表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いらない子扱いの美少年王子さまに転生した僕。追放された僻地からの無双始めます。  作者: REI KATO
領地編2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/102

アトラク=ナクア 高級糸

誤字・脱字・感想等ございましたら、遠慮なくお願いします。

【アトラク=ナクア 高級糸】


『妾も食したいのじゃ』


 精霊のみんなとお茶会をしていたら、三毛猫が現れた。


『『『『『アトラクさま、ご機嫌よう』』』』』


 精霊たちが、三毛猫に敬意を払っている。

 三毛猫は変身姿で、本当は体長5mぐらいの大蜘蛛らしい。



『レベルが高すぎてステータス読めんけど、称号はわかったで。神のお使い様や』


 マリアの鑑定魔法をも跳ね返すステータスの高さ。


『アトラクさま、神様なんですか?』

『神が何かはわからんが、生まれついてからこの森を守護するのが妾の仕事じゃ』


『森の守護って。僕ら森を開発してますけど、大丈夫なんでしょうか』

『森の中を切り開いているわけではないしの。こうやって花畑を作ったり、其方はむしろ森には有益じゃ』


 ああ、良かった。セーフだった。



『働かざるもの食うべからず、というのがウチのモットーなんですけど、何かできることがありますか』


『うーむ。妾の特技といえば、軍団を作ることと、糸を紡ぐことかのう』


 糸を見せてもらった。

 驚くほど強い。

 ランベルトがいくら剣で切ってもきれない。

 僕が最大強化した体力を持ってしてもダメだ。

 しかも凄い艶があり、しなやかというチートだった。



『アトラクさま、この糸、使えるなんてもんじゃないですね。圧倒的に世界一の糸じゃないですか』

『ほう、嬉しいこといってくれるの。じゃあ、この糸出そうかの』


『どのくらい出せるのですか』

『そうじゃの。腹さえ減らなければ、いくらでも』


『アトラクさま、スィーツどの位欲しいですか』

『実は妾は腹は減らんのじゃ。食べなくても平気なのじゃ。だから、そのケーキとやらを1日10個ぐらいで十分じゃの』


 アトラクさまのいう1個というのは1ホールということだった。


『お安いご用です。できる限り見た目とか味を変えてお届けします。で、糸は1日で僕のサイズ10人分ぐらいの量をお願いできますでしょうか』

『そんなものでいいのか。お安い御用じゃの』


 こりゃ最上位待遇だな。アトラクさま、マジ超有能。



『あと、軍団というのは?』

『妾の子供たちじゃ。3千匹はおる。森の中に散らばっておるがの』


 といって、アトラクさまの子供を紹介してくれた。

 体長は50cmぐらいの巨大蜘蛛で、ミニ・アトラクさまだった。


 ちょっと僕と格闘技をしてみたが、こりゃ強いや。普通の人間一人だと相手にならない。5人ぐらいはいるんじゃないか。


 彼等は基本的に暗殺が得意。各自がレーダーを持っているようで、探知範囲は1kmぐらいある。蜘蛛の糸の他に毒液があり、30mぐらいの射程距離がある。これを木の上から放ってくる。


 10人ぐらいの部隊なら蜘蛛一匹で圧殺だな。

 しかも格闘戦も人間数人分の強さだ。



『じゃあ、もう一つお願いがあるのですが。森の安全を守るときに気をつけていただきたいことが』

『ほう、なんじゃ』


『僕らこうして腕輪してます。これが村人の印です。これしてない人間は悪者です。森に悪さしにくる奴らです』

『そうか、わかりやすいの。食べてしまってもいいかの?』


『どんどん食べちゃって下さい。でもですね。大人数でくる場合もあります。極力、ムリをしないで』

『大丈夫じゃ。妾はこいつらと精神で繋がっておる。集団戦には集団戦じゃ。数で負けるような戦いはせぬよ。分断戦、罠、各個撃破、得意中の得意じゃ』


 なんだか、凄く有能そうだ。



『流石に子供たちにお礼は難しいですけど、1ヶ月に一度、クッキーで労います』


 僕はクッキーを子蜘蛛にあげてみた。

 小躍りしてる。喜んでいるのだろう。


 一匹あたり、500gのクッキーをあげるとして、1.5トンのクッキーが必要になる。

これは、クッキー生産魔道具が必要だな。


『妾もほしいのじゃ』


 あー、合わせて2トンぐらいは必要だな。

 傭兵と思えば安いもんだ。



ブックマーク、ポイント、感想、大変ありがとうございます。

励みになりますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ