第42話 オルコトス帝国大包囲2
エンキはキロメートルです
今日も宜しくお願いします
「よ〜しっ
てっ!!
うん うん だいぶ敵の反撃も無くなってきたな・・・・」
「そうだね
最近の敵さんは新兵器作る余裕もないのかもしれないよ?
だって 装甲が全然ないのしかこないもんね」
「そうだな
後どのくらいでこの包囲網は完成するんだ?」
「え〜っと
そうだね この場所からダール海岸まで
あと100エンキくらいだよ
だから この戦車の時速はどのくらいだっけ?」
「はい 時速56エンキです」
「だから あと2時間くらいだね」
「そうか ありがとう
意外とすぐに包囲できそうだな」
「でも このあとまた ど真ん中を走って
包囲を小さくしなきゃいけないよ?」
「それは 大丈夫だろ
油断はしてないが
もう 反撃する余裕なんて敵さんにはないだろうし」
「そう?
じゃあ いいんだけど」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まだ 包囲はできてないのか?
早く 攻め込みたいんだが」
「だめだって言われてんじゃん
あと2時間くらいらしいから
待っておけって」
「なんで そんなことわかるんだよ」
「なんでって
そりゃあ 新しく開発された電信使ってるからだよ」
「そうなのか
だけどよ 俺たちの技術力すごくね?
最初からそんな小さいの作れるんだぜ?」
「そんなわけないだろ
最初からじゃねぇよ
努力して 努力して
やっと完成したもんなんだ
だから 触るんじゃねぇぞ!!
って ・・・・・・・
おい そろそろいいってよ」
「何が?」
「前進してもいいってよ」
「マジで?」
「ああ マジで」
「よっしゃあああ!!
お前ら!! 許可が下りたぞ!!
我々機甲第2師団の力を見せてやれ!!
くれぐれも先に第1師団に首都を落とされるなよ!!」
『了解ぃぃ!!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「さて そろそろできたぞ!!
包囲を狭めて殲滅するんだ!!
全軍!! いけぇぇ!!」
『うおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおぉおぉおぉぉぉおぉ!!!!』
「疲れるんだが・・・・・」
「そんなこと言わんでくださいよ 将軍
みんなもやっとこの戦争の終わりが見えてきたって
喜んでいるんです」
「だがなぁ トタストル帝国はいいとしても
最大の敵のエルドニア帝国が残っているんだけどなぁ」
「大丈夫ですって!!
いけます! いけます!
頑張りましょう!!」
「ああ・・・
休みが・・・・・
無くなって行く・・・・・・・」
「それはないですよ
だって 将軍ですよ?
あるわけないじゃないですか
恨みたければ将軍に着いたじぶんを恨んでください^^」
「くそう!!」
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オルコトス帝国大規模包囲殲滅
クシア帝国 VS オルコトス帝国
戦力 50万人 45万人
損失兵力 2万人 45万人
勝敗 勝利 敗北
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オルコトス帝国首都攻防戦
クシア帝国 VS オルコトス=トタストル=亡命コールドニア連合軍
兵力 100万人 95万人
損失兵力 15万人 80万人
勝敗 勝利 敗北・降伏
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「皇帝陛下 オルコトスが脱落しました」
「そうか・・・
あとはエルドニアとトタストルか・・・・
トタストルは平押しでいけそうだな
エルドニアか〜」
「エルドニアはまだ兵力を温存しており
なかなか危険です」
「まぁ 頑張るしかないか・・・・」
次話は土曜日の19時です
ここまで読んでいただきありがとうございます
よければブクマ 評価など宜しくお願いします
ポイントが上がらないんでつらいんですww