表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/22

紅神 忍

契約の命輝石では主人公紹介であった『紅神 忍』と、その契約獣である『ジェシカ』と『ティアラ』に関するプロフィールに加え、彼らの技や術も随時追記していく予定です。

名前:紅神(べにがみ) (しのぶ)


容姿:背中まで伸ばした黒髪と紫色の瞳を持ち、少し柔和な印象を与える凛々しさを含んだ端正な顔立ちをしている

体格は細そうに見えて無駄な筋肉のないガッチリ系である


性別:男


身長:180cm


年齢:17歳


趣味:パズル、散歩、料理


好きなもの(事):自由、友との絆


嫌いなもの(事):力で何でも解決しようとする人物、命を軽視する人間、自分自身


性格:どこか飄々としているものの人当たりが良く落ち着きのある冷静沈着な性格だが、少々プライドが高く感情的になりやすい一面もある

また、他人のことを本気且つ真摯に考えられる心も持ち合わせているが、その反面自分の事に関しては無頓着な部分が目立つ


備考:本作の主人公。

若いながらも達観した大人のような雰囲気を持つ青年で、名前から察するに大和諸島の出身であることが伺える。

忍がまだ5、6歳の頃に両親をある事故によって目の前で亡くしており、両親を亡くした後は両親と交流の深かった大和諸島の三大都市の一つ『天照』に本家を置く『穂宮』と呼ばれる名家の養子縁組として引き取られることになった。

しかし、両親を目の前で失ったショックからか一時期情緒不安定で自暴自棄となって人を拒絶するようになってしまった。

そんな中、幼馴染みで親同士の決めた許嫁でもある『穂宮 皐月』による献身的な看護の甲斐もあって徐々に回復していった。

そのような経緯から忍と皐月は固く深い絆を持つようになり、忍は皐月に助けられたことから人との繋がりを大事にするよう考え、皐月を守るための力を手にするべく穂宮本家に修行を申し出ていた。

修行を始めたのは7歳の時からで、修行開始後は皐月と一切会っていないものの文でのやり取りを交わしており、交流は健在である。

修行は穂宮の敷地となっている小島で行われており、穂宮本家の先代当主『穂宮 師走』が"まぁ、暇だったから"という理由で忍の師範として修行に付き合ってもらい、基本的な体力作りから穂宮に伝わる武術の基礎技を徹底的に叩き込まれた。

その際、『友や仲間は大切にしろ』、『どんな奴でも目の前で救える命は見捨てるな』、『基礎さえしっかりしていれば派生技は自然と身につく』などといった数々の家訓も教わっている。

師走曰く『なかなか鍛え甲斐のある良い弟子』とのこと。

修行中の間に2体の契約獣と契約を果たしており、魔と霊の力を獲得している。

契約を交わしたのは幻に所属する中級契約獣『ジェシカ』と『ティアラ』の2体である。

修行開始から約10年の月日が流れた現在、忍は穂宮からの勧めで皐月が在学しているミューテリアル学園に編入することになる。

ちなみに"穂宮姓"でなく、"紅神姓"を名乗っているのは両親との数少ない絆だから学園生活の間は『紅神 忍』として過ごしたいと願ったからである。

この編入により、忍は波乱の学園生活を送ることになるのだった……。



忍の使用する技・術。


穂宮結界術式(ほみやけっかいじゅつしき)紅神流(べにがみりゅう)

忍が師走との修行の中で修得していった穂宮家に代々から伝わる結界術を独自のアレンジを加えて昇華させた流派。

これは基礎的な結界術に魔法、仙術、闘気、覇気、霊術、妖術を織り交ぜることで多種多様な効果、耐性、特異性を発揮する防御術を効率良く使用することで幅広く臨機応変に手堅い防御動作を可能とする(予定)。

また、結界術発動時には両手の人差し指と中指を立てて残りの指を丸めた状態にした後、左を縦、右を横にして十字状に重ねて口の前で構えを取ることが多いが、これは一種の精神集中の意味合いが強いので構えがなくても術の発動自体には何の支障も無い。

しかし、どの術も忍曰く『未完成』であり、完成させるには四大術力を全て揃える必要があるらしい。


霊鎧装(れいがいそう)

穂宮結界術式・紅神流、壱之型。

これは全身(衣類等も含む)を包み込む鎧状の結界を展開するものである。

低燃費、常時発動可能、使い勝手の良さ、安定した防御性などの理由から忍が最も使用する型であり、対一から対多まで幅広い戦闘に対応できる汎用性も持ち合わせている。

しかし、戦闘時での軽いフットワークや身動きの取りやすさを重視しているためか霊膜自体が必要最低限機能するくらいまで薄くなっており、一定以上の攻撃を受けてしまうと強制的に解除、もしくは破られてしまう欠点を持っている。


霊鎧破(れいがいは)

霊鎧装から派生する技。

全身を包み込んでいる霊膜を発光させながら周囲へと弾き飛ばし、相手を牽制することを目的としている。

但し、この技は霊鎧装を自ら破ってしまうので防御力が格段に下がり、現時点では目くらましや時間稼ぎ程度の効力しか発揮しない。


結集殺(けっしゅうさい)

穂宮結界術式・紅神流、弐之型。

これは身体の一部に一極集中した強固な結界を展開するものである。

結界を一点に集中させることによって最大限の防御力を発揮し、相手の攻撃に合わせてこちらも腕や足に結界を集中させて繰り出すことで相手の攻撃を相殺することも可能。

しかし、一極集中にした事で範囲が狭くなってしまい、燃費も悪いため一度に複数発動も出来ない等といった欠点もある。


結障閃(けっしょうせん)

穂宮結界術式・紅神流、肆之型。

これは地面から自分の目の前に霊の力で作られた障壁を具現化させるものである。

霊系統以外の攻撃を防いだ後に同じ霊の力をぶつけることで簡単に破壊でき、それを用いたカウンター攻撃を仕掛けられるようになっている。

しかし、この障壁は霊術や霊の力を纏った打撃なら簡単に破壊出来てしまうので、使用する時はかなりの注意が必要である。


結閃刃(けっせんじん)

結障閃から派生する攻撃技。

これは破壊した障壁(ガラスの破片のような形状)を風に乗せて勢いよく飛ばす中距離から遠距離に対応した攻撃である。

結障閃の防御力(硬度)がそのまま攻撃力へと転化するので威力はそこそこ高い。

しかし、結障閃と同じく霊系統には弱く無力化されやすい性質を持ち、さらに結障閃も破壊しなければ発動出来ないので使い勝手はあまり良くない。



穂宮式古武術(ほみやしきこぶじゅつ)紅神流(べにがみりゅう)

忍が師走との修行の中で修得していった穂宮家に代々から伝わる古武術を独自のアレンジを加えて昇華させた流派。

これは基盤となる穂宮式古武術に自然の中で10年近くも生活してきたために培った野生の勘と洞察力、観察力を取り込むことで余分な力を必要としない動作を身に付け、さらに魔法、仙術、闘気、覇気、霊術、妖術を組み込み、それらを活かした体術や格闘技を可能とする(予定)。

また、この流派を開拓する過程で、忍は契約獣や宝珠から発せられる独特の波動を感じ取る能力を師走によって仕込まれている。

しかし、どの技も忍曰く『未完成』であり、完成させるには四大術力を全て揃える必要があるらしい。


『気の無い構え(正式名称不明)』

忍が戦闘開始時に取る基本的な構え。

これは足を肩幅まで広げた後、右足を後ろに少し下げ、両腕は下にぶら下げるように余計な力を抜いた姿勢を取った状態になる。


旋風陣(せんぷうじん)

風系統の魔法、もしくは霊術を用いた防御技。

これは左足を軸にその場で右足を使って円を描くことで、自分を中心にした小規模な竜巻を発生させるものである。

発動時は竜巻が風の壁となって防御する他、一時的に自らの姿を隠したり、竜巻に乗って空に上がったり、巨大な相手の頭上や空にいる相手と渡り合うために必要と汎用性はそれなりに高い。

しかし、発動後は周囲の大気を一時的に乱すので風系統魔法や風霊術の発動を遅らせてしまう欠点がある。


疾風拳(しっぷうけん)

風を腕に纏った打撃技。

これは闘気を纏った拳と渡り合える程の威力を秘めており、激突直後は風の勢いで相手を吹き飛ばすことも可能。

さらに拳を振るうと同時に風だけを飛ばす遠距離技としても機能する。


霊煌風牙拳(れいこうふうがけん)

霊と魔の混合打撃技。

これは霊鎧装の防御範囲を右腕のみに絞り込み、そこに魔の力を加えて風を発生させて纏うことで一撃の威力を高めたものである。

また、この攻撃がヒットした際に『風迅衝』に派生することも可能。

しかし、霊鎧装の防御範囲を右腕のみに縮小してしまうので防御力が低下してしまい、さらに霊と魔の二種を同時に制御しなくてはならないため多大な集中力も必要となる。


風迅衝(ふうじんしょう)

霊煌風牙拳から派生する技。

これは霊煌風牙拳が相手にヒットした際に右腕に集束して渦巻いていた風を一気に解放することで相手にダメージを与えたまま吹き飛ばすというものである。

しかし、確実に霊煌風牙拳を当てなければ発動できないので、主に忍の決め技の一つとして使われることが多い。


霊甲打(れいこうだ)

霊鎧装を応用した打撃技。

これは霊鎧装を拳のみに集約・展開した状態で近接格闘である打撃戦を行うというものである。

霊鎧装を拳のみに展開しているので防御を捨てた攻撃姿勢であり、ダメージは霊鎧装展開時よりも倍に跳ね上がる。

また、霊煌風牙拳はここから派生した技でもある。


霊甲打(れいこうだ)双乱撃(そうらんげき)

霊甲打から派生した打撃技。

これは霊甲打を両拳に展開した状態で隙のない連撃を放つというものである。

主に殴打の応酬になった時に使用するが、面での攻撃を迎撃する時にも対応出来る。

連撃の最中、忍は出来るだけ相手の攻撃を相殺するように心掛けているが、仙気を保有した契約獣と契約していないためまだまだ動きにムラが多く、大半の攻撃を生身で受けてしまう欠点がある。


霊甲打(れいこうだ)旋迅暴墜衝(せんじんぼうついしょう)

霊甲打から派生した打撃技。

これはストリーム・ケイジ破壊時に発生する暴風を利用し、空中に滞空したまま真下にいる相手に向かって暴風の中から正拳突きを繰り出すというものである。

作中ではダイナという比較的大きな目標を相手に"ほぼ直角落下+暴風による風力+霊甲打の攻撃力"によって真下にいるダイナに向かって一撃を繰り出した。

しかし、本来は荒れ狂う暴風の中を縦横無尽に移動し、相手の予想しない軌道から繰り出す不意打ちに近いものであり、下手すれば攻撃を外して自分がダメージを受けてしまうリスクが高い。


霊掌打(れいしょうだ)

霊鎧装を応用した打撃技。

これは霊甲打と似ているが、霊甲打が拳で戦闘を行うのに対してこちらは掌底のみによる打撃技に特化している。

主に女性相手に使用することが多く、出来るだけ女性を傷つけないという忍の騎士道精神から編み出された技でもある。

ちなみに欠点は霊甲打と同じ防御力の低下である。


霊掌打(れいしょうだ)崩衝波(ほうしょうは)

霊掌打から派生する技。

これは両手に纏った霊鎧装を形成していた霊の力を相手に向けて一気に解放することで相手の全身を霊で包み込み、一時的に身動きを封じてしまうというものである。

発動時、解放した反動で相手を吹き飛ばしてしまうが相手を霊鎧装で包んでいるようなものなので多少の衝撃を与える程度で済み、その間に当て身で気絶させれば勝負を決めることも出来る。

但し、相手の身動きを封じるので無差別の集団戦や第三者に乱入されるなどすると今まで対峙していた相手を危険に晒す状況に陥る場合もある。



紅神流剣術(べにがみりゅうけんじゅつ)牙流(がりゅう)

忍が師走や無月から父親『琉也(りゅうや)』が生前使っていた紅神家に代々伝わるという剣術の特徴や心得、一部再現した技などを教わり、それを吸収・改良・発展させることで自分なりに最も扱いやすい形へと昇華させていった流派。

これは紅神流剣術の基礎的な技を一つ一つ型へと変化させていき、それぞれの型に魔法、仙術、闘気、覇気、霊術、妖術を絡めることで攻撃方法や効果の異なる剣技を臨機応変且つ変幻自在に繰り出すことを可能とする(予定)。

また、本来ベースとなる得物は"刀"であるが、忍は自分の刀を所持しておらず、ジェシカのブレイブ・ジャッジメント(バスタードソード)で代用することが多い。

しかし、どの技も忍曰く『未完成』であり、完成させるには四大術力を全て揃える必要があるらしい。


先駆(さきがけ)

紅神流剣術、壱式の型。

これは初撃に重点を置いた型であるが、厳密に言えば"初撃で決める"だけではなく"初撃から如何にして攻撃を繋げれるか"という連撃に適した型でもあり、鋭い洞察力と高い判断力、即座に対応出来る反応速度が要求される。

相手に自分の左側面を見せるように右足を軸にして90度だけ右回転し、右手は得物(主にブレイブ・ジャッジメント)の柄の上部をしっかりと握り締め、肘を曲げてブレイブ・ジャッジメントを握り締めた拳を自分の顔の前に持ってくる。

この時、切っ先は相手に向け、自分の目で手の甲が見えるようにする。

最後に左腕は右腕の外側に回すようにクロスさせると、左手で柄の下部を握ってしっかりと支えることで構えが出来上がる。

また、型の構えを取ると身動きが取れない状態になるので一対一での状況や仲間の援護が得られる状況でないと使えないという致命的な欠点を持つ。

この型は度々ジェシカも使用することがある。



鎌鼬(かまいたち)

忍がティアラの使うウインド・カッターを応用して編み出した魔法。

これは自身の周りに風を発生させて渦を巻き、腕を一振りすることで突風を巻き起こし、その突風によって相手に無数の切り傷を与えるというものである。

ウインド・カッターが風を一点に集中させて風の刃を作り出すのに対して、この鎌鼬は突風の吹き抜ける勢いを利用して相手に切り傷を負わせるので対多の戦闘でも十分に威力を発揮する。

また、風を溜めることで複数回攻撃も可能としている。

詠唱は「風よ、数多の刃と化せ」。


鎌鼬(かまいたち)(ざん)

鎌鼬から派生した術。

これは刀剣類の刀身に魔の力を纏わせ、その刀剣類を数度振るって風の斬撃を放つものである。

放った風の斬撃は飛翔の途中で弾け、無数の風の刃と化して拡散し、広範囲での攻撃を可能としている。

しかし、発動には手持ち用の刀剣類が必要となる。

詠唱は「剣舞(つるぎま)い、風の刃が、吹き抜ける」。


『トリニティ・エッジ』

ブレイブ・ジャッジメントとテンペスト・サイズを借りた際に使用する技。

これは三つの刃にそれぞれ対応する術力を纏わせ、三つの斬撃を繰り出すものである。

繰り出す時は同時でも連撃でも構わない。

また、作中ではブレイブ・ジャッジメントをボード代わりに使ってゼノンの背中を滑り、テンペスト・サイズと共に深手を負わせている。

詠唱は「霊よ。魔よ。我が声に答えて我が刃達に宿れ」。




名前:ジェシカ


容姿:腰まで伸ばした金髪と翠色の瞳を持ち、整っていながらも可愛らしい顔立ちをしており、背中から3対6枚の白い翼が生えている

標準よりもやや高い背で、出るとこは出てるグラマラスな体型の持ち主

髪型は白いリボンでポニーテールに結っている


性別:女


身長:162cm

スリーサイズ:B89/W59/H88


年齢:17歳


保有術力:霊


趣味:読書、空の散歩、トレーニング


好きなもの(事):空、風、高い場所から見る景色


嫌いなもの(事):騒音、ネガティブ思考の持ち主


性格:少々気性が荒く短気且つ勝ち気で負けず嫌いな性格だが、根は真っ直ぐで面倒見の良い素直な一面もある


備考:忍と契約した中級契約獣。

階級は幻、保有する四大術力は霊のため、『霊幻』に分類される中でも『天霊騎』と呼ばれる存在。

天霊騎(てんれいき)』とは、幻の階級の中でも人型の姿を持ち、複数の白い翼と霊の力を保有した中級契約獣に与えられる敬称である。

しかし、ジェシカは天霊騎の中でも幼少期から何かと問題ばかりを起こす厄介者で、他の天霊騎達とは馴染めず、自分から孤立するようになっていった。

そんな時に穂宮 師走からの誘いでまだ幼かった忍の契約相手として連れてこられたが、本人の性格や忍の実力不足もあってジェシカも忍との契約を拒否していた。

そんな中、もう一人の契約相手としてティアラと忍が比較的早い段階で仲良くなり、契約を交わしたことに少し不満げな反応を示していた。

だが、それからは何かと世話の焼ける忍と自由奔放なティアラの面倒を見ることで徐々に心を開いていき、最終的に出会ってから7年目でやっと契約を交わしている。

所有武器は刀身(配色は縁沿いが水色で内側が真っ白、刃渡り130cm、刃幅6cm)、3対6枚の白い翼を模してその縁沿いに金色の装飾を施し、中心に直径6cm程度の球体状の蒼い宝石を備えた鍔、柄(配色は水色、長さ24cm、直径4cm)のバスタードソード型の聖剣『ブレイブ・ジャッジメント』である。

戦闘スタイルは効率が良いという理由で一点突破が多く、霊術は苦手である。

契約の宝珠は透き通った水色の球体型の宝石である。



ジェシカの使用する技・術。


霊翼波(れいよくは)

ジェシカが唯一保有していると言っても過言ではない霊術的な技。

これは初歩中の初歩である霊の力を体に纏う技術を応用し、自身の翼に霊を集束して一気に放出するという単純な砲撃である。

威力は集束した霊に比例して上がり、使い方によっては拡散砲撃にも出来るのだが、ジェシカ自身が霊術を覚えようとしないのと、研究を怠っているせいでそこまでの技に発展できないでいるのが現状。




名前:ティアラ


容姿:背中まで伸ばした銀髪と紅い瞳を持ち、少し幼さが残る可愛らしい顔立ちをしており、背中から3対6枚の黒い翼が生えている

年不相応に成長した体型の持ち主

髪型はアップスタイルにして両側の髪は胸元辺りに垂らして切り揃えている


性別:女


身長:156cm

スリーサイズ:B85/W57/H86


年齢:16歳


保有術力:魔


趣味:空を飛ぶこと、空中遊泳、お昼寝、風を感じること


好きなもの(事):忍、夜空、可愛いもの


嫌いなもの(事):一人になること、他人の悪口を言う人


性格:喜怒哀楽がハッキリとしていて人懐っこく天真爛漫な性格だが、結構な寂しがり屋な一面もある


備考:忍と契約した中級契約獣。

階級は幻、保有する四大術力は魔のため、『魔幻』に分類される中でも『堕天騎』と呼ばれる存在。

堕天騎(だてんき)』とは、幻の階級の中でも人型の姿を持ち、複数の黒い翼と魔の力を保有した中級契約獣に与えられる敬称である。

ティアラは堕天騎の中でも才能豊かな部類で一人でも何でも出来てしまうことが災いし、仲間の堕天騎達から距離を置かれるようになり、気づいたら一人ぼっちになっていた。

そんな時に穂宮 師走からの誘いで忍の契約相手として連れてこられた。

忍が努力してる理由を最初こそ理解出来なかったが、忍の頑張る姿を見続け、何かと構ってくれた忍に好意的な感情(恋愛感情かは不明)を抱き、契約を交わした。

ジェシカの後に連れてこられたが、先に契約したため、そのことが良くも悪くもジェシカが契約する一因を作ったとも言える。

所有武器はカーブした刀身(配色は刃の縁が銀色で残る部分が漆黒、刃渡り60cm、刃幅8cm)と柄(配色は灰色、長さ140cm、直径4cm)を持ち、刀身と柄の接続部に直径8cm程度の翠色の宝石を備えて3枚の黒い翼の装飾を施した大鎌『テンペスト・サイズ(×2)』である。

戦闘スタイルは両手に鎌を持った近接系を主体にしつつ様々な風の魔法を組み合わせた変幻自在の戦法を取る。

契約の宝珠は透き通った翠色の球体型の宝石である。



ティアラの使用する技・術。


『エアー・クッション』

風系統の補助魔法。

これは目に見えない塊へと風を圧縮し、空中での足場にする。

元々、天騎は空を飛ぶことが出来るのであまり必要の無い魔法ではあるが、飛行中での急転換や急ブレーキなどで使用される機会は多い。

また、忍も対空中戦用などで頻繁に使用しており、忍は無詠唱での発動が可能。

短縮詠唱は「大気よ、我が声に答えて足場となりし塊と化せ」。


『ゲイル・スマッシュ』

風系統の攻撃魔法。

これは相手を囲うようにして風が吹き始め、その風から囲っている相手へと無数の風の飛礫を浴びせる。

また、相手を囲わなくても正面だけに展開して弾幕にすることも出来る。

詠唱は「風、囲いしは我が敵…数多(あまた)飛礫(つぶて)となりて、我が敵を撃て」。


『ストリーム・スラッシャー』

ティアラの持つ風系統の中では最大の魔法。

これはウインドプラスを応用し、ティアラ自身が独自に編み出した演舞と共に周囲の風をテンペスト・サイズへと集めていき、最終的に力を溜め込んだテンペスト・サイズを力一杯に投擲するというものである。

投擲時、テンペスト・サイズは横向きに飛来し、この時に発生する遠心力と風の力によって切断力と威力を高めていき、さらに纏った風が小規模な竜巻を生み出し、勢いの増した風は微細な刃へと変化していって自らの攻撃力へと転換出来るようになっている。

この攻撃が当たれば相手の近くにいる者にも被害が及ぶため、対一から対多まで幅広い範囲でその効果を発揮する。

別名『疾風翠刃(しっぷうすいじん)』。

詠唱は「吹き荒ぶは疾風(はやて)、逆巻くは旋風(つむじかぜ)、我が声に応えし風の旋律よ。我が行く手に阻みし障害を怒号の如き暴風と成りて吹き飛ばせ」。


『ウインドプラス』

風系統の武装魔法。

これは単純に風を己の肉体、もしくは武器へと纏わせることで攻撃に風属性を付け加える効果を得るという一般的で単純なものである。

ここからティアラが独自に編み出したのが『ストリーム・スラッシャー』である。


『エスケープ・ウインド』

風系統の補助魔法。

これは風を起こし、その風に乗ってその場から撤退するというものである。

その様は正に読んで字の如く『逃げる風』である。

詠唱は「我を運ぶ風はそよ風…この身を風に任せ、我は漂う…」。


『ウインド・カッター』

風系統の攻撃魔法。

これは風を一点に集めてから、その風を刃状にして飛ばすものである。

低燃費で使い勝手も良く複数同時や連射も可能とあってか、牽制から遠距離攻撃と様々な場面で有効活用出来る汎用性を持つ。


『ストリーム・キャッチャー』

風系統の補助魔法。

これは手元から離れてしまった武器を風の力を用いて回収するものである。

ティアラはもっぱら自分の不注意で落としたテンペスト・サイズの回収に使っている他、ジェシカのブレイブ・ジャッジメントもサポートとして回収することもある。


『ストリーム・ケイジ』

風系統の拘束・捕縛魔法。

これは対大型契約獣用に師走から修得させられた魔法で、風を集束して作り出した檻の元となる塊を相手に向かって投げ付け、着弾すると風が相手の周りに渦を巻き、それが強固な檻の役割を果たすというものである。

但し、この檻を無理矢理に破壊すると、圧縮されていた風が一気に解放されて強烈な暴風となって周囲を巻き込むほどに吹き荒ぶような風になってしまう特性を持っている。

また、その暴風を用いた魔法もいくつか存在する。

詠唱は「大いなる風の導きよ。我が声に応え、我が手に集え…汝を風の檻へと誘わん…」。


『ストーム・ディザスター』

風系統の攻撃魔法。

これはストリーム・ケイジが破壊された場合に発生する暴風を利用した魔法の一つで、目標となる相手に拳を突き立てた状態で発動することで、吹き荒れる暴風を刃へと転換して相手に無数の切り傷を与えるというものである。

但し、発動条件が相手に拳をヒットさせる必要があるので避けられたりしたら不発に終わることもあり、さらに至近距離での発動になるので自分にも刃が襲い掛かってくる危険性も孕んでいる。

詠唱は「暴風よ。我が声に応え、我が拳を受けし者へと刃を向けよ」。


『ストーム・アクセル』

風系統の補助魔法。

これはストリーム・ケイジが破壊された場合に発生する暴風を利用した魔法の一つで、暴風の風力を用いて加速するものである。

普通の風とは違い、暴風を利用しているので初速から一気に加速できるが、その反面、体への負荷は通常の倍近く掛かってしまう程に強烈である。

詠唱は「暴風よ、我が身を加速させよ」。


『エア・リセット・カウンターゲイル』

風系統のカウンター魔法。

これはストリーム・ケイジが破壊された場合に発生する暴風を利用した魔法の一つで、周囲の暴風を鎮めて大気を安定させると、暴風だった風を塊として再度集束し、攻撃してきた相手に向かって自動的に追撃させるものである。

追撃時は暴風の塊が相手に着弾すると同時に一気に解放されて小規模な衝撃波を浴びせて相手の身動きを一時的に封じ、尚且つ暴風の力で吹き飛ばす追加効果もあるので相手を撤退、もしくは撃退させるのに適している。

しかし、その反面、大気が安定させるので暴風を用いた魔法は使用出来なくなり、暴風の中で活動していたためにスタミナが著しく消耗してしまって以後の戦闘に支障をきたす恐れもある。

詠唱は「大気よ、荒ぶる暴風を鎮め、疾風となりて我が身を狙いし者達へと刃を向けよ」。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ