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お久しぶり?です!!
先週の更新をお休みさせていただいたため、結構な日が経ってる……のかな?
4月はずっと部活の練習だったのであんまり時間っていうか日付の感覚がありません……笑
5月は本番も終わり、ほとんど部活がないので、更新のお休みはないと思います!!
4月は2回もお休みさせていただいた気がするので、今月はしっかり更新したいと思います!お願いします!
「ん……」
目がさめると朝だった。カーテンによって柔らかくなった日差しが私の元に差している。
昨日は何をしてたっけ……。
心で呟いてから特に変わったようなことはないか、と考えを終わらせる。
今日の授業はなんだっか、とまた考えようとすると、コンコンとノックが聞こえた。
「あ、はい」
そう返事をすると、ガチャリと戸が開く音。
「おはようございます、マリーナ様。今日の朝ごはんは食堂で取られますか?」
一礼し、そう尋ねたのは、執事のルイさん。私は、その質問にどっちでもいいけど、と心で呟いてから、
「そうですね、食堂で食べることにします」
と答えた。
「かしこまりました」
ルイさんはそう言ってから、私の顔をじっと見る。
……? 私の顔に何かついてるんだろうか?
「どうかしましたか?」
そう尋ねると、少しハッとした顔になり、
「申し訳ありません、なんでもありません」
と返された。
「準備が出来次第、お呼びください。外で待っています」
続けたそう言ったルイさんは、私の返事を待たずして部屋を出て行ってしまった。
なにかあるような気がしたけど……気のせいかな……?
私は少し考えたものの、よく分からなかったので、すぐに準備をすることにした。
ーーーーーーーーーー
準備が終わり部屋を出るとすぐそこでルイさんが立っていた。
ずっと立ってたのか、と思いながら私は謝罪を口にする。
「遅くなってしまってすみません、ルイさん」
そう言うと、ルイさんはさも当然のように、
「問題ありません」
と返した。
「では食堂へ参りましょうか」
ルイさんのその言葉で、私はルイさんと共に食堂へ向かう。
朝ごはんはなににしようかな……たしかAセットがパン中心の食事だったっけ……。
Bセットがお米で、Cセットが野菜だったかな。
うーん、Cだとピーマン入ってそうだしなぁ。
Aセットでいいか。
「着きましたよ」
ちょうど決断したと同時にルイさんから声がかかり、考え込んでいる間に下げていた頭を上げる。
あ、もう着いたのか。
私は、食堂を少し見上げてまじまじと見る。
なんだろう……なんか見慣れない……あんまり食堂見ないからかな……。
私はかすかに違和感を感じながらも食堂に入った。
「では、食事が終わった頃にまた参りますので、ごゆっくりお過ごしください」
ルイさんはそう言い、食堂を出て行ってしまった。
執事が主人と共に食事することはないし、こんな公の場所で執事が共にいるのも、傲慢な令嬢くらい。
1人か……。
私はやって来た店員さんに、Aセットを注文する。
「少々お待ちください」
そう言い、去っていく店員さんを眺めながら、待っている間どうしようかな、と心の中で呟いた。
……いつもは、こんなこと考えないのに。いつもは、みんなで話をして……
……?
誰とだっけ……。
同じクラスの誰かと食べてたんだったかな……。
なんだろう、なにかおかしい……気がする。
気のせいなのかな……。
……あれ?
っていうか、
なにがおかしいんだっけ。
……まぁいいか。
Aセットのメニューを考えながら私は食事がやってくるのを待った。




