水瓶シロン'sエッセイ~《前半》人々がなぜ物語を求めるのか《後半》ちょっと過激な感想欄(ボクのじゃないよ?)に物申したい!~
まず初めに、以下に述べることは至極当然、誰もが無意識のうちに理解しているであろうことだ。
しかし、同時に創作にあたってとても大切なことであるし、読者も自分がなぜ物語を求めるのかを知っておいても良いと思う。
では、さっさと以下本題────
『人々はなぜ物語を求めるのか?』
結論から言おう。
答えは…………
────人生が一度きりだから────
はい。
「は?」
「いや、短いなおいッ!?」
「んなことわかってんだよバーカ!!」
「はい。星一評価付けときまーす。コメントにもボロクソ書いてやろぉ」
……ああ、そんなキミ達の声が聞こえる。
いや、だってそうなんだよ。どう装飾して言おうが、結論はそこに帰着する。
それが真理。
キミらが──ボクらが物語を求めるたった一つの理由。
だから、この結論を聞いて「ああ、そういうことね。はいはい」と思ったキミは以下の本文読まなくて良いぞ? 適当に広告下の星評価押して他の作品を読もう。
以下の本文を読むべきなのは、上の結論を聞いてピンとこなかったキミと、なるほどと理解は出来るもののその理由までは説明出来ないキミだ。
さ、では説明していこう────
人生はたった一度しかない。
だからこそ、人間は自分とは異なる生き方に興味を抱く────
「もし自分があの人なら……」
そんな風に思ったことは一度くらいあるだろう。
また、自分にはなかった才能に憧れを抱く────
ないものは仕方がない。でも、諦めきれない。
そんな思いから、人間は物語というモノに憧れを求める。
美少女、美少年と恋がしてみたかったなら、人は物語に甘酸っぱくも熱い恋愛を求めるだろう。
淡々とした日常で、何の面白味も感じられないのなら、人は物語にギャグやスリルを求めるだろう。
もし現実でない……魔法や剣に憧れを持つなら、人は物語に異世界を求めるだろう。
────一度の人生では体験し尽くせないそんな人間の憧れ。
それこそが、人が物語を求める理由。
物語を読んだ数だけ今とは違う、別の人生を体験出来る。
物語の中には、確かに読者だけのもう一つの人生が詰まっているのだ。
そして、作者は読者の人生のシナリオを作る神様だ。
それはわかる。
でも、ここで勘違いしないで欲しい読者しょくぅうううん!
一つ例を挙げよう────
よく耳にすることがある。
「アップした小説に批判的なコメントが書かれた」
というやつだ。
うん。悲しいね~。
ボクも書かれたら悲しいよ。
読者の言いたいこともわかる。わかるのよ……。
そりゃ、折角楽しく読んでて浸ってたところにさ? どう考えても変な設定とか来たら「は?」ってなるじゃん?
でもね、だからって作者を──物語をコントロールしてる神様を傷付けるようなことはしないで欲しい。
でさ、コメントの中には結構あるのよ。
「こんなコメント書かれたくないんだったら、感想欄閉じれば良いじゃん?www」
作者、99.9%イラッときます。
保証するよ。
市販の殺菌スプレーに書かれてるウソかホントかわからない99.9%除菌しますよのヤツより、絶対に99.9%の作者はムカつく。
作者側から言わせてもらうとさ?
「いや、何で少数のアンチコメント書いてくるヤツのために感想欄閉じないといけないんだよw いい気分で感想書きたい読者様が書けなくなるじゃんw」
って。
あ、ついでにもう一つ。
「いや、自分のアンチコメントごときに感想欄閉じなければならなくなるほどの影響力あると思ってんの? 身の程をわきまえろよ、たかが生まれて数十年の人間がw」
……いや、ボク誰だよ。
まあ、これを聞いてイラッとしたキミ。
多分そういうコメント書いてるよね?
別にさー、書いても誰も咎めないけどさ? 書いてどうすんのそれ?
例えばさ、現実で────
学校の先生「えー、今日の宿題はここからここまで!」
生徒 「はぁ!? ふざけんな! ハゲが!」
学校の先生「先生に対して何だその口の聞き方は!?」
生徒 「いや、こう言われたくないんだったら俺らの口塞げよ!(いわゆる、感想欄閉じろ発現)」
学校の先生「わかった(超常的な力で生徒全員喋れなくする)」
生徒 「…………」
ぷっ……ぎゃはははははははははははッ!?
いや、こういうことだかんね?
だからさ、書くなら上の例でいう「ハゲ!」みたいな相手を傷付けるコメントじゃなくてさ、具体的にどこにおかしい点があって、どうすべきなのかをコメントして欲しい。
ただ、ここで作者の苦労も知ってほしい。
言われてもすぐにどうこうは出来んのよ……。
すぐ直せることなら直すよ!? そりゃ!
でも、根本的に設定に矛盾があったとか、物語そのものの進行が不可能になる系の指摘をされても、直しようがない。それは本当にごめんなさい。
ただ、次の作品に活かすことは出来る!
もし書かれたコメントがただ作者を傷付けるだけのコメントなら作者は次の作品に何かを活かすことも出来ないし、それどころかメンタル傷つけられて筆も進まなくなるかも……。
だから、どうか書くならアンチコメントではなく、どこにどう欠点があったのかを具体的に書いて欲しい。
そうすれば作者は、次回作で失敗を繰り返さないように気を付けることが出来ますッ!
そして、心から作品を楽しんでくれて、その思いを感想に載せてくれるキミ!!
本当にありがとう!
キミのその感想が、どれだけボクら作者のやる気を向上させ、幸福感と満足感を味わわせてくれるか…………。
また、感想書きたいけどどう書いて良いかわからないキミ!
一言「面白い!」で良いよ! 本当に!
あ、もしそれで作者に「いや、どこが?w」とか舐めた返信されたらこのボクに言ってきなさい?
その作者を鉄拳制裁してやる!(という思いでいるが、出来るかどうかは保証できないよ! ゴメン!)
……ふぅ、まあこんなところかな。
大きく────
・なぜ人々が物語を求めるのか
・感想欄について
・感謝!
の三点を書いたつもりじゃい!
では、以上がボクの意見でしたぁあああ!!
んじゃ、バイバイ!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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