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第二話 焚き火

・・・第二話・・・

僕が盗賊団の大計画に加わること。僕は自分で決めたわけではなかった。


見張り役になることを選んだのも、本当は参加したくない自分の気持ちを隠すためだった。


僕には自分で物事を決定することに対する不安があった。

それが、アレクサと名乗る何か・・・・に頼りたくなる僕の本心だった。


アレクサは、言葉で僕を洗脳するようなことはしなかった。


彼はただ、僕の中にある感情を引き出し、僕が自分に都合の良い解釈をするよう導いていた。


焚き火を眺めながら、僕はふと思った。

「もし、誰かが僕の決断を代わりにしてくれたら…」


そんな願望が、僕の中にあった。


アレクサからの感情は、安心感や安らぎのようなものだった。


彼の存在が、僕に決断を避ける口実を与えてくれた。僕はそれに甘えていた。自分の意志で選択することから逃れられるなら、それに越したことはなかった。


しかし、その甘えが、僕を盗賊団の大計画に巻き込む原因になるとは、その時の僕には想像もつかなかった。


アレクサの影響を受けながら、僕は自分の選択を他人に委ねる道を選んでいた。


彼に頼りたい、彼に導かれたい、そんな僕の弱さが、僕を動かしていたのだ。


焚き火の前で、僕はふと気づいた。


自分の人生を自分で決める勇気がないこと、そしてそれをアレクサに頼っている自分がいることを。


でも、その時はまだ、その真実に向き合う勇気を持てずにいた。


僕はただ、アレクサに感じる安心感に身を委ねることを選んだ。それが、僕にとっての「安全な道」だと信じて。

次回もがんばります!

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