表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/22

シーディアス・ヴァルセント

契約の命輝石ではキャラ紹介3であった『シーディアス・ヴァルセント』と、その契約獣である『アーク』、『ゼノン』、『セイン』に関するプロフィールに加え、彼らの技や術も随時追記していく予定です。

名前:シーディアス・ヴァルセント


容姿:前髪の右側に紅いメッシュの入ったうなじが隠れる程度に伸ばした金髪と切れ長の目、エメラルドグリーンの瞳を持ち、凛々しさを含んだ美形な顔立ちをしている

体格はスラッとした長身に線が細いように見えるが、無駄な贅肉のない絞り込んだ筋肉質である


性別:男


身長:179cm


年齢:17歳


趣味:オシャレ、芸術鑑賞


好きなもの(事):優雅、可憐、勝利


嫌いなもの(事):美意識に欠ける者、敗北


性格:クールで気障な性格に加え、人一倍プライドが高くて他人を見下す傾向にある


備考:ミューテリアル学園6年生で、制服はキッチリと着こなしている。

出身国はディザニア帝国で、軍閥貴族の中でも名門の部類に入る『ヴァルセント家』の三男。

その外見からミューテリアル学園の女生徒を数多く虜にしており、ラブレターを貰ったり言い寄られることなど日常茶飯事である。

また、入学当時に見た皐月の実力と美貌から何度もアプローチしているが、皐月からは頑なに断られ続けられている。

しかし、そういう女こそ落とし甲斐があるとして今でもアプローチをし続けている。

文武両道の秀才でもあり、成績は常に上位に位置し、運動神経も良く肉弾戦から武器を用いた武術まで幅広く修得している。

また、幼い頃からある目的を抱いている野心家で、その目的を達成させるべくまずは四大術力の中でもさらに細分化される力『気』を極めるようとしている。

『月光の騎士』の異名を持つ学園の教官『月神 星史』に強い憧れを抱いており、契約獣を使った戦術や戦略も得意としているが、教本通りのため、予測不能の事態への対応に弱い側面を持つ。

よく前髪のメッシュ部分を右手で軽く上に払うという癖を持つ。

契約獣は『アーク』、『ゼノン』、『セイン』の3体である。



シーディアスの使用する技と術。


舞闘連打(ぶとうれんだ)

闘気を両手両足に纏った状態で正拳、回し蹴り、手刀、突き、薙ぎ払い、足払い等の打撃技を不規則且つ絶え間なく繰り出す技。

仙気による先読みを併用することで相手の細かい所作を見極め、反撃の隙を与えないようにすることも可能。


『威圧』

覇気による威圧術。

覇気を持つ契約者なら誰でも行える基本中の基本。

大抵の場合、使用者よりも精神力が弱い相手に対して使うならその意識を奪って気絶状態にすることで戦わずして勝利を得ることも出来る。

但し、精神力が使用者と同等の場合は意識を奪うことが出来ず、(相手の精神力にもよるが)本能に多少の警戒を促すくらいにしか効力を発揮しない。

また、精神力が使用者よりも強い相手の場合はほぼ無意味であり、受けた相手はそよ風くらいにしか感じないと言われている。


闘拳螺貫砲(とうげんらかんほう)

正拳突きを繰り出すと同時に纏った闘気を螺旋状にして放出する技。

放出する闘気が渦を巻くようにして目標へと向かって飛ぶため、貫通力が高く当たれば低級や壁の薄い防御系術程度なら簡単に貫ける威力を持つ。

また、技を繰り出す際に起こる発光現象はシーディアス曰く『力を溜める演出』とのこと。


闘弾(とうだん)

文字通り闘気を弾丸のようにして放つ技。

威力は低いが、汎用性は高く主に牽制用として使われることが多い。

派生技には散弾のように放つ『(さん)』、連射するようにして放つ『(れん)』、一発の威力を重視した『(ごう)』等が存在する。


螺旋拳(らせんけん)

腕に纏った闘気を高速回転させることで一撃の威力を高める技。

闘気を纏った状態であれば容易に発動出来るため、他の技と組み合わせて使用することも可能。

また、上記の『闘拳螺貫砲』はこの技を応用したものでもある。


仙精突(せんせいづ)き』

相手の急所を正確に狙って繰り出す突き技。

突きを放つ際、手の形は人差し指と中指を立て、残りは折り曲げている状態である。

闘気を纏うことで攻撃力を上げ、仙気を用いることで急所を見切り、さらに相手の所作を見極めて確実に突くことも可能。


覇狩閃(はがるせん)

シーディアスが覇気を用いて編み出した術。

威圧術などの通常では目に見えにくい覇気を視覚化させる程までに密度を高めた後、相手に向かって覆い被せるようにして放つことで相手の意識を強制的に刈り取るというものである。

ちなみにこの術はシーディアスが心の底から嫌悪した相手にしか使わないため、滅多にお目に掛かれないものである。

また、この技は相手に対して"惨めな敗北"という結果のみを残す術として使用されている傾向にあり、意識を刈り取った相手を一撃で昏倒させ、その事実を目覚めた瞬間に教えて自分の前では無力であることを認識させている。

但し、これに唯一抗った者が『紅神 忍』であり、皐月のことも含めて一方的に敵視するようになったとか…。


闘地陣(とうちじん)

闘気を纏った拳を地面に叩きつけることで地面の一部を闘気で盛り上がらせ、それを壁として使用する防御技。

盛り上がった地面は闘気で覆われており、下級の魔法や霊術程度なら防げる耐久力と防御力を兼ね備えている。


闘地破(とうちは)

闘地陣から派生した迎撃カウンター用の技。

発動時、闘地陣の中心から闘気によって(いびつ)な蜘蛛の巣状に亀裂が走る。

その後、亀裂の入った闘地陣は闘気を纏った無数の石飛礫となって相手に向かって発射される。

闘気を纏っているので攻撃力も高く、下級の魔法や霊術に対してもある程度の耐性を秘めている。


武闘拳(ぶとうけん)

腕に闘気を纏った状態で放つパンチ技。

通常のパンチ(闘気付き)よりも鋭く重い一撃であり、シーディアスは相手の隙を突いて一気に接近した時によく使用する傾向にある。


闘守球(とうしゅきゅう)

球体状の闘気で自身を包み込むようにする防御技。

その性質上、全方位からの攻撃から身を守れるのだが、展開中は自由に身動きが取れない欠点を抱えている。


『闘守球+テイルスイング(正式名称不明)』

闘守球を展開した状態のシーディアスに向かってゼノンがテイルスイングを放ったことで発生した即席コンビネーション技(と言っていいのだろうか?)。

半ば暴走状態と化していゼノンが契約者であるシーディアスに向かってテイルスイングを放ち、それを闘守球を展開していたシーディアスが利用することでそのまま忍へと向かって突撃を仕掛けた結果、成立してしまった合体技。

忍には回避されたが、ゼノンとは反対側への移動に成功し、さらにそのままゼノンとの挟撃を仕掛けるという連続技としての活用点が見出されたので、実用性はかなり高いと言える。


轟覇武闘拳(ごうはぶとうけん)

上記にある『武闘拳』の強化技。

腕に纏う闘気の密度を濃くしたことで一撃の威力をさらに高めている。

また、仙気による一時的な腕力強化や打撃時に生じる衝撃に覇気を混ぜることで相手の意識を奪いやすくするなどの一撃必殺要素を含んでおり、シーディアスはこれを決め技として使用している。

但し、対忍戦では忍の精神力が高かったために覇気で意識を奪うまでには至らなかった。




名前:アーク


容姿:ダークグレーの短髪と黒い瞳を持ち、厳つい印象を与える少々渋くて野性的な顔立ちをしている

体格は筋肉隆々としていて体のあちこちには様々な傷痕が遺っている


性別:男


身長:210cm


年齢:38歳


保有術力:気(闘気)


趣味:自己鍛練、模擬戦


好きなもの(事):戦、野心のある者、向上心のある者


嫌いなもの(事):心身共に弱い者


性格:厳格で冷徹とも言える豪胆な性格で、結構な好戦的な一面もある


備考:シーディアスと契約した中級契約獣。

階級は王、保有する四大術力は気のため、『気王』に分類されている。

元々は契約獣の中でも結構な変わり者として有名だった主を持たない流れの賞金稼ぎで、ディザニア帝国に来たのも賞金首達がディザニア帝国領土の島々に隠れているからだろうと踏んだためである。

そんな中、偶然にも火山の島で自らを鍛えていた幼いシーディアスと出会い、一目でまだ幼いにも関わらず貪欲にも等しき強い野心と非常に高いプライドを読み取り、彼の行く先を見たいと心から感じて最初は指導者として彼に接触し、自らがこれまで得た技術を叩き込んでいった。

その後、シーディアスがミューテリアル学園へと入学するのを機に契約を交わしており、これがシーディアスの最初の契約となった。

戦闘スタイルは闘気を纏いながら行う格闘技であり、その威力や技のキレは中級契約獣の中でもレベルの高い部類に入る。

また、闘気を飛び道具のように放つことも可能な他、長年の経験から臨機応変に立ち回る柔軟性と即応性、高い戦術眼も持ち合わせている。

契約の宝珠は薄くひらべったい五角柱を模したダークグレーの宝石である。



アークの使用する技。


『サマーソルトキック(正式名称不明)』

上体を後ろに逸らして相手の攻撃を回避した直後、両足に闘気を纏わせて片方の足で蹴り上げを行い、数瞬の間を置いてからもう片方の足でも蹴り上げる足技。

一撃目と二撃目の間に数瞬だけ時間を置くだけで相手の攻撃、もしくはガードを一撃目で崩し、二撃目で相手にダメージを与えることが出来る。

また、その動作からカウンター要素が強く見えるが、回避動作をせずとも通常技として使用可能。


戦王闘撃拳(せんおうとうげきけん)

密度の増した闘気を両腕両足に纏った状態で繰り出す正拳突き。

この時、アークは腰を低くし、狙い定めるように相手に向かって左手を突き出し、右腕を腰のところまで引いた構えを取る。

その後、一気に相手の間合いへと近付き、渾身の力を込めた一撃を相手へと叩き込むので、真っ向から受けたら相手は確実に骨が砕けるか、折れてしまう。

そのため、学園にいる間はかなり手加減して使っているらしい。

アークはこれを決め技としてよく使用する。




名前:ゼノン


容姿:強靭な暗灰色の肉体と緋色の瞳を持つメガロサウルス


体長:7.9m


性別:♂


保有術力:気(覇気)


性格:気性が荒く何かと喧嘩っ早い性格で、力を強く欲する傾向にある


備考:シーディアスと契約した中級契約獣。

階級は竜、保有する四大術力は気のため、『気竜』に分類されている。

シーディアスが学園3年生の頃に契約を交わした2体目の契約獣である。

元々は獣に属する下級契約獣だったが、自然界の熾烈な生存競争の末に"竜昇格"を果たした個体であり、その強さを欲したシーディアスとアークの2人で征した後、『更なる高みを共に見ないか?』と誘われたことでシーディアスの軍門に降る形で契約を果たしている。

それ故に隙あらばシーディアスとアークに襲い掛かることもあるが、シーディアスもアークもその襲撃も良い修行として寛容している。

戦闘方法はその強靭な肉体による体当たり、牙による噛み付き、爪による切り裂き、尻尾による薙ぎ払い等といった打撃戦を主体にしつつ覇気を用いた威圧術を駆使し、一対一から一対多での戦闘を幅広く熟せるが、その反面独断先行する傾向にあるためにコンビネーションはかなり苦手である。

普段は力を抑えた大型犬並の大きさになった形態『リトルスタイル』を取っており、シーディアスの部屋に住み着いており、その姿でもシーディアスを付け狙っている。

契約の宝珠は鋸歯を模した暗灰色の宝石である。



ゼノンの使用する技。


『テイルスイング』

尻尾を振るって薙ぎ払う技。

単純な攻撃だが、その巨体から繰り出される技の威力は非常に高いので、集団相手でも一気に複数の相手を吹き飛ばせる。

但し、ゼノンのそれは大振りになりがちなので素早い相手には当たらないこともある。


『引っ掻き』

爪による引っ掻き攻撃を繰り出す技。

リーチが短く至近距離でしか威力を発揮出来ない。

ちなみにゼノンは不意打ちで使用することが多い。


『咆哮』

ゼノンが激昂時によく使用する技(もしくは術?)。

ただの咆哮ではなく、咆哮自体に自らの覇気を織り交ぜることで相手を威圧させる効果を得る。

その他、咆哮を受け続けることで相手は徐々に体の自由が利かなくなったり、放出系や飛ばすタイプの攻撃に対してその攻撃力を下げるという効果も秘めているので、相対する者にとっては脅威になりかねない。

ただ、これをゼノンが意図して使っているかは甚だ疑問ではあるが…。


『突進』

その名が示す通りの技。

その巨体を活かして相手に向かってぶつかるという単純にして威力の高い攻撃である。


『噛み付き』

相手に噛み付く技。

噛み付かれる側からしたら恐怖としか言いようがなく、さらに単純な攻撃力としても高い方に分類されるために厄介な攻撃でもある。

その巨体から繰り出されるせいか人、もしくは人型契約獣なら簡単に一飲みに出来そうである。

但し、劇中では契約者であるシーディアスに対して使用されている。




名前:セイン


容姿:胸元辺りまで伸ばした薄い水色の髪と紫色の瞳を持ち、均整の取れた綺麗な顔立ちをしており、背中から2対4枚の金色の翼が生えている

中肉中背でスレンダーな体型だが、着痩せするタイプらしく必要以上に華奢に見られることが多い


性別:女


身長:155cm

スリーサイズ:B78/W59/H80


年齢:16歳


保有術力:気(仙気)


趣味:家事、手芸、園芸


好きなもの(事):自然、動植物


嫌いなもの(事):争い、人が傷付くこと、血


性格:少々気弱で控え目且つ引込思案な性格だが、根は争いを好まない心優しい素直な性格である


備考:シーディアスと契約した中級契約獣。

階級は幻、保有する四大術力は気のため、『気幻』に分類される中でも『戦天騎』と呼ばれる存在。

戦天騎(せんてんき)』とは、幻の階級の中でも人型の姿を持ち、複数の金色の翼と気の力を保有した中級契約獣に与えられる敬称である。

シーディアスが5年生の時に行われた実地試験の際に出会った中級契約獣であり、気を用いて戦う戦天騎の中でも特に争いを好まないとても優しい心の持ち主で、シーディアス達のことも最初は快く思っていなかった。

しかし、突如として現れた盗賊達に襲われ、無理矢理契約をさせられそうになったところをシーディアス達によって助けられたことで恩義を感じ、何故そんなに戦って力を欲するのかを問うと、『俺には求めるものがある。故にまずは気を極める必要がある。残る仙気を司るお前を俺は欲しよう。だから俺と共に来ないか?』と返しと誘いを受け、最初は困惑した彼女だったが、助けてもらった手前、無下には断れずに最終的にはシーディアスの言葉に同意して契約を交わした。

また、同世代の女性に比べて控え目な胸にコンプレックスを抱いている乙女心も保有している。

仙気は主に治療用として扱っており、自然治癒力を強化したり体内に気を送って活性化させることで内側から癒す技法を得意としている。

契約の宝珠はハート型に研磨されたような薄い水色の宝石である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ