妖精ピクシーがやってきた
誤字・脱字・感想等ございましたら、遠慮なくお願いします。
【妖精ピクシーがやってきた】
ある日、森でアトラクさまたちとクッキーパーティをしているときだ。
アトラクさまが突然、
『ロレンツォ。ピクシーが大勢集まってきておるが、みえるかの?』
『ピクシーって妖精の?』
『そうじゃ。どうもクッキーに興味があるようじゃの』
僕は精神を練り上げて周囲を見てみる。
すると、うっすらぼんやりと白い固まりがクルクル動き回っている。
『なんか、白いものが見えるんだけど』
『私にははっきり見えるで。もの○け姫のこ○まそっくりや』
マリアが某有名アニメの人気キャラの名前を出してきた。
なぜ、そのアニメを知っている?
僕がこ○まの姿を思い描くと、目の前の白いフワフワが実体を結び始めた。
『ほんとだ。こ○まだ。なになに、ひょっとしてクッキーがほしいの?』
こ○またちは物凄い勢いで頭をクルクルまわす。
どうやら、クッキーが欲しいらしい。
マジックバッグからクッキーを取り出して彼等に渡してみる。
こ○またちは物凄い勢いで頭をクルクルまわしてクッキーを食べ始める。
すると、どこにこんなにいたのか、というぐらいに大量のこ○まが現れた。
小さいので、一人数枚のクッキーで満足してくれてるようだ。
某蜘蛛さんみたいに底なしの食欲を見せられたら大変になっていた。
『えっと、僕の手伝いがしたいって?ああ、じゃあこの腕輪をしていない人が森に来たら、精一杯歓迎してあげて。腕輪をしている人は歓迎したらダメだよ』
かれらは基本的に良性の存在だけど、いたずらも大好き。
森に来た人間を迷わせて楽しんでいる。
彼等はその後大活躍することになる。
『ピクシーさんたち、月1のお茶会においでよ。子蜘蛛さんたちと一緒にクッキーを食べようね』
ピクシーたちはぶんぶん顔を回して喜んでいるようだ。
一体あたりの分量は少なくても、なにせ個体数がべらぼうに多い。
ピクシーだけでも100kg程度のクッキーを焼く必要がある。
それでも、蜘蛛さんに比べれば可愛いものか。
蜘蛛さんたちのために毎月2トンものクッキーを焼く。
魔法を使うから、時間はかからないけど。
それに、蜘蛛さんたちの貢献度は大きいからね。
ブックマーク、ポイント、感想、大変ありがとうございます。
励みになりますm(_ _)m




