表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集 vol.2

今年も1年君の可愛らしい笑顔が見られますように…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 神社の入り口で僕はある人を待っている。

 三が日を過ぎたとはいえ、まだまだ初詣の参拝客で賑わっている。

「お待たせしました」

 鮮やかな晴れ着姿に僕の顔がほころぶ。

 そして、僕たちも参拝者の列に並ぶ。


 順番が来たので願い事をひとつ。

 ちらっと彼女の横顔を見る。

 やっぱり可愛い。


「日下部さんは何をお願いしたんですか?」

「ないしょ。まゆさんは?」

「私も内緒です」


 今年も1年、まゆさんの可愛らしい笑顔が見られますように…。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 拝読しましたー。 いや、タイトルからは全く思いつかなかかった、まさかの自分との初詣の約束…… とても暖かな気分を味わせて頂きました。 温かいお正月の温かい初詣。ありがとうございました。
[一言] 初詣に晴れ着っていいですよね。 学生時代はこの時期はいつも巫女さんだったんですよ、私。 いつも羨ましいと思いながら、おみくじ売り場で眺めていたのを思い出します。 参拝客の方に、着物の女性がた…
[一言] 拝読しました。 いくら連絡してもつながらないと思ったら、まゆさんとデートしてたのね!( `ー´)ノ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ