第50話 方針
次話から新しい章になります
今日もよろしくお願いします
「陛下・・・
パレードで演説したこと
本当にやるんですか?」
「いや あのまま全てやるわけにはいかない
特に戦争をしないという部分だ
絶対にそんなことはできない・・・
大陸を占領しているのは
領土欲に駆られている国が多い
これでも あの 同盟国の選定は大分考えたんだぞ?」
「そう・・
ですか・・・・国民はかわいそうですが
目的に向かっては邁進してくれるでしょう
国民性はそんな感じですからね
ですが 誰かが最初にやらなければ正しいことでも
やらないというのは・・・少し・・・・」
「ああ わかっている
俺も思っているところだ
いささか 他人頼りなところがある
まるであそこみたいだ・・・・」
「はい? 前にもそんなところにいたんですか?」
「ん? ああ・・まぁ そうだな
話が長くなるからこの話は置いておいて
教育はやっている 自主性を学ぶために
だが大人になれば そういう個性は排除されている
大人がなんとかしなければならないのに・・・・
どうしようもない 腐った奴らだっている・・
法整備だってしているが 間に合ってない・・
奴らは日に日に力を増している・・・
なんとかしなければならない・・・
できれば 法によって・・・あまり 影は使いたくない」
「そうですか・・・
ですが どうしようもなくなったら
その時は・・・」
「ああ その時はな・・・・
はっ この話も脱線している
同盟国の話だったな」
「そうでしたね
お願いします」
「ああ 頼まれた
同盟に選んだ
ノース大陸のクロスト帝国
メラディウム大陸のケルリカ帝国
トコモリス大陸の神聖フラジュール帝国
レディア大陸のスポロスト王国
と 来週に会議を開きたいと思っているんだが
どうだ? いけそうか?」
「来週ですか・・・
予定自体は空いていますが
最北端の大陸からも来るわけですからね
時間はどうなんでしょう?」
「そうか・・やはり
来週では厳しいか・・・
では空いている時に
なるべく早く 会議をさせてもらう
これでいいか?」
「わかりました
では 伝令はやっているので
来週にはそれらの大陸に
目的は伝わると思うので
そうですねぇ
余裕をもって3週間後くらいになるでしょうか?」
「わかった 聞いていたな?
あけといてくれ」
「わかりました では3週間後とその次の日は予定をあけておきます」
「よし じゃあ これで同盟との方針は決まったな」
「では 占領する大陸は・・・」
「いや 占領自体は
全てにやりたいと思っているが?
遅いか早いかの違いだけだ」
「そ そうですか・・・
ではこの後どうしますか?」
「う〜ん
やることもないんだがなぁ
よし スキルの練習でもしとくよ」
「わかりました
では この後
第16練兵場をあけておきます」
「ああ ありがとう」
「いえ・・・・・
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今日も終わってゆく
次話は木曜日19時になります
ここまで読んでいただきありがとうございました
よければブクマ 評価などよろしくお願いします