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更新を二週間休んでしまい、申し訳ありません!!
詳しい理由はあとがきで書かせていただきます!!
私は、カトレアさんに、コクリと頷き、「改めて、お久しぶりです、お姉さん。今世でも会えるとは思いませんでした」と笑顔で言うと、カトレアさんはとうとう瞳に溜まった雫を落とし、泣いてしまった。
「ふ……っ、私もっ……会えて嬉しいわ……!」
嗚咽を漏らしながらもそう言うカトレアさんに先生が背中をさすってやる。
「……まさか、姉さんだけじゃなく恋人も一緒に転生してくるなんてね」
横にいるエルもポツリとそう言い、私の方を向く。
「久しぶり、俺も会えて嬉しいよ」
優しい笑顔でそう言うので、私も思わず泣きそうになってしまった。
「……うん、久しぶり。まさかこんな運命があるとは思わなかったよ。……そもそも、転生したってことは“死んだ”ってこと……だよね?」
私は少し聞きづらかったが2人にそう尋ねると、2人はお互い顔を見合わせ、言いにくそうにあー、やらえーと、と繰り返す。
「あー……んーっと……お前が死んでしばらくして、その……事故に、遭って……姉さんもその時一緒で……しかも、同じ場所で……」
同じ場所。
それは、私が交通事故で死んだ場所と同じということ。
「っ、ばっかじゃないの!? 私が死んだんだから普通通らないか気をつけるでしょ!? なんで死ぬの……っ!!」
私は思わずそう怒鳴り、目には涙が溜まる。
まさか、同じ場所で亡くなってるなんて思わなかった。
「ご、ごめんなさい、マリーナちゃん。でも、私達ボーッとしてしまって……でもまさか私達も亡くなるなんて思わなかった」
申し訳なさそうにそう言うお姉さんもとい、カトレアさん。
「でも死んで、別れて、転生して、また出会えて、俺は嬉しいよ」
エルにそう言われ、怒っていた感情は一瞬でしぼんでしまった。
「……それは、私もそうだけど……」
「じゃあそれでいいじゃん、俺たちは“今”、出会えてるんだから」
エルにそう言われ、私は何も言えなくなってしまった。
「そうよね、今、私たちは再会した! それが重要よね!」
カトレアさんは嬉しそうにそう言い、目元の涙を拭う。
「……そうですね!」
私もカトレアさんと同じように明るくそう言い、笑った。
「ところでさ」
と、私は先程から思っていたことを切り出すために話を切り替える。
「ん?」
「どうしたの?」
エルとカトレアさんは首を傾げながら私の方を見る。
私も真剣な顔で静かに言った。
「エルの一人称は俺じゃなくて僕だから。あざとかわいいがエルだから」
「……」
「……」
「……」
カトレアさん、エル、そして喋っていなかった先生でさえ、私をマジか……という顔で見て、無言になる。
ガラガラと感動ムードが一気に崩れた音がした気がした。
久しぶりの更新、すんごい短いですね、自覚してます
ただ、今週?来週か?とりあえず次の土曜の更新までにもう一回更新しようと思ってます!頑張ります!
(ここから、長くなるため、必要ないと感じた方はこのままページを閉じていただいて構いません)
さて、先週、先々週と更新を休んだわけなのですが、まぁ先々週はテスト勉強の疲労による寝落ちです。まぁそれだけではなく、実は自分が監督になって、役者を育てる、某イケメン役者育成ゲームのイベントをその前日まで走っててそのいつも以上の疲労も重なって、驚くほど早く寝てた気がします、何時に寝たか覚えてないけど……。(ゲームのイベが自分の推しだったため、何が何でも頑張っていた)
そして先週は、修学旅行です、普通に北海道で楽しんでました、美味しかった……。
ちなみにどっちも更新の事を思い出したのは次の日かその次の日で、めっちゃ焦ったのを覚えています。
なんか先々週の説明めっちゃ長くなってしまいましたが……来週はライブに行き、8月の頭には合宿があったりとすんごい予定が入ってますが、どうにか更新したいと思います、さすがに二週連続のお休みに続く休みはないと願いたい……!!
長々と申し訳ありません、これからもよろしくお願いします!




