表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

14/31

14話 草原の鷲亭

取り調べも終わり街に入る時が来たんだがな

おい、街に入るのは構わんが税を払って貰わんと入れる事は出来んぞ


〔成程ね、今ちょっと持ち合わせが無いのですがその場合はどうすればいいですか?〕


そうか、ならば何か売れる物とかないのか?あの蜘蛛を従魔にしてるんだ、魔獣の素材や何か有るだろう?


〔それで良いなら、いっぱいあるけど…そうだな、これなんかどうだ!〕


おい、これはガルウの皮か!コッチは牙じゃないか!


ん?何だこの反応は、たかが犬モドキの素材だろ

〔どうした、確かに犬モドキの素材だが〕


たかがって言うか、あの蜘蛛を従魔にしてるだけあるな、ガルウは単体なら大した事無いんだかな、奴らは群れで来るから脅威度は上がるんだよ

その割に、素材の買取は高くないからな、冒険者も依頼を避けるのだ!

この皮があれば税にも充分足りる、他の素材はしまってくれ

門番が奥に向かって、おい買取の査定と買取だ!


10分位だろうか、担当が来て税と残りのお釣りを渡して来た

〔銀貨8枚か…価値がイマイチ分からんな〕

やっと街にってとこで1揉めあったが、直ぐに解決した

元の大きさのシルヴィーが街に入ると、住民がパニックになるから許可出来ないなんて言うからさ

どうしようか迷っていたら、シルヴィーさんがギギキ

って鳴くと、あら不思議!手乗りとまでは行かないが

俺の肩に乗るサイズになってるではないか!

その後も、なるべく街中では大きくならない様に!と

キツく注意されたよ、只シルヴィーに危険が迫ったら約束出来ない事をコッチからも言ったけどな

その後、ようやく街に入ることが出来た


ふーん、何だろうな?余りパッとしない感じがする

あれだ、活気が無いのか?それとも異世界の街中ってこんな物なのかな?アイは姿を消してもらっている

シルヴィーは俺の肩に乗っている、何か可愛いぞ

まず先に探すのは宿だな、その後に冒険者…商会…

どっちかのギルドか?両方行ってみるのも有りか

とにかく何かしらの情報収集をしないとだよ


あらま、何だか良い匂いがするぞシルヴィーも反応

あそこだ、屋台があった!買い物ついでに色々聞いてみるか!


いらっしゃい、お勧めは串焼きだよ!


〔おっちゃん、串焼きおくれ〕

はいよ、1本100ソールだ!銅貨1枚だよ


〔はいよ、銀貨1枚しかないからこれで!〕


お釣りをもらい串焼きを食べてみる!!美味っ何これ

肉も柔らかくタレも美味いんだけど


おっ、良い食べっぷりだな、気に入ってくれたかい?


〔ああ、気に入ったよ!この串焼きを後10本くれないか?それと聞きたい事があるんだか良いかい?〕


ああ、良いぜ!こんなに買ってくれたんだ何でも聞いてくれ


〔お勧めの宿とか知ってたら教えて欲しい〕


何だよ、まだ宿も取ってなかったのか?うーそうだな

この通りを少し進んで行くと右側に、草原の鷲って宿がある!そこは評判が良いって聞いてるな


〔おっ、草原の鷲か!いいな名前が気に入った、そこに行ってみるよアリガトな〕


こっちこそ、こんなに買ってくれたんだ礼を言うのはこっちの方さ


串焼きをシルヴィーと食べながら宿を目指し歩く

少しって話だけどさ、随分と歩いたよな?実は通り過ぎたとか?無いよな

マスター、ここから約2分程の距離に目的の宿ありです

おっ、アイ出て来たか助かったよアリガトな

問題はシルヴィーが一緒でもOKな宿なら良いんだが

テクテクトコトコ

ここだな、なかなか立派な門構えしてるじゃないか

入口は?コッチか、おっ西部劇で見た様な扉だな

宿の中は小説で読んだ様な作りになってるんだなぁ

カウンターがあって、食堂になってるのか〜良いな

いらっしゃいませー、お食事?宿泊?ご用は?


〔泊まりたいのだが、部屋は空いているかい?〕


はい、まだ空いてますよ!お泊まりは1泊1000ソール

で、朝と夜の食事付きで1500ソールです


〔とりあえず、3日で!後から延長は可能?〕


はい、延長される場合はなるべく早くお願いします


〔了解した、先に宿代を払うよ〕


はい、お部屋は2階の手前と奥が空いてますよ


〔奥で頼む、それと従魔も一緒で良いかい?〕


従魔ですか?大きさにもよりますが……


〔この子とこの子だ、シルヴィのとアイを見せた〕


キャッ、蜘蛛〜!へっ?コッチは妖精さんですか?


〔コッチは蜘蛛のシルヴィーだ、コッチは精霊だなアイと言う〕


はわ〜、精霊様ですか~私、初めて見ました感動!


〔この2人は俺の言うことは良く聞くし、襲ったりしないから大丈夫さ、どうだろうか?〕


う~、私の判断では〜おかぁさーん!コッチ来てぇー


後ろで家族会議だろうか?騒がせてしまったなスマン

だがこの2人と離れて止まるのは有り得ん事だからな


はいはい、すみませんねぇ私がこの宿の主人です

早速ですが従魔をみせて頂いても?

あらあら、まぁまぁ、2人共とても可愛いじゃない

問題を起こさない様なら構いません、但し部屋の物に

損害が出た場合は保証して頂きますが?


〔一緒に泊まれるなら構わない、それでお願いしたい、面倒を掛けてスマン〕


あら、礼儀正しいお客さんだね

これが部屋の鍵だよ、出かける時はカウンターに預けてね、食事は朝と夜、カウンターに声を掛けてね

体を拭くお湯は有料だからね


〔了解した、その時は声を掛けさせて貰うよ〕

そのまま部屋に向かい、やっと一休みできるな

シルヴィーもアイも休憩だぞ

ベットはやや固めだが、久しぶりのベットだな

後は小さな丸テーブルと椅子が2つとクローゼットか

大体この位だと、8畳位の広さかな?俺には充分だな

まず宿を取った、次はギルドだな素材の換金も有るし

冒険者ってどうなんだろうな、小説の様に絡んできたり面倒だったら、商人にでもなるか?

異世界でチートな能力で商人から成り上がる!

みたいな(笑)横になりながら馬鹿な事を考え寝落ち


ふぅわ〜、何だ寝落ちたか!何だかんだベットで寝るのって本当に最高だな、意識ない疲れもあったか?

これで隣に美女でも、いたら朝チュンだったぞw

今日はこの世界で初の朝ごはん、楽しみだ下に降り

カウンターに声を掛けるんだったな

おはようございマース、朝の食事をお願いしまーす


はい、おはようございます良く眠れましたか?

夜はお見えにならなかった様ですが


〔ハハ、疲れていたのかベットに横になったらグッスリでしたよ〕


そうでした!それでは今日の朝食はワイルドポークの

煮込みスープです、この宿自慢なのでお楽しみに


〔ワイルドポークか、串焼きもそうだったがこの肉が一般の肉なのな?〕


お待ちどう様です、こちらが自慢の朝食です

蜘蛛さんと精霊さんはどうしますか?別皿で何かお持ちした方が?


〔2人はさっき食べたから大丈夫かな、それでは頂きますと、おぉこの肉フォークがスっと入るぞ!噛まなくても口の中で……イカン言葉に出来ん程だ〕

無我夢中であっという間に食べ終わってしまった

感動だわ、前世では味わえんぞ…もしあったとしても

幾ら取られるか考えるだけでおそろしいな

ご馳走様でした!


〔お姉さん、冒険者ギルドと商会ギルドってある?〕


はい有りますよ、両方とも宿の近くに有ります

宿の1本先の大通りを右に冒険者ギルド

左に商会ギルドですよ、お客さんは冒険者なんですか


〔いや、まだどこにも登録してないのさ!だからどっちかに登録しようかなと思ってね〕


ふゎ〜、冒険者か商人ってお客さんは両方の才能をもってるんですねぇ、羨ましいです


〔そうかな?もしかしたら器用貧乏かもしれないよ〕


ふふふ、でも蜘蛛さんと精霊さんがいるのですから

お客さんは大丈夫ですよ


〔ハハ、アリガトさん!それじゃ行ってくるか〕


はい、行ってらっしゃい!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ