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独白

野望?やぼう…やぼうか…。

僕はね、全てを無に還して、そしていつか、勇者に倒されたいんだ。

最も、この世界でそんな力を持つ者はいないし、僕が望む勇者だっていない。

だから永遠に、僕は僕の望む僕になれないし、僕が望む最期だって迎えられない。


どうして所謂悪役になる必要があるのかだって?

普通は勇者サイドじゃないのか?なんて言うんだね。

君の価値観だろうそれは。

僕はね、昔酷い目に遭った。それで人が憎くて憎くて仕方がない。

けどね、初めは違った。僕にこんな仕打ちをした人間を憎んだ。その感情がいつしか歪んで、ヒトという存在そのものを憎むようになってしまった。

そんな自分が醜くて許せなくて。でも僕にあんな仕打ちをした人間たちのことの方がもっと許せなくて。

そんな思いがせめぎ合ってるんだ。

だからいっそ、全てを滅ぼす側になれば、いずれ僕を打ち倒しに来る者が訪れるだろうと思ってね。


これは救済なんだよ。

どうしようもない僕という存在が救われるための。


眠れない夜にポンと書きはじめたもの。小説になってないってツッコミは自分で入れてますので大丈夫です。

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