ブロクシュ大陸
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【ブロクシュ大陸】
この国のあるブロクシュ大陸
南は少し暑い。台湾程度。雨は沿岸を中心にそこそこ降る。
北は、少し寒い。東北程度。雨はほとんど降らない。
最北端は寒帯。
南の海を渡ると島嶼群。
人が住んでおらす、動物天国。
特に、ティオルマー島のパパ平原は獰猛な牛の大群で有名。
天動説の世界である。
この世界の周りを太陽・月・星が回っている。
海の向こうはガケ。海水が吸い込まれている。
ところが、海水は無くならない。理由は不明。
伝承では、大きな亀が大陸を支えているとされる。
四季はある。
２４時間、一ヶ月３０日、１年３６０日。
なんだか、人工的な環境。
前世のような物理法則があるのかどうかは不明。
おもちゃのような世界である。
■ジョージャン王国
王政国家。
面積６０万平方キロメートル。人口２千万人。
首都キーオン、人口２０万人。
この世界ではけっこう大きい街。
（世界最大でも５０万人）
概ね、温帯。少雨。
海側は沖縄～台湾程度の暑さ。
北側は高地のため、寒暖差が激しい。
東・北側はボネース帝国、西側は神聖イスタニアンという大国に挟まれている。
北側は峻険な山脈が走っており、殆ど向こう側へ踏破した人がいない。
王家はジョージャン家。
王子４人、王女１人。
王 ルキーノ・ジョージャン
長男 ルイージ
次男 レオニダ
三男 ロレンツォ
四男 ロマーノ
長女 セリアージュ
宗教 イスタニアン教ジョージャン派。
プロテスタント諸教派の一つ。
賛美歌至上主義。
教会はライブハウスとして発展した。
但し、歌がうまいからといって地位が高いわけではない。
■ボネース帝国
帝政国家。
面積３００万平方キロメートル。人口７千万人。
首都フォトコン、人口４０万人。
この世界ではけっこう大きい街。
南北の気候差が大きい。
文化的にも南北には相当な隔たりがある。
南部はジョージャン王国と似ている。
宗教 ボネース教
皇帝 ボネース皇帝、本名はユリウス・ボネース。
■神聖イスタニアン
宗教国家。
面積２４０万平方キロメートル。人口６千万人。
首都ヨンヤン、人口５０万人。
この世界では最大級の街。
東部は気候・文化的にはジョージャン王国と似ている。
西部は砂漠地帯が目立ち、過酷な土地柄である。
宗教 イスタニアン教
総神官長 リートフェルト・クレメンテ
■ツァン帝国
遊牧国家。
面積３００万平方キロメートル。人口３千万人。
首都オブ、人口１０万人。
大部分が砂漠・ステップ気候で、住民には遊牧民が多い。
超保守的な土地柄。
宗教 ツァン教
皇帝 セルジブデ
■ティオルマー島のパパ平原
大陸の南にある島嶼群の一つ、ティオルマー島にある大変広い平原。
野生化した牛数百万頭が群れをなしている。
非常に獰猛な牛で、かつてとある国が大隊規模の軍隊を送り込んだが、
３日で全滅したとされる。
■主要登場人物（２章まで）
【主人公】
ジョージャン王家三男 ロレンツォ
“僕”が転生した。
執事 セバス・ランベルト 元Ｂ級冒険者。剣は王国有数の使い手
自警団訓練担当 主人公より２３歳年上
メイド フィナ 男爵家３女。料理・領民教育担当。主人公より十歳年上
聖女マリア 猫に変身している 主人公より２歳年上
【ジョージャン王国】
王 ルキーノ・ジョージャン
次男 レオニダ 母：側室２号 伯爵家出身
長女 セリアージュ
【ガルディーニ家】
お祖父様 フェデリーゴ 伯爵
お祖母様 ベルティーナ
叔父さん フェルモ ロレンツォの母の弟
【村】
アベラルド ロレンツォ着任時４０歳 村長 鷹揚
【自警団長兼農民】
アレッサンドロ 奥さんの尻にしかれている。
グストフ 元山賊の頭
バジーリオ 元山賊の頭 ボネース帝国の元百人隊長
【村の万屋兼食堂兼宿屋】
ブルーナ 同３８歳 女主人 しっかりもの
【ドワーフ】
ドガエ鍛治長
これ以外の登場人物はモブです。
上の登場人物にも存在感のないのもいます。
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