ゼクス・クリューガー
契約の命輝石ではキャラ紹介1であった『ゼクス・クリューガー』と、その契約獣である『ゲイル』、『ハツ』、『ジョズ』、『スパイダー』に関するプロフィールに加え、彼らの技や術も随時追記していく予定です。
名前:ゼクス・クリューガー
容姿:背中まで伸ばしたボサボサの銀髪と紅い瞳を持ち、野性味溢れる端正な顔立ちをしている
体格は線がやや太く、かなり引き締まった筋肉質である
性別:男
身長:186cm
年齢:17歳
趣味:ナンパ、遊び歩き、ボード系に乗ること、美少女・美女観察
好きなもの(事):女、セクハラ、自由
嫌いなもの(事):気に入らない奴ら、お堅い事柄全般、命令や束縛
性格:普段は飄々としていて非常にチャラくノリも軽い楽天的な性格だが、いざという時はしっかりと決めることは決めるタイプである
また、非常に義理堅く頑固な一面もある
備考:ミューテリアル学園に在学する6年生。
出身国はクリューゲル共和国で、制服はブレザーを着崩して着用している。
幼少期の頃からボード系の競技を嗜んでいたため、運動神経(反射神経やバランス感覚など)はかなり良く、自分の体重を支えられる板状の物なら大体は乗りこなせる技能を持っている。
ただ、成績面では中の下を上下に行ったり来たりしており、真面目に取り組んではいない。
自他共に認める女好きで、その言動や態度、性格などから学園内でも有名な"変態"であり、女生徒に対するセクハラなどは日常茶飯事で、契約獣から得た力を日々無駄なことに活用している。
また、女に関する事柄には命をも投げ出す程の気概と覚悟の持ち主で、それが良くも悪くも行動の原動力となっている。
ミューテリアル学園の実技担当教師『フェイル・サーティ』とは師弟の間柄であり、学園生活とは別に私生活でも色々と指導してもらってはいるはずなのだが、ゼクスの普段の言動から公私混同で鉄拳制裁の餌食となっていることの方が多く、その光景は学園内でもある意味で有名な話となっている。
ちなみにフェイルのことは年上にも関わらず『フェイルちゃん』と気軽に呼んでいる。
その外見から女性、内面から男性にそれぞれ人気があるため、男女問わずに交遊関係が広く独自の情報網を確立している。
さらに契約獣の力を用いてミューテリアル学園の女生徒の情報を網羅した手帳だかファイルだかを所持しているという噂もある。
契約獣は『ゲイル』、『ハツ』、『ジョズ』、『スパイダー』の4体である。
ゼクスの使用する技・術。
『女体数値眼』
ゼクスが卑猥な目的のためだけに編み出したという仙術の応用術。
使用目的は単純にして周囲の良識的な人間、契約獣から"最低"と称されるが…女性のスリーサイズを事細かに計測するというものである。
しかし、その正確さは凄まじく視界に入る女性の身長やスリーサイズをハッキリと計測出来るという"無駄な凄さ"を感じさえする程である。
また、映像越しに見ると計測しにくいという事実もあり、ゼクスは『やっぱ、測る時は生に限る!』と豪語している。
計測したスリーサイズは例の手帳に記述されており、かなりの頻度で更新も行われているらしい。
但し、計測した女性(生徒、教師、人型契約獣問わず)の中に彼氏持ちがいる場合、その彼氏に今まで収集してきた資料を流しているようで、そういうこともあってか男子生徒からの交友関係もかなり広いとかどうとか…。
ちなみにこの術に関して女性側の反応は…ゼクスの外見の良さ故によっぽど生真面目な人物や気性の激しい人物など以外からは許容されているとか…。
以上の二点からゼクスは広い交友関係と高い情報力を有しているらしく、一概にこの術の恩恵とも学園の教師陣(寛容、もしくは適当な人限定)は見ているようで、不思議と術使用禁止令は出されていない。
また、この仙術に関して仙気を保有している彼の契約獣・ハツの見解はというと…『もっと別の使い道があるはずなのに、マスターが欲望に忠実なので物凄く悲しくなってきます…』と胸の内に語ったとか…(ある種、不憫な被害者とも言える)。
名前:ゲイル
容姿:前肢が翼と一体化し、翠色の甲殻と琥珀色の瞳を持つ飛竜
全長:648cm
体高:162cm
性別:♂
保有術力:霊
性格:気性は少々荒く短気で喧嘩っ早い性格だが、一度受けた恩義を忘れない義理堅い一面を持つ
備考:ゼクスと契約した中級契約獣。
階級は幻、保有する四大術力は霊のため、『霊幻』に分類されている。
幼少期のゼクスが偶然拾った卵から生まれたはぐれ飛竜系契約獣の子供で、仲間のいない孤独な環境から次第に荒れ始めた結果、なかなかに凶暴な気性へと変貌していった。
そのせいかクリューガー家の人間はゲイルを疎み始めるが、卵を拾ってきた張本人のゼクスだけはどんなに拒絶されようとゲイルに笑みを浮かべ続け、何度傷付けられて大怪我しようと態度を変えることなく接し続けていた。
その甲斐あってかゼクスにだけは心を許し、気性も多少軟化したものの小さい頃から染み付いたものがそう簡単に変わるはずもなく、事あるごとに問題を起こしそうになっているのが現状である。
霊の力を風に変換する能力を持ち、その能力を駆使した遠距離攻撃や高速移動、強靭な足の爪や牙を用いた近接格闘が得意で、その気性もあって実力は高い部類に入る。
また、ゼクスを背に乗せて飛行することもある。
リトルスタイルにはならないが、その気性故ゼクス以外では手に負えないため、特例としてゼクスの部屋(最上階の一番隅)の頭上(要は屋上)に住むことを許されている。
契約の宝珠は自身の片翼を模して透き通った輝きを放つ翠色の宝石である。
名前:ハツ
容姿:白い体毛で覆われて赤い瞳を持つ鼠
全長:16.7cm
性別:♂
保有術力:気(仙気)
性格:仲間想いで主に忠実な性格
備考:ゼクスと契約した下級契約獣。
階級は獣、保有する四大術力は気のため、『気獣』に分類されている。
ゼクスが最初に契約を交わした契約獣でもあり、昔からの相棒的な存在でもある。
ゲイルのことは先輩契約獣として心配しているが、体格差があり過ぎてなかなか話を聞いてもらえない。
また、他の後輩契約獣達から何度も食べられそうになることも多々あるため、常日頃からゼクスと一緒にいることが多い。
気の中でも索敵・察知・洞察・観察など補助的な能力に優れた仙気を保有しているため、その能力と小柄な体を活かして潜入や諜報などの活動を得意としている。
ちなみにゼクスはこの仙気を用いて女性のスリーサイズを測る、女子更衣室の位置や場所を把握する、特定人物の大まかな位置を確認する等といった行動に使用している他、契約の宝珠を用いた応用術でハツの目に映る光景を見るといった"無駄な活用法"を着実に確立しており、その技術は日々進歩しているらしい。
契約の宝珠はとぐろを巻いた鼠の尻尾を模した白い宝石である。
名前:ジョズ
容姿:背側は紺色、腹側は白色の体色配置で黒い瞳を持つ鮫
全長:4.6m
性別:♂
保有術力:魔
性格:細かいことは微塵も気にしないかなりの豪快且つ大雑把な性格
備考:ゼクスと契約した下級契約獣。
階級は蛟、保有する四大術力は魔のため、『魔蛟』に分類されている。
幼少期のゼクスがハツの次に契約を交わした契約獣で、契約した理由はサーフィンの練習に付き合ってもらうという契約にしてはかなり軽い理由で交わされた。
しかしながらゼクスを背に乗せて日々サーフィンの練習をしていく内に自然と気が合ったらしくわりと簡単に打ち解けていき、それと同時に水中・水上戦におけて絶妙なコンビネーションを発揮出来るようになった。
このことに関して両者曰く『ま、結果オーライじゃね?(ゼクス談)』及び『ま、いいんじゃねぇの?(ジョズ談)』とのこと。
魔の力を用いて水を操る能力を持ち、海や湖といった水場でなら水を操って攻撃や防御、補助などに利用出来るが、逆に水がなければただの役立たずになってしまう大きな欠点を抱えている。
強靭な顎の力と鋭い歯を武器にした水中からの奇襲、及び水中での高速移動を得意としている。
また、短時間でなら大気中の水分を集めて空を泳ぐことも出来るが、力を常時発動させる必要があるため、効率はハッキリ言って良くない。
普段は力を抑えた姿をそのままに25cm程度の大きさになった形態『リトルスタイル』を取っており、ゼクスの部屋に完備された巨大な水槽を独占している。
但し、移動時には専用のカプセルに入らないとならないので移動の時は必ず窮屈な思いをしている。
契約の宝珠は背鰭を模した紺色の宝石である。
名前:スパイダー
容姿:全体的に藍色で覆われ、くの字に曲がった四角錐状の牙、腹部に紅いギザギザライン状の模様が入り、歩脚の第一関節までが細長い三角錐状の爪と一体化したものになった朱色の8つの目を持つ巨大な蜘蛛
全長:254cm
性別:♂
保有術力:妖
性格:寡黙で必要以上は喋らない冷静沈着な性格
備考:ゼクスと契約した下級契約獣。
階級は蟲、保有する四大術力は妖のため、『妖蟲』に分類されている。
ミューテリアル学園に入学して以降に契約を交わした契約獣であり、ゼクスが契約を交わした契約獣の中では一番の後輩に当たる。
しかし、ハツのことを時折獲物として見ることがある。
妖の力を糸として放出する能力を持ち、糸を用いたトリッキーな戦術と爪と牙を用いた近接戦闘を得意とする他、罠の設置や束縛、相手の行動を制限すること等も可能にしている。
また、ゼクスを背に乗せて地上を移動することもある。
普段は力を抑えた24cm程度の大きさになった形態『リトルスタイル』を取っており、ゼクスの部屋にある机の一番下にある大きな引き出しの中を根城にしている。
契約の宝珠は蜘蛛の巣を模した藍色の宝石である。