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天王星と月の迎撃
「陛下、ウラヌス隊、敵本陣に突撃の模様。」
了解です。援護部隊のアース隊と交信できますか?
(アースです。ルナ様、ウラヌス閣下はムチャです。)
アイツのいつもの癖です。申し訳ないですね。
ルナとウラヌスはお互いの気心が知れた間柄。
ウラヌスのリードはルナにしかできないのだった。
そのころ、ウラヌス隊の空飛ぶ戦艦はセバスチャンの部隊と交戦中だ。
「皆さん、この空飛ぶ城はウラヌス隊の援護に向かいます。」
ルナの居城は戦艦でもあった
「陛下の御意向なら、皆は従うまでです。」
陛下、前方に敵の戦艦を捕捉。
良いでしょう。先手を打てますか?
一条の光が敵艦隊を撃破。
女王陛下は艦首砲の第二射装填を指示。
「セバスチャン様のおっしゃる通り、敵の女大将は手ごわいな。」
ピエール様、ルナ軍により、わが艦隊は壊滅です
髭の士官は退避を決断した。
天王星と言う名の閣下と月と言う名の女王に為すすべがない