第97話 ロブリン共和国 ③
今日も宜しくお願いします
「閣下!!!」
「何!!!???
今忙しいんだけど!!
敵が 敵が! キテルノォ〜〜〜〜!!!!」
「はい! それですが!
援軍が届きました!」
「どうせ役に立たない物でしょ!!!」
「いえ!
ク連戦線に我が軍が勝利したと!!」
「ということは!」
「はい 援軍がもっと送られます!」
「でも!!
時間がかかるでしょ!?」
「はい ですが
開発省が新たなエンジンを開発したと!
なので 早く着きますよ!
具体的には1週間ぐらいになりました!!」
「おお!
じゃあ あと 1週間耐え・・・・
られない!! そんなの
もう無理だヨォ!
こんなの! どうすればいいの!!
敵めちゃくちゃ多いよ!!??」
「がんばりましょうよ!
閣下! あともうちょいですって!!」
「あぁ〜〜
もう 無理無理 厳しい!
もう戦線を大幅に後退させる!!」
「え!? いいんですか!?」
「いいんだヨォ!!!
それしか考えられないんだヨォ!!!」
「 [ 深夜テンションか・・・・ ]
はぁ〜 分かりました・・・
じゃあ 戦線を20ほど下げましょうか・・・」
「そうして!!
あぁ〜〜〜〜!!!」
「どうしたんです!?」
「なんにもないぃ!!!!」
「はい はい 行きますよ
本部も下がりましょうねぇ・・・」
「うあぁぁ〜〜〜」
「・・・ゾンビみたいになって・・・る・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「陛下!!
ロブリン戦線担当官が勝手に
戦線を後退させ始めました!」
「・・・・まぁ いいだろう
向こうはどんな状況なんだ?」
「はい 敵に攻められ続け
戦線は崩壊寸前ですね」
「それは仕方ないな・・・
褒賞上げなきゃ・・・」
「陛下?」
「いや 何もない
さてもうすぐ終わりだ!
最後まで気を引き締めて行こう!!」
「はい 陛下はこの戦争が終わったら
どうするんーー
「はい 負けフラグは立てないでね!」
「はい?」
「自覚はないのは仕方ないかもしれないけど
そうやって戦争中は戦後のことあまり人に聞かないでね」
「・・・? はい わかりましたが・・・
はい では 私はこれで・・・」
「ああ これからも頑張ってくれ」
「はい! では!」
「なぁ もうすぐ終わりだな・・・」
「・・・・・・・・・・・
・・・・そうかもね・・・」
「ん? まぁ いいか
最後までお前の名前思い出せなかったんだが・・・
どうなってるんだ?」
「・・・私に・・・聞かれても
・・・答えることは難しい・・
それこそ・・神にでも・・・
聞いて欲しい・・」
「『神』・・・ねぇ・・・
なんか 聞き覚えはあるんだけどなぁ・・・」
「・・!・・・
まぁ・・・最後まで頑張ってね・・・」
「ああ わかってるよ」
ここまで読んでいただきありがとうございます
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