員は どこまで死んだ?」
「そこまでですね
沈められた艦の乗員を平均して 2割程度ですね」
「そうか・・・
すぐに 回復できそうか?」
「はい 予備役を考えると余裕です」
「わかった
では 海賊のことなんだが・・・・・・
・・・・・・ということにしてくれ」
「わかりました」
「では 俺はこれで戻る」
「はい 演説楽しみにしてますよ?」
「ああ そうだな
そうしておいてくれ
ハハハ・・・はぁ〜〜」
「ええ 頑張ってくださいね p(^_^)q 」
くそう・・・ 楽しみになんかしやがって・・・
しんどいじゃないか
よく考えなきゃいけないんだぞ・・・
次話は日曜日です
ここまで読んでいただきありがとうございます
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