第７０話 戦争開始報告
よろしくお願いします
ガチャ
「失礼します！
陛下！ 戦争です！」
「わかった・・・
みんなを集めろ」
「はい！
わかりました！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「陛下！
戦争ですか！？」
「ああ そのようだな」
「相手国はどこですか！？」
「魔王国というらしいぞ」
「どこです？」
「クロスト帝国のようなもんだ
支配者が変わったな・・・」
「なるほど・・・
戦力はどれほどを送るおつもりですか？」
「そうだな・・・
いま 我が帝国の全軍は何人だ？」
「はい いまは・・・・
陸軍が１億６２６０万２０６５名
海軍が９７５４万４３６１名
空軍が４６７５万１３５４名です」
「わかった・・・
よし では
陸軍からは第１〜１００機甲師団と
第６００〜７５０歩兵師団
海軍からは空母機動艦隊を
６００個艦隊
空軍からは第１〜２００航空師団を投入しろ」
「わかりました・・・
しかし それでは・・・」
「補給が足りないと？」
「はい・・・
補給艦隊が間に合いません・・・」
「そうだな・・・・
よし では 分けろ」
「はっ？」
「だから 送る軍を分けろ」
「しかし それでは
戦力の逐次投入ということに・・・」
「いや この規模の軍隊なら
逐次投入とか関係ないだろう」
「・・・わかりました
では そのようにします」
「よし これで終わりか？」
「はい この報告ではそれでいいかと」
「わかった では終了だ
他に何かあるか？
・・・ないな・・・
では 情報大臣 トリスはちょっと後できてくれ」
「はい」
「では 解散だ」
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「あいつには人員を配備してるんだよな？」
「はい ですので問題は特にないと思います」
「よし ということはまだ何もしていないのか・・・」
「はい おそらく・・・・・
ちょっとすいません・・・・・
・・・・・・動いたようです」
「なに？」
「ジール殿が動いたようです」
「いや あれはジールではないが・・・
なにがあったんだ？」
「こちらの防衛陣地内を暴れまわっています
おそらく 魔族の姿になっていると思われます・・・」
「そうか・・・
よし なるべく 捕縛してほしいが
無理はさせられない
そいつは殺してもいい
それと防衛陣地内の被害はどうだ？」
「まだ 詳しくはわかっていませんが
食料を中心とした攻撃だったようです
止めようとした軍人が殺されています
今 わかっている死亡者は１０００名です」
「多いな・・・」
「そうですね
おそらく不意打ちでほとんどやられたのでしょう」
「わかった 選抜小隊に被害はあったのか？」
「それはなかったようですね」
「そうか わかった
では 新しい任務を出す
魔王国の主要な労働力はクロスト帝国民だよな」
「はい そうですね
奴隷のような扱いをされているようです」
「よし なら レジスタンスを探れ
なければ作ってもいい
武器の支援などあらゆる支援を行う
完全に魔王からの支配を脱出したところを・・・
属国とする」
「・・わかりました
では 私はこれで・・・」
「ああ ご苦労」
ガチャ
さて 動き始めたかぁ
面白くなりそうだ
戦争のきっかけがなかったからな
しかし もう少し遅くても良かったんだが・・・
そういえば裏の女王だっけ・・・
なんかいたような気がする
属国化すれば潰さなければな・・・
次話は火曜日の１９時です
ここまで読んでいただきありがとうございます
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