第四話 四月一日 午後
「・・・・誰?」
「え?」
本当の誰だろう・・・?
「いや、だr「忘れたのですか!私です!私!」・・・・・」
えっと・・・・如何しよう
「あ〜ちょっといいかなお二人さん」
「悠里!そんなにのんびりしていの!」
「のんびりはしてない。其の前にいつまで此処に居るつもりだ」
「いったい何が・・・!」
此処は極一般の住宅地。それも玄関前だと・・・つまり、
「一ノ瀬さん。どうし・・・失礼、ごゆっくりに」
この様に近所に誤解が・・・・じゃなく!
「と、とにかく!中に!」
「・・・・・・・」
「あ、あの〜」
「・・・・・・・・・・・・・・」
この子、顔を伏せて・・・・もしかして
「おなか空いてる?」
「なぜ其処に辿り着く、先輩」
あれ、女の子にしては低いな・・・・?じゃなくて、この声って・・・
「葵?」
「そうです。一体なんだこれは」
呉羽葵。名前は女の子みたいだが、れっきとした男で見た目は華奢だが、
剣道で負け無しの後輩で、彼とは悠里経由で・・・・ってそんな場合じゃない!
「葵!ちょっと手を貸して!とりあえずこの子を中に!」
「・・・な・・・・ま・・・・」
「え?」
「喋ったな」
なにか喋った?何だろう・・・
「お腹・・・・・空きました・・・・・」
ぐぅ〜〜〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「やっぱりそうなんだ」
「いや、何故やっぱりになる!」
お腹空けばそうなるよ。それなら
「葵は家にこの子を家に入れるから手伝ってくれない?あと珊瑚はご飯の用意宜しく」
「は〜い・・・・はぁ」
「・・・・なぜこうなる・・・・」
「しっかしこうもコントみたいに」
?二人して如何したの、そして悠里は面白そうに見てないで手伝って!
「ご馳走様でした」
「お、お粗末様・・・」
とりあえず家に入れて、ご飯を作ったが・・・
「これ、何人前だ?珊瑚」
「えっと、四人前ぐらい・・・かな」
「美味しかったです」
「あ、ありがと」
本当に良く食べた。おかげで今家の食料はなし・・・このあと如何しよう・・・・
「有難う御座います二日間何も食べてなくて・・・・・えっと、琥珀さん彼女は?」
あれ?すこし不機嫌そうだけど・・・気のせいかな?それより先に
「え・・・あ、ああ彼女は珊瑚。黒金珊瑚だよ」
「えっと・・・始めましてかな?私は黒金珊瑚、でこっちが」
「悠里だ。宜しく」
「それでこっちが・・・」
「呉羽葵だ」
「それで僕は「「「「知って(る、ます、から)」」」・・・・」
皆知ってるよね・・・・皆?
「あれ?えっと・・・なんで君まで知ってるの?」
多分初対面のはず・・・
「まだ思い出さないのですか!私はエイリス!エイリス・ブルーネスです!」
「婚約者のエイリス・ブルーネスです!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「「「「え〜〜〜〜〜(は〜〜〜〜、なんですって〜〜〜〜)!!!!!!!」」」」
やっと書けた・・・
悠里「いや、時間掛かりすぎだろ」
巧く書けなくて。
悠里「・・・・まあいい、それで何時になったら一日が
終わるんだ?」
・・・・・
悠里「目処はまだかよ・・・読んでくれてあんがとな」
・・・あと、三・四話・・・かな?
悠里「長・・・・」