元スコッパーのメモ帳
このエッセイは、https://ncode.syosetu.com/n1381ck/ 「スコップの手引き」というnov雄氏が書いたエッセイに触発されたものであり、これは2005年~2014年没(なろうスコッパー歴 2011年~2014年)のあるスコッパーのメモである。
(1)基本的なマナーを付けよう
小説をただ読むのにマナーもあるのか?と思う人もしれないが、小説を成長させる力は、作者だけでなく読者にもあるのだと筆者は思っている。だが、逆に小説の芽は栄養がないために、枯れてしまうこともあるだろう。
まずは、一番基本的なマナーとして、批判的な発言や評価は避けるべきである。
当然、誤植がある場合は、今後の作者の発展に寄与するため、積極的に作者に指摘してあげるとよいだろう。
しかし、読んだ小説が自分にとって面白くない場合は、そっと見なかったことにするべきである。他の人にとっては面白く感じることがあり、一つの視点からで、この作品はダメであると決めつけるべきではない。もし、自分が好きな作品を貶す人が居た場合、それはただのアンチ野郎という見方になる。また、作者は萎えて次の話を出さなくなることもあるだろう。誰にとっても、良くないことであり、良い作品を見つけたい発掘したいという願いがあるなら、するべきでは行為ではない。
次に、積極的にプラス感情を籠ったの「評価」を行ったり、「感想」を書こう。
これにより、作者はうれしくなり積極的にお話を出すようになるだろう。いくら恥ずかしがり屋なゴリラであっても、最低でも「評価」はするべきであり、評価をしなけば、いつかはお話も出なくなる可能性もあるだろう。
ここから先は作品が好きな場合に行うとよい行為だが、作者を「お気に入りユーザ」にし、活動報告(割烹)を読んであげよう。
場合によっては、ここに活動中止の旨や新作などについて書かれることがある。この割烹には、コメントを書く欄があり、確認したら、ぜひ積極的に思ったことを書き込みしてあげるといいだろう。
また、文章がうまく書ける人は、作品のレビューを書いてあげよう。
小説家になろうでは、作品を他者に宣伝するために、読者がレビューを書くことができる。
しかし、この機能は実はあまり使われておらず、一番多くのレビューがある作品「無職転生 - 異世界行ったら本気だす -」ですら、レビュー数は154件しかない。だが、上手く書ければ、さらにファンを増やせるだろう。また、上手く書けなくともレビューを投稿することにより作者のテンションが上がることだろう。
基本的なマナーとしては以上である。より良い小説がスコップできますように。
(2)スコップ方法について
決して、誰もが合う方法とは限らないので、一参考にしてほしい。また、本エッセイは、nov雄氏が書いたエッセイに触発されたこともあり、内容が似通ってしまっている点は、許してほしい。
初めてのスコップの場合、まずは、ランキングでの「年間」や「四半期」の上位作品を読むことをお勧めする。
ここで表示される作品は、殆どが万人に受けられるような作品で、基本的な小説家になろうの風潮を知ることができる。
当然のことながら、人によっては作品との相性が悪く、ある程度読んだ時点でもう読む気がしなくなることがあるだろう。
そういう時は、その作品を見なかったことにして、次の作品を読むことをおすすめする。
次に、基本的な手段として、小説検索欄で好きな分野や嫌いな分野などを書いて、調査する方法がある。
これは古いものから、新しいものや人気なものもヒットする。
初期の活動であれば、この手法を使い、スコッパーの楽しさや小説の良し悪しを学ぶとよいだろう。
ある程度慣れたした時点でも、この手法で、表示を「新着更新順」「週間ユニークアクセスが多い順」にすると、知名度が低いながらも新しい作品が見つかるだろう。また、時間がない人は、「週間ポイントの高い順」にすると幸せになるだろう。
最後に、賛否両論あるのだが、筆者は、ランキングの「日間」をチェックすることをお勧めしている。
好きな分野外でも、新しくて良い小説が存在することがあるからだ。筆者が気に入った作品の中で最も人気になった作品に、「Re:ゼロから始める異世界生活」という小説があるのだが、この小説は、日間に出ることにより話題になり始め、最終的にはアニメ化するまでに人気になった。実は筆者にとっては「時間」というワードは好きであるのが、「異世界転移」や「転生」というタグがあまり好きではなく、日間をチェックすることにより、早期に発見できたといっても過言ではない。
スコップ方法については以上である。
マナーを持ちつつ、スコップを楽しみましょう。
また、小説家になろうなどのWeb小説にばかり固執せず、書籍として発売されている小説や専門書を読むようにしましょう。
人気になる作者ほど多くの本を読むと言われています、読者も知識をもって、良いスコップしましょう。
自らの文才のなさに全俺が泣いた。(やったぞー!いっぱい文章書けたぞー!!なんか元ネタと似ている気がしなくもないが、気のせいだと思いたい…うわぁっぁぁああ…)