プロローグ 三月三十一日
拙いけれども頑張っていきます。
質問です。彼らについて如何思いますか?
「学園内で一番有名じゃないかな」(二年生徒A)
「結構目立っているよね。カッコイイ男子が2人、可愛い女子が2人いるからね・・・え?男子は3人」
(一年生徒B)
「彼らの中の2人は中学の時剣道部に入部しているが、二年の方は全然練習には来ないね。一年の方はちゃんと来るけど彼は強すぎるだね、三年生の僕達でも歯が立たない位だからね」(剣道部所属三年生徒D)
「彼女は本当に部の手伝いをしてくれて良かったわ、彼女のおかげで中学の時は全国に行けたからね。
彼女、気付いてないけどファンクラブが出来るぐらいに人気あるしちょっと嫉妬しちゃうね」
(陸上部所属三年生徒S)
「そう言えばあの女顔の男子居たよね。パッと見地味だけど結構カッコイイよね」(数学教師E)
「まったく何故彼は練習に来ないんだ!部の中では一番実力が有るのに面倒だ、眠いだとかでまったく来る気がない!大会に出れば間違いなく優勝する事が出来(以下略)」(剣道部副部長)
・・・・エトセトラ・・・・
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「ふう」
集めてみると色々と有るわね〜この子等。それにしても・・・
「編集はキツイね〜」
「無駄口叩いてないで仕事して下さい部長」
何でこんなにあるの?軽く二百はあるわよこれ。
「よく耳にするから試しに!・・・と思ってやったら」
「このようになったと・・・期限明日ですよ」
はあ・・・終わりそうないよ、これ
「だれか〜手伝ってください〜」
「泣き言を言ってないで手を動かして下さい」
「ヘルプミ〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『次は光鐘〜次は・・・』
・・・あ!お、降りなきゃ!
『ではなく』
ゴン
「ッ〜〜〜」
「フライングかよ!」
「これでいいのか」
よ、良くない・・・
『嘘。本当に光鐘〜もうすぐドアが閉まりま〜す』
「わあああ!!」
「フェイクかい!」
「これも如何かと思うぞ」
そうですけど!今は!
『ドアが閉まりま〜す』
プシュ〜
ギ、ギリギリセーフ・・・
「危なかった〜・・・ええっと場所は何処だっけ?」
メモはたしか・・・あ、此処だ此処。
「ふふ、楽しみだな・・・元気かな彼・・・」
四月一日
何かが動く出す
続く
「ちょっと!次って」
「俺ら全く出番無いな」
「次からって大丈夫?」
「成るように成る・・・のか?」
本編は次からです。
此処まで読んでくれて有難う御座います。