コウ・フレイシス
ここでは『コウ・フレイシス』と、その契約獣である『カイゼル』に関するプロフィールに加え、彼らの技や術も随時追記していく予定です。
名前:コウ・フレイシス
容姿:肩辺りまで伸ばした翠色の髪と藍色の瞳を持ち、十人中6、7人は振り返るだろう柔和そうな要素を含んだ整った顔立ちをしており、銀縁ハーフフレームタイプの伊達眼鏡を掛けている
体格はパッと見でほっそりとしているが、実際は可能な限り絞り込んだ筋肉の持ち主
性別:男
身長:183cm
年齢:18歳
趣味:ブラックジャック、ランニング
好きなもの(事):文月、年下の女の子
嫌いなもの(事):むさい男、本気になること
性格:物腰が柔らかく穏やかな性格だが、少々めんどくさがりである
備考:ミューテリアル学園7年生で、制服はわざと着崩している。
出身国はミストランテ王国で、両親はどちらも国王に仕える騎士であり、それぞれ『天空の龍騎シオン』、『烈火の龍騎レイラ』と呼ばれている程の有名。
両親が有名な事もあり、何かと比較されたり期待される機会が多いが、本人は我存ぜぬといった風に流している(これは本人も『あんまり期待されても困るよね~』と答えている)。
学業も運動も何でも普通にやってもある程度こなせるが、その代わりパッとしない。
本人曰く『ロリコンで小さくて可愛い娘は大好き』らしい。
そのため、クラスメイトや友人からは『犯罪者予備軍』、『もったいない』、『顔はいいのに残念な奴』等と言われているが、本人はその程度のことでは全くダメージを受けていない様子である。
ちなみに彼が付き合っているのは5年生の『穂宮 文月』である。
彼女と初めて会ったのは両親と共に知り合いの家へと訪ねた時であり、その時の両親の知り合いというのが無月で、訪ねた家というのが穂宮の屋敷だったりする。
親同士が話してる間、暇だったコウは適当に屋敷の中を見て回っていたが、適当に歩いていたせいか見事に迷ってしまい、その時に偶然出会ったのが当時はまだ幼かった文月である。
文月を見た瞬間、何かが彼の心に突き刺さって脳を雷撃のような衝撃が襲ったが、とりあえずはと文月に道を尋ねて無事両親と合流した(が、その後は当然の如く説教を食らったのは言うまでもない)。
そして、帰り際に文月と遅めの自己紹介を交わし、そのまま両親と共にミストランテ王国に帰国した。
それからコウは文月を忘れられない日々を送っていたが、ふと急になんでか昔聞いた契約獣の話を思い出し、両親に聞いてみると実在した話だということを聞かされる。
そして、封印系の魔法図式を頭に叩き込み、その契約獣が封印されていた遺跡に向かうと自らの血を飲ませて一時的に復活させ、魔の力を手に入れると同時に襲ってきた契約獣をなんとか宝珠の中へと再封印し、いつか彼の力を制御出来るようになろうと考えていた。
しかし、そんな無謀なことを親が黙っている訳もなく、家に戻ったらならば説教をたっぷり半日も食らったとか…。
その後、罰として騎士としての特訓を受けさせられた上にミューテリアル学園で更なる精進を義務付けられてしまった。
本人的には嫌々入学したものの、実際に入ってみればそれなりに経験値が稼げるし、勉学もわからなくもないので、"まぁ、いっか"と割り切って学園生活を謳歌していた。
それから3年後の入学式が終わった後、適当にぶらついていると不良生徒が(コウ的にドストライクな)女の子に絡んでいるのを見てすぐさま助けてみれば、なんと彼女はずっと出会ってから忘れる事のなかった文月であり、運命的な再会に感動を覚えるコウはその勢いのまま熱烈な告白をし、文月を盛大に困らせた。
それを見ていた周囲の生徒からコウのロリコン疑惑が発生するも、コウはすぐさまその疑惑を肯定した上に見てる生徒の方が恥ずかしいぐらいの勢いで文月へ再アプローチ&告白をすると、文月も恥ずかしそうに頷いてしまい、コウと文月の交際がスタートした。
そこから日を重ねることにコウの真摯な想いが伝わったのか、文月もコウのことを想うようになって現在では相思相愛な関係になった。
もちろん穂宮の掟のことも聞いており、2人きりでない時は『文月ちゃん』、2人きりの時は彼女の本名で『琉音ちゃん』と呼び分けている。
契約獣は『カイゼル』のみである。
名前:カイゼル
容姿:金色の瞳と蝙蝠のような翼に鎧のような甲殻と鱗に覆われた真紅の体躯を持った龍を彷彿とさせる竜人
体長:19m
性別:♂
保有術力:魔
性格:本能に従順で非常に好戦的
備考:コウが契約している中級契約獣。
階級は王、保有する四大術力は魔のため、『魔王』に分類されている。
昔は普通の王に属する人型の契約獣だったが、ある時に契約者を護る為により強い力を求め、さらなる力の為に禁呪の法にまで手を染めてしまった。
結果は幻階級に属する龍の魂と力をその身に宿し、屈強な竜人に姿を変えたが、代わりに龍の強大な力と禁呪の法の影響で精神を蝕まれ、理性と主人を護るという一番大事な信念を捨てることになってしまった。
それから時が過ぎ、制御が利かない危険な契約獣として封印されてきたが、コウがその制御を行えるようになる為に契約を交わした。
普段は契約の宝珠に封印されており、必要な時にだけその封印が解かれる。
また、封印を解いた際は肩から足まで鎧を身に付けているが、これは重さと動きにくさで本来の力を抑えた拘束具になっている。
戦闘スタイルは二振りの剣、強固な龍鱗と皮膚に頼った肉弾戦を得意とし、時には炎を剣に宿す、炎の息吹を吐くなど竜人であることを活かした戦いをする。
契約の宝珠は紅い波紋が入った龍の爪の形をした宝石である。