第55話 会議 1
今日もよろしくお願いします
さて 着いたはいいけどどこいけばいいんだ?
護衛の兵士くらいは着いてくると思っていたんだが・・・
とりあえず歩き回ってみるか
時間もあるし
「陛下 どうしたんでしょうね?
迎えはないんでしょうか?」
「ああ そうだな
わからないな
まぁ とりあえず歩きまわってみるか」
「わかりました お供しましょう
みなさん着いてきてくださいね
近衛だけでいいですよ
訓練どうりお願いします」
シュンッ
「うお すごいな
お前ら・・・
完全に消えてるな
だが ちょっと甘い部分もあるぞ?
気づいてるのが俺でよかったな
相手の近衛だったらこのくらいだったら
気配読み取れるぞと思うぞ?」
「えっ!? わかるんですか?
まだ? 気配も完璧に消してるのに・・・」
「ああ そうだな
最後のほうは小声で聞こえなかったが
このくらいなら気付くな
せめて スキルのレベルは8以上じゃないとな?」
「は はい
・・・・規格外なだけだと思うんですけど・・・」
「そうかもな
まぁ いいじゃないか
そろそろ行くぞ〜」
「わかりました・・・
普通は聞こえないふりをするもんなんだけどなぁ」
「いいじゃないか
さて行くぞ
最初はどこに行こうかなぁ?」
しばらくして・・・・
う〜ん だいぶここら辺は
見回ったと思うんだけど
なんか面白そうなのが
あのでかい屋敷くらいしか
ないんだよなぁ
どうしようかなぁ
「どうします?
陛下?」
「ああ そうだなぁ
なんか ないのか
ヒント的なのは」
「いやいや ゲームじゃないんですから・・・」
「ん? まぁいいか」
なんか違和感覚えたんだけどなぁ
「確かになぁ
気になるのはあそこの屋敷だけだし
行ってみるか」
「わかりました
では 陛下は後ろに
お願いします」
「ああ わかった」
多分俺のほうが強いんだがなぁ
何にもないなぁ
パンッ
パンッ
これは・・・
「敵襲!?
陛下気をつけてください!」
「まぁ まぁ 落ち着けって
これは彼らなりの歓迎だろうさ
なぁ そうだろう?」
「おお 気づいてたのか!
驚いてくれると思ったんだがなぁ」
「まぁ このくらいでねぇ
それよりもさっさと会議室に行かせてよ」
「わかった いいだろう」
「で? 何話するの?」
「まぁ 落ち着け
会議室に着いてからだ
あなたの側近さんも落ち着く時間が欲しいでしょう?」
「ん?
ああ そうかもなぁ」
「なにニヤニヤしてるんですかぁ!」
「ん? いやぁ なんでもぉ ないよぉ?」
「さて 着いたよ」
「そうか
さっさとしてくれ」
「わかったよ・・・」
バタン
「遅い到着だなぁ
盟主さんよぉ」
「いやはや すいませんねぇ
まぁ 私なんてどうでもいいですから
さっさと初めてしまいましょう!」
「ああ まぁ いいさ
始めようか」
「で? なんの話するの?
フラジュールさんよぉ?」
「ん? ああ そうだな
我々から提案して議論したいのは
我々同盟国以外の大陸をどう分けるか
っていう話だ わかるな?」
その瞬間 部屋が静かになった
皆が真剣になる
領土の話だ
次話は土曜日の19時です
ここまで読んでいただきありがとうございます
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