プロローグ
今回は短めにしてます!!
私は、この世界の主人公である。
……中二病をこじらせたわけではなく割と本気でいってます。まぁ中二病の人って自分は中二病じゃねぇとか言うんでしょうね。でも本当に私は中二病じゃないんです。
そして私は前世の記憶がある。
……これも事実なんです。決して中二病とかそんなんじゃないんです。右手はうずいてません。本当です。あ、でも左腕はうずいて……ああ、嘘です! うずいたこともありません!!
……さて、おふざけはここまでにして。
……私が前世の事を思い出したのはついさっき。“魔法”を使った時である。初めての魔法を発動させた瞬間、脳の中に膨大な映像が流れ込んだ。
誰かの生まれてから死ぬまで。そして、この世界の事。
……この世界が前世でプレイした乙女ゲームの世界だということに。
それもヤンデレ乙女ゲーム。
……乙女ゲームは好きです。もうドキドキキュンキュンしかもイヤホンをつければいつでも耳元で囁くように聞こえるところにゾワゾワきますでも私変態ってわけじゃないんですみんな感じるもんだと思うんですあれ私だけ?
…しかし。
それは画面世界で見たときの話。リアルで起きた時にはもう恐怖でしかないっ!!
拘束されて監禁されるか、心中で死んでいくか、相手の愛で殺されるか、そのほか死ぬ運命しかない恐怖!! 怖い!!
ゲームの主人公に転生なんてしたくなかった!! 死にたくない!!
生まれ変わって、もらったこの命!!
無駄にするわけにはいかない!!
私、絶対に生き残ってみせます!!
誤字、脱字があればコメントくださると嬉しいです。