第二話 四月一日 午前
まだまだ拙いものですがどうぞ
ジリリリリッッ!!!
「朝・・・・何時?・・・・六時か・・・」
眠い・・・と言いたいけど
「今日は始業式だったはず・・・春休みも終わってるし、仕方ないか」
それよりも
「朝ごはん、朝ごはん」
彼らが来る前に早く作らないと
「こんな感じで良いかな」
白米に焼き魚、それにワカメの味噌汁に沢庵。
この朝食を三人分を作って後は・・・
ピンポ〜ン
「あ、今回は早いね」
別に玄関に行かなくていい、それは・・・
「お、今日は和食か。久しぶりだな」
「お邪魔しま〜す♪琥珀兄♪」
二人は勝手気ままに入ってくるからね。
この二人は黒金兄弟。兄は悠里、妹は珊瑚で二人とも大切な友人であるのだけど・・・
「しっかし、悪いね〜朝飯ご馳走さん」
「私は琥珀兄に会えるから良いけど、ご馳走様〜♪」
ちょっとだけ自分勝手なところがあるんだよこの二人は・・・って!
「二人とも食べるの早!って僕の分は!?」
「食ったけど?」
「悠里!」
「すまん。悪かった」
ちょっとじゃなく、かなり自分勝手でしたね悠里は・・・はぁ〜
「食べちゃったら仕方ないか。コンビ二か何かで・・・「琥珀兄!」?如何したの珊瑚?」
「あ、あの・・・」
?如何したのかな・・・?顔が赤いけど・・・
「悠里兄が食べちゃったお詫びに昼は私が作るよ。前にも色々迷惑掛けたし・・・ダメ?」
お昼か・・・そういえば最近珊瑚のご飯食べてないし・・・今日は始業式で午前で終わるし
「良いよ」
「本当!?良かった〜」
?なんでほっとしているのかな?
「あ〜お二人さん・・・そろそろやばくないかな・・・時間が」
「「え・・・・遅刻!!」」
「お〜やばい、やばい。速くしろよ〜」
「悠里!君が騒動の元凶!」
今は・・・八時二十分!!本当にやばい!
「琥珀兄〜、悠里兄〜いってらしゃい〜」
いってきま〜す!!・・・・あれ?
「珊瑚は?」
「明日が入学式だからな、明日からだろ。しっかりしろ」
そうでした・・・
これが僕の、一ノ瀬琥珀の日常で・・・
この日常にまた新しい光が入る事をまだ知りませんでした・・・
「あれ?こうして遅刻ギリギリなのは悠里のせ「さて、飛ばして行くか!」って悠里〜!」
一日二日で書ける方凄いです・・・
まだ未熟ですが宜しくお願いします。