夏色のプレゼント
ここはとある高校の演劇部の合宿所。今日から本格的な練習のスタートだ。時刻は朝6時。2人は体操に誘うが…?
早苗:…ふわぁ〜おはよう〜
くるみ:おはようさん!じゃあ…体操でもする?
早苗:ですね〜…起きてる人を誘いましょうか…
くるみ:わたぼうと海美とクロエは今朝食準備中だし…昴ときらりんと帆花の部屋を見ようか…あれ?私たち2人だけ?
早苗:先生が急用で行けなくなったのが悪いんですよ…
海美:…外で体操してるなぁ。混ざってきたら?
わたぼう:新しい朝が来た~…え?終わり?
クロエ:ほんとだ…
海美:早すぎるなぁ…あ、もうすぐで朝ごはんの時間だ!配膳…は終わってるか。片付けも終わったし…
クロエ:みなさんにご飯できたことを伝えましょうか?
海美:そうだね。クロエとわたぼうは外の2人に、私はあのねぼすけたちに伝えてきますね。
クロエ:はい!
こうして朝食が始まろうとしてた。
クロエ:早苗先輩!くるみ先輩!
わたぼう:朝食できましたよ!
早苗:ありがとうございます!
くるみ:じゃあ食堂に行くね。
海美:みんな起きて!朝ごはんできたよ!
帆花:あと30分…1時間でも…
きらりん:わたぼう…それはわたしのウインナー…
昴:あ、海美おはよう。この2人を起こしたんですが…
海美:そうだったんだ…
くるみ:朝だよ!起きないと朝ご飯食べちゃうよ!
きらりん:わ、わぁ!もう7時20分だ!帆花先輩!帆花せんぱーい!
帆花:…ごめん、明日はちゃんと作るから…さぁご飯食べよう!
早苗:今日は色々作ってみました!このあと8時まで朝ご飯ですよ!そのあと9時に練習開始なのでそこまでに準備お願いします!
くるみ:それではみなさんいただきます!
こうして朝ごはんが始まった。バイキング方式ではないもののかなり食べていた。そして食べ終わると各々自由に過ごし、9時になった。
帆花:さぁ、9時だ…みんな、お待ちかねの…
くるみ:ビクッ…
帆花:特訓だ!
早苗:おっきな声で…
クロエ:あーーーーーー!!!!!!!
海美:あの…ここにかかしいたっけ?
きらりん:…わたぼう…それはご飯じゃなくて本だよ…
くるみ:9時半だよ!次は滑舌行くよ!
帆花:大きく吸って!
海美:せーの!
みんな:あ!え!い!う!え!お!あ!お!
帆花:じゃあ私たちの特訓のメニュー♪
早苗:心ゆくまで楽しんでください♪
くるみ:…昴、午後からでいいよね?
こうして合宿の午前はこんな風に終わった。昼飯を挟んで午後はみっちり練習をした。こんな感じの生活が3日続いた。昼だけはこのシェアハウスのバイトがどうにかしてくれるので演劇の練習がより進んだ。
帆花:はい、これで合宿終了です!
くるみ:少し寂しいけど…とっても楽しかったね!
きらりん:特に2日目の夜ご飯は本当に美味しかったです!
海美:まさかフルコースを作るとは思わなかった…
早苗:そしたら駅に戻って解散ですね。
帆花:その通り…でもこのあと花火大会があるんだけど…一緒に行きたい人!
みんな:明日の練習は休みます!
帆花:明日休みにするから一緒に花火を見よう!