第26話 産業革命
今日もよろしくお願いします
コンコン
ガチャ
「失礼します 陛下 お時間です」
「ああ わかった」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ワイワイ ガヤガヤ
「そろそろ陛下がいらっしゃるぞ〜!
静かにしてくださいね〜」
ガチャ
ガタッ
「さて 始めるか
何かあるか?」
「はい まず内務からです
蒸気機関が開発されたことで人口 商業 工業が急速に伸びています
まず人口ですがもう300万を超えました
次に商業ですが民間の中で金持ちが集まって商業ギルドなるものが
作られようとしています
また 工業の中では長時間労働させられているものたちがいて
そのものたちが反発して労働者ギルドなるものも作られようとしています」
「なるほど? 問題点はなんだと思っているんだ?」
早くない? そんなものが作られるのは
「はい 政治になんの知識も持たないものたちが集団を作って
ギルド同士で争うのはいいんですが
政治の内部まで入り込まれるとまずいのではないのかと思っています」
「なるほどな? 解決策は考えているのか?」
「いえ それは何も考えられてはいません」
「そうか・・・
よし こうしよう
最初に管轄外のところでそんなことが起こるのがだめなんだろう
最初から我々のところにつくればいいんじゃないか?」
「わかりました やってみましょう
ですが これも独立させたほうがいいと思います」
「わかった 仕方がない
ギルド管轄省として独立させよう
また それぞれに商業ギルド課などを作ろうか」
「わかりました きちんと人員が確保できるまでは
内務省が面倒をみます」
「ああ よろしく頼んだ
他に何かあるか?」
「開発省からです
蒸気機関を開発したので次はディーゼルエンジンを開発していますがなかなか
難しくてできませんヒントをくれませんか?」
「う〜ん 自分たちでやってほしいのだが仕方がない
簡単に言うと空気と液体燃料を1つの場所に噴射して
自己発火させて内部に仕込んだピストンを押し上げたりすることで
出てくる運動エネルギーをつかうエンジンだ」
「う〜ん う〜ん
つまりピストンを回せばいいんですね?」
「まぁ 本当に簡潔に言えばそうだと思う」
「ありがとうございます やってみます
あと 今国内でうごいている生産機械よりも高性能のものを
作れましたよ?」
「ああ ありがとう兵器工場に優先的にやってくれ」
「わかりました」
「他に何かあるか?」
「はい 外務からです
イストル王国の件で新たに隣国になったコールドニア連邦
オルコトス帝国から抗議が来ています」
「ああ それは外交官を送って謝って
宣戦理由を説明してきてくれ
もちろん嘘のな」
「はい わかりました」
「他は?」
「はい 情報からです
トタストル帝国の内情が怪しいです
軍と王がにらみ合っています」
「なるほどな
理由は?」
「はい トタストル王は内政に力を入れていて
軍をないがしろにしているからです」
「わかった 内戦になりそうか?」
「はい このままだと確実になりそうです
また 王は民間の支持率は高いので
数対練度の戦いになりそうです」
「そうか
わかった我々は軍に加担しようか
もちろんわからないようにそして同盟を結んどこうか
それで中央の国を潰すぞ」
「わかりました」
「よし もうないな?
これで会議を終わりにする」
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いつもの今日が終わってゆく
ディーゼルの説明はあれでいいんですかね?
知っている人がいれば教えて下さい
ここまで読んでくださりありがとうございます
よければブクマ 評価などよろしくお願いします