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美しいメイド

ポツンと残された私。元から居たけれど何というか、頭が真っ白である。

「アルトー、アルト...アルトット」

居るはずないけど名前を呼んでみる。

「ちぇっ、来ないのか」

とベッドから這い出る。

「おや、隠れんぼはお済みですか?」

と、ここの家の中で1番怖...1番美しいメイドさんがニコニコ笑っている。

「アルトから聞きましたよ、お嬢様。使用人と言えどアルトはお嬢様の専属執事です。いじめてはなりませんのよ。いじめるならこの私を!分かりますか?お嬢様、プリンを作りました。ど

う...」

逃げなくては。また、変なことをさせられる!

急いで迂回して廊下を走る。靴の音と自分の息遣いが異様に煩く感じる。

「鬼ごっこですの?お嬢様〜!お待ちくださいませ」

片手にプリンを持ったままニコニコ追いかけてくる。アリアという綺麗な名前と顔なのにどうして男ではなく私にこうもベッタリなのか。

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