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穂宮 葉月

ここでは『穂宮 葉月』と、その契約獣である『火澄』、『飛雷』、『妃蘭』、『仙麗』、『流』、『葛葉』に関するプロフィールに加え、彼女らの技や術も随時追記していく予定です。

名前:穂宮(ほみや) 葉月(はづき)


容姿:背中まで伸ばした黒髪と青い瞳を持ち、まだ幼さが残った可愛らしい顔立ちをしており、前髪の方に触角のような癖毛が一本ある

スレンダーながら歳不相応に発育した体型の持ち主


性別:女


身長:159cm

スリーサイズ:B87/W57/H89


年齢:15歳


趣味:散歩、園芸、アクセサリー集め


好きなもの(事):家族、甘い物、のんびり過ごす時間


嫌いなもの(事):辛い物、勉強、修行関係


性格:のんびり屋のマイペースな性格だが、芯は強く間違ったことは見逃せない性分である

また、姉達に対しては甘えん坊な傾向がある


備考:ミューテリアル学園4年生で、制服は上はセーラー、下はブレザーのロングスカート仕様を着用している。

皐月の二つ下の妹で、産みの母親は皐月と同じく『睦月』であり、姉妹の中では末っ子である。

実家にいた頃、皐月や長月の真似をして修行をやったことがあるが、厳しい上に辛いとして修行に対して苦手意識を持つようになってしまった。

学園内での成績は中の下、運動能力も平均よりちょっと上な程度である。

そのため、よく長月に勉強を見てもらっている(長月曰く『他の2人だと甘やかしそうだから』とのこと)。

しかし、彼女は魅力体質を有しており、潜在的な能力で言えば皐月にも引けを取らないとされているが、本人にその自覚は無い。

魅力体質を持っているため契約獣に懐かれやすく、契約した後も友達感覚で契約獣と接するので契約した契約獣達からはかなり慕われている。

皐月の契約獣である麒麟とも仲が良く、皐月の部屋に行く度に麒麟を抱くのが恒例となっており、当の麒麟もまんざらではない様子である。

家事全般が苦手で、よく長月と一緒に皐月の部屋、もしくは文月の部屋に遊びに行ってしまう。

忍との直接的な面識は無いが、皐月の許婚ということもあり、若干の対抗意識を持っている。

理由としては『大好きなお姉ちゃんの一人を連れてっちゃいそうだから』だとか…。

皐月と同じく『葉月』は伏せ名であり、本名は『紗絵(さえ)』。

この名を知るのは師走、無月、睦月の3人である。

契約獣は『火澄』、『飛雷』、『妃蘭』、『仙麗』、『流』、『葛葉』の6体である。



名前:火澄(かすみ)


容姿:朱色の毛並みに薄い桃色の虎縞模様が入り、青色の瞳を持つ猫


全長:93cm


体高:25cm


性別:♀


保有術力:霊


性格:基本的に自由奔放な気分屋な性格で、命令されることを嫌う

また、悪戯好きで嗜虐性も高めな一面を有している


備考:葉月と契約した下級契約獣。

階級は獣、保有する四大術力は霊のため、『霊獣』に分類されている。

葉月と最初に契約を交わした契約獣であり、彼女の最初に出来た"友達"でもある。

最初は葉月の魅力体質に惹かれてきた部分もあったが、契約する前に葉月の事を知るためにしばし期間を置いて観察していたが、結局は『なんだかほっておけないかも…』という理由で葉月に契約を持ち掛け、その際に葉月から『主従とかじゃなくて友達としてよろしくね』と言われてしまった。

そのため、葉月のことはかなり気に入っており、命令でなく彼女の"お願い"なら出来る範囲で応えている。

ただ、葉月のシスコン度も熟知しており、さらに姉妹だから分かるようなことを葉月からそれとなく聞き出しているためか、それを利用して穂宮六姉妹(もちろん葉月も含む)に対して悪戯を仕掛けたり、からかったりするなど嗜虐心も結構高く、その嗜虐性は身近にいる契約獣達にも及ぶことがある。

同じ猫系統の契約獣である迅雷や白刃などとは交流があり、色々と情報交換などもしているらしい。

戦闘スタイルは火霊術を主体にしたオールラウンダータイプで、柔軟性や俊敏性、隠密性なども高く臨機応変に立ち回れるので、葉月の契約獣内では一応リーダー格となっている。

しかし、本人としては別の誰かに代わってほしいとも思っているらしいが、その理由は『立場的に偉くなると何となく(嗜虐的な意味で)色々と出来なくなりそうだから』だとか…。

契約の宝珠は自身の瞳を模した朱色の宝石である。



名前:飛雷(ひらい)


容姿:鮮やかな蒼色の羽毛で覆われ、黒い瞳を持つカナリア


全長:14cm


翼開長:22cm


性別:♂


保有術力:霊


性格:基本的に明るく無邪気で腕白な性格で、好奇心もかなり旺盛

ただ、危機管理能力はずば抜けて高いので用心深さも備わっている


備考:葉月と契約した下級契約獣。

階級は鳥、保有する四大術力は霊のため、『霊鳥』に分類されている。

葉月の魅力体質に引き寄せられてきた一匹なのだが、本人は『何となく飛んでたら葉月の所に行き着いてしまった』と思い込んでおり、葉月の方も最初は迷子かと思ったほどである。

それからしばらく葉月の部屋に居座り続けたところ、既に葉月と契約していた火澄に捕まって食べられそうになったが、葉月が助けたので事無きを得た。

この時のことを火澄は『ただの冗談にゃ♪』と言って誤魔化し、葉月も『も~悪い冗談なんだから~』と疑う様子なく納得したのを見て飛雷は身の危険だけでなく、葉月も(色んな意味で)心配になってしまい、結果として葉月と契約することにした経緯を持つ。

日常生活においては葉月の肩に乗っかり葉月の護衛をしている…はずなのだが、生来の性格から護衛の任を忘れて空の探索やら気になったものを追い掛けてしまうなどの子供っぽさが抜け切れていない部分が多々ある。

そのため、他の葉月と契約してる契約獣達からは半ば呆れられていたりする。

戦闘スタイルは雷霊術を用いた支援や援護であり、空から仲間の様子を見つつ攻撃補助、撤退支援、援護攻撃、時間稼ぎなどのサポートを行う。

また、葉月の直衛らしく雷霊術と結界術を組み合わせた対外用防御霊術も扱えたり、相手に捕まった際に体から雷を放電することで一時的に相手を麻痺させたり、特殊な結界で雷系術式の攻撃を吸収するなど汎用性はかなり高い。

契約の宝珠は自身の羽根を模した蒼い宝石である。



名前:妃蘭(ひらん)


容姿:頭部は朱色、胸部は黒、腹部は紅と黒の縞模様で、羽は赤紫色、黒い目を持つ女王蜂


体長:50cm


性別:♀


保有術力:気(覇気)


性格:表面上は高貴で気品に満ち溢れた優雅な性格だが、その本質は攻撃的で嗜虐性もかなり高い女王様気質である


備考:葉月と契約した下級契約獣。

階級は蟲、保有する四大術力は気のため、『気蟲』に分類されている。

葉月が最初の課外授業で赴いたフォレスガーデンに生息していた個体群の女王蜂で、当時葉月と一緒に行動していた『ユウマ・リースリッド』、『デヒューラ・スイミラン』、『葛城 ファム』の3名と共に妃蘭が統べる縄張りへと侵入してしまい、さらに魅力体質持ちの人間が2人もいたせいか見事に狙われてしまった。

当然のことながら4人は最低限の防衛行動を取り、最終的には妃蘭自身を引っ張り出してしまった。

しかし、あまり争い事を好まなかったユウマが平和的な解決として話し合いを希望し、葉月もそれに同意、自分達に敵意がないことを示したユウマと葉月を見て妃蘭も2人の話し合いに応対した。

但し、この時のデヒューラとファムは襲ってきたことに対して憤慨していたが、縄張りに勝手に入ってきたのはそっちだと妃蘭に言われて不満そうにしていたが、ユウマによって宥められている。

話し合いの結果、ユウマと葉月を気に入った妃蘭はどちらかと契約することを提案したが、ユウマは持ち前の優柔不断さから答えが出ず、『ユウマちゃんが契約しないなら私がする』と葉月が言い出したので、妃蘭は葉月と契約を交わした。

ちなみにこの時のユウマを妃蘭は『決断力は無いが、妙に惹かれてしまうから不思議』と称し、デヒューラとファムからは『優柔不断』と一蹴されている。

また、この課外授業からの帰還の際、妃蘭の巣の一部を葉月が持ち帰っており、そこに一緒についてきた群れの一部がそのまま指揮下に入っているが、あくまでも妃蘭が指揮しているので葉月とは契約していない。

ちなみに巣は空いていた大型契約獣専用の居住スペースに置かせてもらっており、現在進行形でその規模を拡大しているらしい(そのため、葉月の部屋はたった数ヶ月で変更されてしまった)。

戦闘スタイルは覇気による威圧術と群れを指揮する人海戦術を主体としている他、群れの一匹を対象に取り付かせてアンテナとし、その一匹を媒介にして自らの覇気を対象に注入することで操るという戦術も可能にしている。

しかし、群れは子供も同然なので殺されれば当然怒るし、ちゃんと弔ったりするなど家族への愛は本物であり、それを理解してくれる葉月にも同等の信頼を寄せている。

契約の宝珠は正六角形が紅と黒の縞模様で出来た宝石である。



名前:仙麗(せんれい)


容姿:体色は色素の薄い褐色で、背中の鱗甲板は少し明るめの朱色をしており、藍色の瞳を持つアルマジロ


全長:60cm


性別:♀


保有術力:霊


性格:基本的に穏和でマイペースな性格で、筋金入りののんびり屋で天然な一面も合わせ持つが、若干めんどくさがり屋でもある


備考:葉月と契約した下級契約獣。

階級は獣、保有する四大術力は霊のため、『霊獣』に分類されている。

元々はダステルに住む個体であったが、葉月が2年生の頃に受けた課外授業の際に出会った。

しかし、出会ったのは仙麗が外敵に襲われていた時で尚且つボール状の防御態勢であったため、葉月は最初は"なんでボールが襲われてるんだろ?"くらいの認識で様子を見ていたが、そのままにしておくのも可哀想と感じたらしく火澄に頼んで襲っていた外敵を追い払った後、何を思ったのかボール状態の仙麗を課外授業中にお世話になっていた宿へと持ち帰った。

この際、葉月はちょっと重たいボール程度の認識しか持っておらず、仙麗自身も防御態勢のまま眠ってしまったので双方共に全く気付かないままだったらしい(ただ、一緒にいた火澄は何となくわかっていたようだが、敢えて何も言わなかったとか…)。

その夜、目覚めた仙麗は見知らぬ室内にいたため、当然ながら困惑していたが、考えるのが面倒になって考えを放棄したところで物音に気付いて目を覚ました葉月と目が合ってしばしの沈黙が流れた。

その後、命の恩人である葉月と契約を交わしたのだが、その経緯は互いに若干まだ寝惚けてた事もあり、何とも適当な感じがしてならなかったが、当の本人達は全く気にしていない。

翌朝、記憶が曖昧なまま契約していたことに驚いた葉月の悲鳴(?)で、仙麗もまた目覚めていつの間にか自分が契約してたことに驚いていたが、しばらくした後にお互いの顔を見合わせて『ま、いっか』と軽く流して『これからよろしくね』という風に改めて挨拶してこの件は片付いてしまった。

葉月の契約獣となってからは鞠代わりとして火澄がじゃれたり、葉月も火澄の真似をしてゴロゴロと床を転がしたりと完全に遊び道具と化している。

戦闘スタイルは地霊術や結界術を用いた防御を重視している他、地霊術によって相手の足場を崩して時間を稼いだり、撤退する時は足止めを行うなどのサポートも行える。

また、防御態勢のまま自身に球体状の結界を張り、誰かが仙麗を蹴ることで攻撃要員にもなるが、その攻撃から仙麗が戻ってくるまでの時間がそれなりに掛かったり、葉月が蹴ると必ずと言っていいほど痛がるので戦術としてはあまり成り立っていない。

しかし、これは結構使える技なのでやらないのは勿体無いと長月や神無月に言われている。

事実、一度だけ神無月がその技を使用した際は凄まじい威力を誇った程である(ただ、神無月は蹴り技が主体なのでその恩恵という見方もあるが…)。

契約の宝珠は綺麗な球状をした透明度の高い朱色の宝石である。



名前:(ながれ)


容姿:流線型の魚体に吹き流し尾で、体色は蒼と白の二色に黒い眼を持った金魚


全長:19cm


性別:♀


保有術力:霊


性格:理知的、論理的、几帳面と三拍子揃った筋金入りの真面目で冷静沈着な性格だが、根の部分は相当な仲間想いな一面も秘めている


備考:葉月と契約した下級契約獣。

階級は蛟、保有する四大術力は霊のため、『霊蛟』に分類されている。

2年生の夏休みの時に実家へ帰省した際に行われていた縁日の屋台で葉月が唯一掬い取った個体で、名付け親は当然葉月である。

但し、この金魚すくいの際、葉月の魅力体質に反応した金魚達が群がってすくい紙が何度も破れてしまい、半泣き状態で大人しくしてるように言ってからそっと掬い上げたのが流であった。

そして、屋台のおじさんから『掬い上げたやつも契約獣の一種だからちゃんと契約してやれよ』と言われたので、帰る途中で無月に水槽を買ってもらってそこに流を移してから契約を行った経緯を持つ。

葉月や周りの先輩契約獣があまりにもマイペース、適当、めんどくさがり、気分屋、万年少年となかなかに酷い状況だったため、自分だけでもしっかりしようと決意した結果、今の人格が形成されていった。

そのため、葉月の契約獣の中では5番目でありながら作戦参謀兼纏め役としての役割と立ち位置になっており、いつも自由な主や先輩後輩に頭を悩ましている苦労魚である。

そんな先輩達でも同じ主を持った仲間なので自ら嫌味な役を引き受けたり、時には辛辣な言葉を投げ掛けたり、主や仲間の悪口を言われたら即座に反論して攻撃したり、ちょっとしたことでも皆のことを心配するなど葉月と契約してる契約獣の中では立派な縁の下の力持ちでもある。

戦闘スタイルは水霊術を用いた後方からの攻撃や治癒術を主体にしているが、本体が小さく耐久力もほぼ無いので接近戦に極端に弱く、飛雷や仙麗と共に葉月の傍からは離れられないでいる。

普段は葉月の部屋にある大きめの水槽(無月に買ってもらった水槽を運んできたもの)の中を泳いでいるが、移動時には肩掛けバックのようなミニ水槽で葉月と一緒に移動している。

契約の宝珠は自身の尾を模した蒼い宝石である。



名前:葛葉(くずは)


容姿:白銀色の毛並みで全身を覆われた金色の瞳を持つ狐


全長:114cm


体高:32cm


性別:♀


保有術力:妖


性格:プライドが高く意地っ張りで気性もやや荒い高飛車な性格だが、根は実直で義理堅く受けた恩は時間を掛けてまで必ず返すほど律義でお人好しである


備考:葉月と契約した下級契約獣。

階級は獣、保有する四大術力は妖のため、『妖獣』に分類されている。

元々は大和諸島を縄張りとしているとある中級契約獣の部下であり、魅力体質を有する穂宮の娘(葉月)を連れてくるように命令されていた。

しかし、当時まだ幼かった彼女を連れ出そうにも近くにいた麒麟に阻まれ、彼が皐月と共にミューテリアル学園に渡った後も何度か狙ったが今度は無月や睦月の邪魔が入るなどして失敗続きであった。

そして、結局葉月も姉達を追ってミューテリアル学園へと入学してしまい、上司である中級契約獣にこっ酷く叱られてしまった過去を持つ。

それから3年経った頃に帰省していた葉月を再び連れてこようとした矢先、不運にも契約獣の密猟を生業としてる人間達に見つかってしまい、自分の毛並みが非常に珍しいという理由で狩られそうになって逃げるも手傷を負わされながら次第に追い詰められてしまった。

そこへ偶然にも麒麟を連れた葉月が通り掛かり、密猟者達は麒麟の雷撃によってお縄を頂戴して月詠にある治安維持組織へと身柄を連行された。

残った葛葉は葉月によって彼女の部屋へと連れて行かれて看病され、助けてくれた恩を返そうとしたものの葉月はそういうつもりで助けた訳ではないと断られるが、それで葛葉の気が治まるはずもなく最終的に契約することで恩を返そうとした。

しかし、今度は契約した後に"契約してしまったら上司の待つ所へは容易に戻れなくなった"という問題が発生してしまい、しかも昔から世話になってきた上司に何の相談もなく勝手に葉月と契約してしまったために上司の所へ戻るに戻れない状況に陥ってしまった。

そのため、上司とはかれこれ2年近くも顔を合わせていないという葛葉にとっては人生最悪の状態でもあったりする(これは流石に葉月にも相談出来ない内容なので黙っている)。

ちなみに自慢の毛並みは毎日欠かさず葉月に頼んでブラッシングをしてもらっているので、かなりサラサラしている(本人も自慢しているほど)。

戦闘スタイルは狐火や妖術を用いた遠距離からの攻撃で、妖術の種類も攻撃・防御・幻覚・補助など豊富なバリエーションを有している。

但し、接近戦は苦手で主な理由は本人曰く『自慢の毛が乱れたり、切られそうで嫌だから』。

契約の宝珠は自身の尻尾を模した銀色の宝石である。

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