第74話 魔王討伐隊 ②
今日もよろしくお願いします
う〜ん 暇だなぁ
やっぱり
まだ軍占領下の土地だから
盗賊とか魔王軍とかいないんだよねぇ
残念だなぁ・・・・
なんかイベントないかなぁ
はぁ〜〜〜
暇だなぁ・・・・・・
「隊長・・・
あと どのくらいで
魔王領ですか?」
「そうだな・・・・
我々が移動している間に
軍が進んでることも考えると・・・
あと 2日くらいじゃないか?」
「そうですか・・・・」
そうかぁ 暇だなぁ・・・
「ああ・・・
でも そこまで暇じゃないかもなぁ〜〜
お〜い!
戦闘隊形を取れ!
前方から9人
3時方向の森から狙撃手・・・5人
9時方向から17人だ」
『『了解!!』』
よし やっと 敵だ!
盗賊かな?
まぁ それよりも隊長さんすごくない?
ってことだけどね
隊長さん 長年の勘と殺気の感知とか
言ってたけど無理に決まってるよね・・・
がんばろ・・・はぁ・・・
「そろそろくるぞ・・・」
ビュン
「弓!」
「はい! ”アイアンウォール”」
ボゴン!
「返答!銃撃!!」
「了解!!」
ババババババッ!!!
「森方向完了!!!
9時方向!正面!敵近接!
間に合わん!!
近接戦闘!!!!」
きたぁ〜〜〜
行くぞ〜〜〜〜!!!
「開始!!!!」
ヒャッホ〜〜〜〜〜〜〜!!!
まずは一人!!!!
ガキン!!
クッ!!そう簡単にはいかないか・・・
回って・・・ 「”ファイヤボール”!!」
「なっ!くっ!
”ウィンドカッター”!」
それは囮!!
それ!! やっと一人!!ザン!!
次は!!
って 囲まれてる!!
やばい!!
「「「「「”サンダー”!!」」」」」
何それ!!
「”アイアンウォール”!!囲んで!!!」
ドドーーーン!!!
やっぱり雷!!
家代わりにはなったかな?
それとも僕が硬くなったから?
まぁ いいや!
それよりも殺さないと!!
「・・・撤退!!!!」
え!? ん〜〜〜!!
仕方ない!!
でも! 最後に!!
「”ディザスター・ファイヤー”!!!」
ゴウ!!
ドカーーーーン!!!!
「おい!!
まぁ いいか・・・
さっさと 乗れ!!」
「はい!!」
「スピカ!!」
「了解!! ”分裂”!」
ヒュン! ドカーン!!!
「オッケーです!!
いけました!!!」
「ほれ! さっさと行くぞ!!
目的地は都市 リルだ!!」
「は はい!!」
う〜ん さっきの人たち結構強かったけど
倒せないほどではなかったんだけど・・・
なんで逃げたんだろう?
「なんで逃げたか気になるか?」
「えっ!?
あっ はい!!」
「そうか・・・
魔族が来てた」
「えっ そうなんですか?
でも それでも魔族程度なら・・・」
「ああ 私も思っていたが・・・
あいつ・・・
すげー魔力込めて魔法撃とうとしてた・・・」
「え・・・ なるほど・・・
そういうことですか・・・」
「ああ そういうことだ・・・」
「まぁ いいでしょう・・・
あんな混戦の所に
大魔法打ち込まれたらたまったもんじゃないですからね」
「ああ・・・
さて 後少しで魔王領・・・
最前線になる
しっかり 気を引き締めろ」
『『了解です!!』』
陛下がくるまで
あと・・・
2週間・・・
頑張らないと!
次話は火曜日の19時です
ここまで読んでくださりありがとうございます
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