表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編  作者:
10/11

【Twitterお題シリーズ】⑨【#ふぁぼしたフォロワーさんをイメージして小説の書き出し一文】

 綺麗な夜空だね。


 星が瞬く幾つもの光の線を描いていく。


 流星群だ。


 綺麗だ。


 綺麗。


「綺麗ですね」


 言葉に振り返ると、そこに知らない女性が居た。


 躊躇わずに笑顔で答える。


「そうですね」


「ここ、好きなんですか?」

 ゆっくりと歩を進める彼女に僕は頷いてみせる。


「ええ、ずっと眺めていた空です」

 そう、ずっと見てきた。

 どんな時も、辛い時も、悲しい時も、嬉しい時も。


「良いなもっと早く来れば良かった」

 ふてくされたような様子の彼女。

 最高の穴場スポットだ。

 普段なら横取りしているのだけれど仕方が無い。


「今から堪能したらいいんですよ」


「…そうですね」


 世界が終わる五分の前の、お話。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ