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序曲~究極の青石~
5月のある日…流星群が降った
その夜、一頭の牝馬が産気づいたのだ
「ソフィア、頑張れ!」
「もう少しだ!」
関係者の努力もあり
何とか無事に白毛の牡馬を出産した
その馬が立ち上がった瞬間
関係者全員が息をのんだ
「何という馬体だ」
「惚れ惚れするぜ」
そしてソフィアレッドの母乳を飲むと
子馬は眠りについた
そのときの子馬が
どんな夢を見たかは誰も知らない
しかし、倒産寸前の牧場に一筋の光が差した
そして、この子馬には
いくつもの試練が待ち受けることを
まだ誰も予測することはできなかった




