19話 小説でよく見た…
キキ キクキク
ふぅ、シルヴィーお早う!目覚まし係に定着したなw
マスター、お早うございます
おう、アイもお早うだな!さて、今日からまた忙しくなりそうだぞ、必要な物を買い出しに行って可能なら
そのまま出発したい所だが…
宿を出て、買い物を始める
この皿を5枚とあの器を10個くれ
はいよ!どうせならこの壺や水差しも一緒にどうだ!
これが売れたら店を畳んで街を出られるんだ、安くするからどうだい?
そうか、それなら纏めて買おうじゃないか!
はいよ!って売って置きながらなんけどな、持てるかい?
ああ心配は要らない、収納が有るからな大丈夫だ
……ほらな
おお!食器やら器やらがアッという間に消えたな!
兄さんの収納は大きいんだな、羨ましい
ありがとな!
こちらこそだ!
食器や器等、予定外の物まで買ってしまったが……
何かの役にたつ事も有るだろう、安かったし
さて、後は例の物件が有るかな?
暫く街ブラしてみたが、お目当ての物が見つからない
ふむ、実際に探してみると中々見付からない物だな
諦めも肝心と言うが、もう少しだけ見て回ろう
マスターは何を、お探しなのですか?
ん?アイには言ってなかったか?実はな小さめの家か小屋が有ればだな、収納に入れて持ち運び出来そうだと思ってな
移動の際の簡易宿泊に使用するのですね?
そうだ、今まで移動ばかりでテントだとな不便な物も有るだろう?
小説で呼んだのを思い出してな、移動用の家を持ち歩くみたいな感じでな、それを真似しようと思ったのだか手頃な物が見つからない
それでしたら、多少強引ながら普通の家を買って
改修した方が早いのでは無いかと…
ふむ、改修と言ってもなぁ素人の俺には難しいのでは無いか?
マスター、お忘れですか?画像にこんな物が有ったのですが
おおお、これは!一時の思い付きで始めようとした時の奴か!
DIY工具の画像では無いか!オマケに資料集まで有る
マスターの言っていた移動の際の暇つぶしも出来て
尚且つ家も出来る!如何ですか?
アイ、素晴らしい提案だ!採用しよう
ならば、さっき見た家が気になってね!街をでる準備をしていたから聞いてみよう
スマンが少し良いだろうか?
はい、何でしょうか!今はご覧の通り忙しいのですが
一家揃って街を出るのか気になってね話を聞きたいと思ったのだ
私達はこの国を出て、知り合いの居るウインガルに向かうのですが…
そうか!それならこの家はどうするのだ?
そんな事は…必要な物を出し終わったら壊して燃やします、私達の家だった物に連合の人が住んだり使ったりするのかと思うと許せないのでね
そうか、ならば俺にこの家を売ってくれないか?
えっ!貴方は連合の関係者ですか?だったら
違うぞ、俺もこの街から今日明日には出る予定だ
ではなぜ?わざわざ家を買うのですか?
まぁな、そこは色々とじじがあるのでね詳しく言えない、だが誓って変な事には使わんぞ
そうなのですか?私達も壊すより誰かに使って頂ければ幸いなのですが…
そうだな、信用出来ないと思うのならば冒険者ギルドのギルド長のレオンに聞いてみても良いな
レオンさんの知り合いの方だったのですか!でしたら是非、我が家を買って頂けたら……その家族総出の引越しなのでお金も…その…
ふふ、構わんよ!ならばだ相場はよく分からないのだが、どの位い払えば良いのだろうか?
え!どの位い!とんでもないです、見てわかる通り
新築でも無ければ至って普通の家なのです
出来れば…そうですね…
うーん、この位いでどうだ?
え!こんなに頂けるのですか!!普通の古い家ですよ
俺は構わんよ、今この時の時間は有用だろう?特にこの国はな、だったら買う側の俺がこれで良いと思ったのならば!お互い損は無いだろう?
はい、こんな金額で買って頂けるのなら此方も嬉しい
交渉成立だな、荷物を出すのにどの位かかるかな?
その頃に此処に来る
それと先にコレだな
本当にこんなに頂いて…ありがとうございます
時間はそれ程かからないかと思います
分かった、他に何も無ければそのまま街を出て行っても構わない、俺が来るまで待つ必要はないからな
俺は買い物に行くので失礼する
はい、あの…貴方は何方に行かれるので?それとお名前は?
ん?名前か!ショウだ、行先はスフィアと言う国だな
ショウ様ですね、スフィアにいかれるので!!そんなに遠くまで…わかりました本当にありがとうございました
先程も言ったが気にする必要は無いから!
マスター良かったですね、気になっていた物件が手に入って
おう、家の大きさも程良いしな!あれならそんなに手も掛けづにリホームでかけそうだぞ!!
移動の方は悪いがまたシルヴィーに頑張って貰うしかないか!
キシキシククグ キキキ
気にしない乗って構わない!
そう言ってくれると助かるよ、シルヴィー頼もしいよ
アイ、さっきの家だが収納は出来そう?
はい、私の方は際限なく収納出来ます!!
アイも頼りになるな
いや良かったよ、アイとシルヴィーがいてさ
2人がいなかったら俺は野垂れ死にしてたかも
キキククキシ キッキ ククキキ
我が生涯、一片の悔い無し!
ってシルヴィーは何を言っているんだ、オマケに使う場所も間違えてるぞ(笑)
本当に何処で覚えて来るんだかな
そろそろ昼時か?何処かで昼飯でも食べよう
キキッ キクキクケケ
ん?アッチから良い匂いがするのか?行ってみよう
キキキ
この屋台からだな、ここは何を売っているんだい?
おっ、お客さんかい?
内はサンドウィッチを売っているぞ!美味いぜ!!
おすすめはこの肉野菜サンドだ
そうか!とりあえず3つくれ!
確かに美味そうだぞ、あそこのベンチで食べよう
シルヴィーとアイはコッチだな
どれ、何だと!何だこの肉は、柔らかくジューシーで上品な脂身だ、赤身と脂身のバランスも良くしつこくない!このソースとも相性は抜群だな
おっ、嬉しいねぇ、その肉はこの辺では珍しいのさ
モーズって言う牛の魔獣の肉さ、この魔獣はな繁殖期になると雄も雌も丸々と太りだすのさ!その時期の肉質が最高の質なんだ!後はちょっとしたコツもある
モーズって言うのか、覚えておこう
これからの旅で出会うかもしれないからな!
この肉野菜サンドを売れるだけ売ってくれないか
何!本当に買ってくれるのか?そいつぁ嬉しいぜ
だったら全部買ってくれるか?纏めてなら安くするぜ
良いだろう、全部買うぞ!
こんなにいいのか?コッチは大歓迎なんだが
構わないさ、皆んな引越しで商売にならんからな
移動しながら売れれば良いんだが、日持ちしないのさ
そうか!なら遠慮なく買わせてもらおう
俺は収納を持っているからな、日持ち等は関係ない
シルヴィーのお陰で、思わぬご馳走にあり付けた
そろそろいい時間か?家まで向かおう
うん、どうやら無事に引越しも終わった様だ
アイ、この家を収納に入れちゃってくれ
そのまま俺達も街を出よう、スフィアに向かうぞ!
はい!
キキキ!
おおお、アッサリと無くなるもんなんだな収納すると
街の門まで移動だ!
また新たな旅の始まりだな




