狩人ギルドというらしい2
『名前:有賀 七騎
性別:男
職業:カードゲーマー(最初から書かれていた)』
「よし、登録したぞぃ。」
「ひゃ、ひゃい!」
「よし、飯食いにいくか!奢ってやる!」
いかつい男に背中をばしっと叩かれた。
気合いが入った気がする
「ありがとうございます、えーと?」
「バルダーだ。」
「ゴチになります」
「ははっ!」
狩人ギルドから外に出ると虹がかかっていた。
「おぉ、聖虹鳥エヴァーが飛んでるな。ナナキ、運がいいぞ。」
俺は聖虹鳥エヴァーの雄大な姿に見とれた。
「俺、やっていけるか?教えてくれ、カードたち…」
ポケットのデッキからカードを一枚引き抜く
薄灰色のカードだった
「ブランクカードじゃん。」
エヴァーが飛んでいる方向にカードをかざした
「なにしてんだ?」
「え?えーと…え?」
ブランクカードが、虹色に染まる
赤青緑白黒 聖虹鳥エヴァー セイントウイング
コスト15 体力15 攻撃15
範囲攻撃
統率:このカードを召喚したときもしくは攻撃したときデッキからバード種族を召喚する
祝福:このカードが召喚されている間、マスターへのダメージを1減らし、ターンの終わりにライフを1回復する
執行:召喚したターンの終わり、そのターンこのカードが攻撃していた場合、ライフが減っているランダムな敵1体を即死させる
統率者として使えるカードが手に入った!これでデッキが作れる!
「置いてくぞ?」
「い、今行きます!」