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まだ終わらない

33話 まだ終わらない 


 ママーネ婆さんの部屋に朋の魔法で転移すると、ろう城するのもバカバカしいと。鹿嶋世泉は警察に通報した。


 暴漢連中に襲われていると。

 すぐに警官隊が駆付け。

 暴漢たちと警官隊がぶつかった。


 外の様子を見た。アジフの奥さんは、外に飛び出し。落ちてた警官隊のヘルメットをかぶり防戦に加わった。


 「あの人、楽しそうだなぁ」

 

 ロバートが、窓からながめて。


「あぶない。あぶない」


 と、マナが。


 金属バットが飛んで来て窓が壊れた!


「ロバート、なにやってんのマナが!」


 どこから出したのかロバートは貝型盾でガラスの破片を防いでいた。


「大分、あの盾を使いこなせるようになったね」


 あの盾は、魔法が使えないロバートにも使えるのか? ママーネ婆さんは笑ってる。


 しかし、みんな緊張感ないな。こんな警察ざたになり大丈夫なの?


 一夜明けると暴漢たちはおとなしくなり、皆自分たちが何をしていたのかわからないようだ。

 中には自分の部屋に帰る奴も。


 鹿嶋世泉は警察の偉そうな人とナニか話しをしている。

 あの人、警察にも顔がきくのかしら?


「悪魔もそうそう、大きな超常攻撃は仕掛けて来ない。昨日は珍しい方だ。奴めそうとう激怒したのか。まあ警察が動いたんだ。あいつも派手には動かないだろ……。相手にもよるが」


 久能太郎の傷害事件、アジフの工場やマナの学校の屋上の細工での殺害行為等でアン・エヴァンジルことリリス・エヴァジュを警察に。


 そしてマナは、あの飛んだり、光の玉攻撃したことを憶えてない。

 鹿嶋世泉によると、能力のある人間が同じ力を持つ者に接触すると力が覚醒することがあるらしく。マナに鹿嶋世泉やアン・エヴァンジル、久能太郎等ここ最近、力のある人間との接触が増えたせいと。

 友人を怪我させた怒りも加わり一時的に力が覚醒したのかもしれないと。

 本当に覚醒すれば久能太郎以上の異能力の持ち主になると言っていた。


 マナを助けた友人のクラスメートは、ただの友人なのかは、マナには聞かないでおいた。


 朋が、なぜ突然現れたのかは。


「すぐにクロエのマンションへ行けと」


 朋は、抱いているぬいぐるみのプッテを見た。


 プッテのおかげか。ありがとう。

 と、プッテに頰づりをしたら、あまり変化のない朋の顔が少し変わった。


 あ、ここで終わりではないよ。

 まだあいつ、ローグ・ネルは祓っても倒してもいない。

 今は不在でも504はヤツの部屋だ。


 それに、パパにアン・エヴァンジルのコト話しておかなくちゃ。あと、あたしと戦っているみんなのコトも。


 早くも何もおこらないまま一ヶ月が過ぎた。

 マンションの住人たちは何事もなかったように暮らしている。

 季節は本格的な梅雨。

 今日もうっとうしい雨の中、駅に向う。


 スマホの着信音が、なった。


               つづく

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